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JR・JAL・ANAの業績・株式指標の比較。株価下落で投資チャンス到来か?!

新幹線、JAL、JR、ANA (1)厳選銘柄
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新型肺炎の影響で、軒並み株価が下がり始めていますね。

特に、百貨店、航空会社、鉄道会社など下げがきつくなっています。

そのなかでも、JRのように強固な財務と安定収入源のある銘柄はチャンスのように思います。

航空会社であるJALやANAは、株主優待も人気で、配当利回りが高いので人気銘柄。

こうした特殊要因による下落は投資するチャンスかもしれません。

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JR各社やJAL・ANAが軒並み株価下落

まず、年明け以降の株価の推移を見てみます。

JR東日本(9020)は、ついに9000円割れまで下がっています。

9020 JR東日本 日足チャート かぶたんより

9020 JR東日本 日足チャート かぶたんより

JR西日本(9021)も9000割れの株価となっていますね。

9021 JR西日本 日足チャート かぶたんより

9021 JR西日本 日足チャート かぶたんより

JR東海(9022)は、株価水準も高いですが、21000円割れになっています。

9022 JR東海 日足チャート かぶたんより

9022 JR東海 日足チャート かぶたんより

続いて、航空会社である日本航空・JAL(9201)ですが、ついに3000円割れとなっています。

9201 JAL 日足チャート かぶたんより

9201 JAL 日足チャート かぶたんより

ANAHD(9202)については、3300円割れと数か月ぶりの安値をつけています。

9202 ANA 日足チャート かぶたんより

9202 ANA 日足チャート かぶたんより

JALの中国線の旅客収入は全体の10%程度のようです。

ANAは、2月の中国発の中国発の予約旅客数が、前年比でほぼ半減、日本発についても約4割減となっていますが、JAL同様に旅客収入の全体の10%程度が中国線になっています。

中国線だけで見ると、10%程度ですが、新型肺炎を発端とする旅行、出張控えなどがどれだけ出るか今後不透明ですね。

東海道新幹線(JR東海)の2月1~19日の輸送量(速報値)が前年同期比8%減になっており、観光客の減少や企業の出張抑制が響いているもよう。

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業績が安定しているJR

私は、上記5社のなかで、投資するならJRに投資します。

JRは、航空会社と違って、路線敷設に莫大な投資が必要なものの、独占して収益を得られるというメリットがあります。

JR東海が分かりやすいですが、東京ー大阪間の新幹線は、JR東海のみが運営できますし、莫大な収益力を誇ります。

テレワークなどの普及もあるでしょうけど、東京ー大阪間の需要は今後も続くと考えられます。

営業利益率(2019年)の比較をしてみました。

JRと航空会社

じぇ、JR東海すげーー!!

JR東海は、すさまじい収益力です。

まるで、設備投資の小さいソフト会社のようです(実際は莫大な設備投資が必要ですが)。

売上高・営業利益・営業利益率の推移

業績の推移を見ておきます。

まずは、JR東日本(9020)です。

売上・営業利益ともに安定して推移しており、利益率も高く安定しています。

9020 JR東日本

続いて、JR西日本(9021)。リーマンショックのときに大きな収益源になっていますが、それ以降は業績も伸びていますね。

9021 JR西日本

JR東海(9022)も、リーマンショックのときは利益・利益率は減少していたんですね。

こうしてみると、JR東日本の安定度はすさまじく感じます。

JR東海は、そのあとの利益率の高さは、業績の伸びは大企業とは思えなくくらいです。

9022 JR東海続いて、日本航空(9201)です。

一度、上場廃止になっていますので実質2012年3月期からです。

業績は好調ですが、利益面ではやや陰りが見えてきます。

9201 JAL

全日空のほうが、業績下降時の結果が分かるので参考になりますね。

リーマンショックのときには、営業損益となっていますし、直近はJAL同様にやや下がってきています。

9202 ANA

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JR各社とJAL・ANAの株価指標比較

業績の安定度やそれを生み出す背景を踏まえると、配当や優待で魅力なJALやANAよりも、JRに投資をしたくなりますね。

最後に、株価指標の比較です。株価は2020年2月21日現在のもの。

東日本旅客鉄道

西日本旅客鉄道

東海旅客鉄道

日本航空

ANAHD

(銘柄コード)

9020

9021

9022

9201

9202

株価(20.2/21)9,089.0 円8,657.0 円20,690.0 円3,000.0 円3,246.0 円
売買単位100 株100 株100 株100 株100 株
時価総額34,350 億円16,564 億円42,621 億円10,296 億円11,312 億円
予想PER13.0 倍13.8 倍9.5 倍11.1 倍11.6 倍
PBR1.06 倍1.44 倍1.06 倍0.86 倍0.93 倍
予想配当利回り1.8%2.2%0.7%3.7%2.3%
ROE10.0%9.8%13.4%13.6%10.6%
ROA3.6%3.3%4.8%7.8%4.2%
自己資本比率36.7%33.3%37.3%57.4%40.9%

5社ともに、PER、PBRで見るとかなり割安ですね。

JR東海はPER10倍割れですし、JAL、ANAはPBR1倍割れとなっています。

JALは配当利回り3.7%と高いのも魅力的です。

新型肺炎の影響で各社かなり株価を下げていますが、新型肺炎の影響は一時的なものと想定されますので、株価が下がっているのはチャンスにしか見えません。

個人的には、JR東日本かJR東海に魅力を感じます。

空の移動は、多数の航空会社に開かれているため、ライバルが多く、ときに価格競争になります。その点、鉄道ビジネスは、独占力が高く、競争優位性がありますね。

安定運輸収入、不動産収入のあるJR各社は魅力的な存在ですね。

ではでは。

JRの株主優待・配当利回り・営業利益率の比較(JR東日本、東海、西日本、九州)。最強の不動産会社は?
株式投資の楽しみのひとつに、株主優待や配当金があります。我が家は、連続増配株への投資を基本としていますが、普段、使う施設や交通手段などの株主優待を持っていると、節約にも繋がりますね。以前、全日空(ANA)の株主優待を持っていましたが
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