良いかどうかは別として、私は株主優待のある銘柄は結構好んで投資しています。
株式投資の醍醐味は売却益ではありますが、保有期間中にメリットのある配当金や株主優待は、保有するメリットともなるからです。
もちろん、「配当があるから」「優待があるから」とダラダラと株価が下げ続ける銘柄を保有してしまいかねないデメリットがあるのも事実です(私の場合)。今のところ、大きな含み損はありませんが。
株価が10万円以下の会社の場合、
- 投資がしやすい
- 複数単元買いやすいため、買いの分散がしやすい
- 株価が下落しても損失が限定的
配当や優待でパフォーマンスを上げる戦略です。3銘柄ピックアップしてみました!
株価10万円以下で考える優待銘柄
株価10万円以下と少額投資が実践できる銘柄です。
6670 MCJ
mouseを作っている純国産のパソコンメーカーであるMCJ。
MCJは、8期連続で増配を続けている増配銘柄。
配当性向30%以上、DOE4.5%を掲げており、株主還元にも積極的な会社です。
配当金は8年で18倍にもしている会社ですね。すごいです。
株主優待は、100株保有で1,000円分のパソコン診断券をもらうことができます。
1000株保有になれば、カタログから1万円相当の商品を選ぶことができます。
業績面も好調に推移しています。
なんでフィットネスなども手掛けているのかちょっと不明な事業もありますがw本業のPC事業は好調ですね。
21年3月期3Q時点で、経常利益の進捗率は83.2%にも達していますが、3Q決算時点では上方修正を出していません。上方修正の可能性があるのではないかなとも考えています。
DOE(株主資本配当率)=配当総額÷純資産
- (配当総額÷当期利益)×(当期利益÷純資産)
配当性向×ROEで計算することができます。
配当の指標としては、単年度に稼いだ純利益に対する配当の割合を示す配当性向が一般的だ。
しかし、純利益は年度によって変動が大きく、配当性向だけを基準にすると配当金額が安定しなくなることもある。
一方、DOEの場合、ベースとなる株主資本は株主が出資した資本に、これまで蓄積した利益剰余金を加えたストックであり、比較的変動が少ない。
8935 エフ・ジェー・ネクスト
エフ・ジェー・ネクストは、首都圏を中心にマンション販売を手掛ける不動産会社です。株価は10万円ちょっと超えてます。
同社は、自己資本比率が50%を超える財務力の良さです。
レバレッジを効かせる不動産会社の中では、珍しい水準の高さです。
100株保有で三越伊勢丹セレクトのカタログギフトから商品を選ぶことができます。
22年3月期から優待は1,000株からのみに変更されました。
1000株保有であれば、3年以上継続保有で5,000円にグレードアップしています。
配当利回りは4%弱と高く、配当収入も期待できる銘柄です。
じわじわと株価も上がってきました。
業績の面のチェックです。
コロナの影響で21年3月期は減収減益の予想。
配当金は据え置きで配当性向はやや上がっていますが、30%未満と十分に低い水準。
自己資本利益率58%と高い財務力を有します。
8897 タカラレーベン<優待廃止>
タカラレーベンは、マンションデベロッパーですね。
コロナ禍前に購入した銘柄ですが、減配はするわ、株価は上がらないわで保有しているのが嫌な時期もあったのですが、何かと自力もあり、少額高配当・優待株として再び魅力を感じるようになってきました。
100株保有でおこめ券がもらえて、株数に応じて、おこめ券が増えていきます。
残念ながら、株主優待は廃止されました。
タカラレーベンの業績ですが、FJネクスト同様に21年3月期は減収減益。
そして、配当金は調べる限り10期以上ぶりの減配をしています。
配当性向30%程度という配当目標がありますので、業績の回復が待たれるところ。
おまけ)株価1万円台 9980 MRK HD
MRK HDはRIZAP傘下の補正下着メーカーのマルコを中核とする会社ですね。
株主優待はマルコの20%割引券がもらえます。
自己資本比率75%と非常に高く、財務力は安定的。
割引券優待のほかに、RIZAPグループの商品がもらえるポイントが100株からもらえます。
100株で4,000ポイント(ポイントは3年間繰り越し可能)なので、保有するだけで3年後にはほぼ投資額をペイできます。
1万円台の投資なので、邪魔にならないので保有しておいてもいいかなと思い保有しています。
LINE証券やLINE証券のように、少額投資がしやすい証券を利用して、保有するのも良いですね。NISA枠で中途半端に残った場合の投資先でも良さそうです。正直、めちゃくちゃ分析はしていませんが、財務が良いだけで倒れる心配はないかと。
21年3月期予想はまだ出されていませんが、過去に営業CFがマイナスである時期もあり、財務のチェックは欠かせません。
けど、ぶっちゃけ投資額1万円台なので、全く気にしないw
一応含み益だし!
優待案内が届きましたが、ぶっちゃけ想像以上にしょぼく、1万円の投資をするのももったいないくらいでした。
10万円以下で購入できる株主優待
FJネクストは10万円を少し超えてしまっていますが、10万円以下で購入できる優待株を3つピックアップしてみました。
少額投資でも、配当金収入や優待があることで、メリットは出てきますね。
私はこうした株をいくつか保有し続けていますが、地味に生活メリットもあるので、ぜひ少額投資も実践してみてください。
将来のお金の不安を小さくしていくためには、資産運用は欠かせません。
資産運用の代表的なツールが「株式投資」。
株式投資では、ある程度の資金が必要ですが、何事も「小さく始めること」が大事です。
少額でも投資する良い方法があります。
【LINE証券のメリット】
- 1株数百円から手軽に投資ができる(最低100円から投資ができる)
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LINE Pay・LINEポイントを使って投資ができる(1ポイント1円で入金可能)
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財務分析をする際にLINE証券の銘柄スカウターは、欠かせないツールだと考えています。まだ、口座を開設してない方は、この機会に開設しておきましょう!
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