【米国株の増配株一覧】増配株は市場平均(S&P500)よりもリターンが良いのか

米国株 配当王オススメ書籍
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将来のお金の不安を小さくしていくために、株式投資を続けています。

そのなかでも、私は「キャッシュフローを作ること」を重視しており、株式からの『配当金』を増やすことに注力しています。

コツコツと投資を続けることで、今では年間配当金が130万円(税引き後)を超えており、配当金で住宅ローンを賄える状態になっています。

配当金は比較的安定しているので、給料以外の貴重な収入源に育っていきます。

日本株への投資が多いですが、米国株にも投資をしています。

配当金、つまり株主還元を重視する経営は、日本株よりも米国株のほうが強いからです。

50年以上増配を続ける配当王、25年以上増配を続ける配当貴族銘柄など、増配姿勢の強い銘柄が多いのです。

国内株は花王の30年増配がトップですが、米国株はアメリカン・ステイツ・ウォーター(AWR)はなんと65年連続で増配を続けています。

投資資金の一部は、米国株で運用しており、年間の配当金を底上げしてくれているのは、米国株の増配力のおかげです。

米国株への投資をする際に、参考にしているのが、米国株の分析に長けている『ひろめさん(Twitter:@hiromethods、ブログ:複利のチカラで億り人」』です。

米国株での投資をする際には必見ですが、著書「バリュー投資家のための「米国株」データ分析」で詳細にまとめられているので、手元に置いていておくといいでしょう。

米国株(19年末時点)の増配株をピックアップしてみました。

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連続増配株の宝庫!米国株に目を向けよう

米国株は、増配姿勢が強い、つまり、株主還元重視の経営が浸透しています。

ただ、増配を続けるためには、その原資となる業績が好調でないとできないことですので、強固な収益力のあるビジネスモデルを有している銘柄が多いということです。

  • 株主還元に積極的であり続ける
  • 不況に強くて業績が安定している
  • 1株あたりの価値が長期的に上がり続ける
  • 一時的に業績が停滞しても結局は持ち直す
  • 参入障壁(ワイドモート)の高い事業活動を行っている
  • 長期的なトータルリターンが市場平均(S&P500)を上回る

引用:バリュー投資家のための「米国株」データ分析

増配を続ける銘柄には、魅力的な銘柄ばかりですね。

50年以上増配を続けている銘柄【29銘柄】

50年以上増配を続けている銘柄を調べてみると、29銘柄あります。

The DRiP Investing Resource Center」を利用すると、Excelでデータを入手できます。2020年1月2日現在でまとめています。

アメリカン・ステイツ・ウォーター(AWR)を筆頭に、60年以上増配している銘柄も8銘柄もあります。

私たちの生活に身近なところでは、P&Gですね。

多くの方がその商品を使っているのではないでしょうか。

名称ティッカー増配年

株価

配当利回り過去10年の増配率ave配当性向
American States WaterAWR6586.641.418.755.71
Dover Corp.DOV64115.261.708.643.46
Northwest Natural GasNWN6473.732.591.785.65
Emerson ElectricEMR6376.262.624.056.18
Genuine Parts Co.GPC63106.232.876.655.96
Procter & Gamble Co.PG63124.902.395.6184.17
Parker-Hannifin Corp.PH63205.821.7113.030.88
3M CompanyMMM61176.423.2610.968.90
Cincinnati FinancialCINF59105.152.133.540.43
Farmers & Merchants BancorpFMCB57768.101.862.7n/a
Johnson & JohnsonJNJ57145.872.616.972.38
Coca-Cola CompanyKO5755.352.896.990.40
Lancaster Colony Corp.LANC57160.101.758.750.72
Lowe’s CompaniesLOW57119.761.8419.458.20
Colgate-Palmolive Co.CL5668.842.507.161.65
Nordson Corp.NDSN56162.840.9314.525.85
ABM Industries Inc.ABM5337.711.963.358.27
Hormel Foods Corp.HRL5345.112.0616.051.67
California Water ServiceCWT5251.561.533.033.19
Federal Realty Inv. TrustFRT52128.733.264.6125.00
Stepan CompanySCL52102.441.078.622.49
SJW Corp.SJW5271.061.696.286.33
Stanley Black & DeckerSWK52165.741.677.650.09
Target Corp.TGT52128.212.0614.442.31
Tootsie Roll IndustriesTR5234.141.054.537.89
Commerce BancsharesCBSH5167.941.536.429.13
H.B. Fuller CompanyFUL5051.571.248.924.06
Altria Group Inc.MO5049.916.739.7361.29
Sysco Corp.SYY5085.542.105.054.71

これだけ、増配を続けている銘柄は、安くなった時に購入できれば、永久保有でよいくらいです。

配当利回り3%以上+配当性向80%未満【30銘柄】

増配株のなかでも、配当利回りが3%以上で、配当性向が80%未満の銘柄をピックアップしてみました。

トップは、マーキュリー・ジェネラル(MCY)(セクター金融)となっています。

名称ティッカー増配年株価配当利回り過去10年の増配率ave配当性向
Mercury General Corp.MCY3348.735.170.867.56
People’s United FinancialPBCT2716.904.201.555.47
Franklin ResourcesBEN4025.984.1614.045.96
Chevron Corp.CVX32120.513.956.066.20
National Fuel GasNFG4946.543.742.749.57
Weyco Group Inc.WEYS3826.453.634.952.46
United Bankshares Inc.UBSI4538.663.621.654.90
Old Republic InternationalORI3822.373.581.635.71
Southside BancsharesSBSI2537.143.3412.656.62
Consolidated EdisonED4590.473.272.369.81
3M CompanyMMM61176.423.2610.968.90
Community Trust Banc.CTBI3946.643.263.141.99
Eaton Vance Corp.EV3946.693.218.642.86
Leggett & Platt Inc.LEG4850.833.154.472.40
Walgreens Boots Alliance Inc.WBA4458.963.1013.642.56
Archer Daniels MidlandADM4446.353.029.668.29
Kimberly-Clark Corp.KMB47137.553.006.070.31
Cullen/Frost BankersCFR2697.782.905.140.46
Genuine Parts Co.GPC63106.232.876.655.96
Nucor Corp.NUE4756.282.861.327.38
John Wiley & Sons Inc.JW-A2648.522.809.553.13
PepsiCo Inc.PEP47136.672.808.046.99
MDU ResourcesMDU2829.712.792.861.94
Caterpillar Inc.CAT26147.682.798.440.00
Sonoco Products Co.SON3761.722.794.652.92
Clorox CompanyCLX42153.542.767.767.30
Arrow Financial Corp.AROW2637.802.752.942.62
Black Hills Corp.BKH4978.542.723.758.31
Artesian ResourcesARTNA2737.212.683.161.63

増配が続く銘柄でも、今の配当利回りが低すぎると高配当に成長するのに時間を要します。

配当利回りが3%以上で、かつ、増配銘柄であれば、多く配当金を受け取ることができるので、配当金増加に最適とも言えますね。

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配当金投資はパフォーマンスが良いのか

一般的には、配当金は受け取るたびに課税されるため、パフォーマンスが落ちるとは言われています。

私は、キャッシュフローを重視しているので、配当金を再投資することによる複利の力を実感していますが、冒頭で紹介した『バリュー投資家のための「米国株」データ分析』で、比較がされていました。

50年以上増配を続けている銘柄は『配当王』25年以上増配を続けている銘柄を『配当貴族』と呼ばれます。

本を読むまで知らなかったのですが、25年以上増配でも配当権利落ち日×暦年の年間配当が25年以上続く銘柄を『配当貴族』、

配当支払い日×暦年の年間配当が25年以上続く銘柄を『配当チャンピオン』と呼ぶそうです。

詳細は、著書を読んでもらえればと思いますが、「連続増配」でも定義によって変わってくるんですね。

配当貴族指数×S&P500指数

配当貴族指数 S&P500 バリュー投資家のための「米国株」データ分析

配当貴族指数×S&P500 図表はバリュー投資家のための「米国株」データ分析より

上記図表は、バリュー投資家のための「米国株」データ分析より引用しています。なお、著者であるひろめさんの承諾を得て、本記事に掲載しております。

過去11年のパフォーマンスを見ると、「配当貴族」銘柄が市場平均を上回っています。

2008年のリーマンショックのときには、配当貴族指数は市場平均よりも14.63%も上回っています。

<2008年のパフォーマンス>

  • 配当貴族指数 ▲22.96%
  • 市場平均(S&P500) ▲37.58%
  • その差 14.63%

下落相場にも強いのが、配当貴族銘柄ですね。

11年間で、配当貴族銘柄は約2.3倍、S&P500は約1.7倍と配当貴族銘柄のトータルリターンが高かったのです。

配当ももらえて、市場平均をアウトパフォームしていたので、メリットが大きいですね。

50年以上の増配・配当王vsS&P500指数

過去25年のパフォーマンスを見ておきましょう。

配当王 S&P500 バリュー投資家のための「米国株」データ分析

配当王×S&P500 図表はバリュー投資家のための「米国株」データ分析より

 
上記図表は、バリュー投資家のための「米国株」データ分析より引用しています。なお、著者であるひろめさんの承諾を得て、本記事に掲載しております。

この25年の間に配当王は約7.8倍とS&P500の約5.4倍を大きく上回るパフォーマンスです。

また、下落相場でもその力は発揮されており、市場平均よりも20.78%も上回っています。

<2008年のパフォーマンス>

  • 配当王銘柄 ▲16.8%
  • 市場平均(S&P500) ▲37.58%
  • その差 20.78%

こうしたデータは非常に知っておきたいことですね。

増配を続ける銘柄に投資対象を絞り、配当再投資を繰り返すことで、トータルリターンは勝ちやすいわけです。

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増配株への投資を続けるメリット

増配株への投資は、私も最重要投資先として、多く保有しています。

米国株は、投資したい銘柄が豊富ですので、配当を増やしていくには外せない市場ですね。

バリュー投資家のための「米国株」データ分析』では、

  • どのような銘柄に投資すれば良いのか
  • 投資する際の判断はどうするのか

をデータをもとに、また、そのデータ分析のノウハウがわかりやすくまとめられています。

57年連続増配で、誰もが知っているジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)は、投資先として魅力的ですが、

57年も増配を続けているのに、配当性向がほとんど変わりません。

JNJ 配当性向 バリュー投資家のための「米国株」データ分析

図表はバリュー投資家のための「米国株」データ分析より

上記図表は、バリュー投資家のための「米国株」データ分析より引用しています。なお、著者であるひろめさんの承諾を得て、本記事に掲載しております。

つまり、1株利益であるEPSが右肩上がりで増えている証拠であり、まさに増配株のなかでも、非常に魅力的な銘柄と言えますね。

増配株への投資を続けることで、

  • 配当金が毎年増える
  • 安定配当を実現できる銘柄なので、安心して保有できる
  • 長期投資ができる(狼狽売りを防げる)

というメリットを感じています。

再現性の高い投資手法と言えるのです。

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米国株の投資の手元に置いておこう

今回、「バリュー投資家のための「米国株」データ分析」を読んで、より増配株投資への確信を持つことができました。

これから、投資をされる方にとっても、また、米国株投資をすでにされている方にも発見のある本ですので、読まれることを推奨します。

バリュー投資家のための「米国株」データ分析 ~目次~

  • 第1章 ひと握りの優良株に投資する方法
    • 1-1 優良株の見分け方
    • 1-2 S&P 500配当貴族指数
    • 1-3 配当チャンピオンと配当王
    • 1-4 配当公爵(Dividend Dukes)
    • 1-5 配当貴族指数 vs 配当王 vs 配当公爵
  • 第2章 バリュー投資の実践術
    • 2-1 バリュー投資の本質
    • 2-2 優良米国株のバリュエーション判断
    • 2-3 ポートフォリオの作り方
  • 第3章 「米国株」データ分析の手順
    • 3-1 米国株のデータ分析に必要な基礎知識
    • 3-2 PER(株価収益率)推移を求めてグラフ化する手順
    • 3-3 PSR(株価売上高倍率)推移を算出してグラフ化する手順
    • 3-4 PBR(株価純資産倍率)推移を算出してグラフ化する手順
    • 3-5 配当利回り推移を算出してグラフ化する手順
  • 第4章 配当にかかる税金の知識
    • 4-1 米国株の配当にかかる税金の仕組み
    • 4-2 配当の二重課税は外国税額控除で解消する
    • 4-3 ベストな配当課税方式を選択する
    • 4-4 サラリーマンが確定申告するデメリット
    • 4-5 年収ごとの「米国株」配当税率一覧
  • 第5章 米国株と配当金生活
    • 5-1 配当金生活するときの社会保険料
    • 5-2 配当金生活するときの配当税率

引用:【筆者が語る】『バリュー投資家のための「米国株」データ分析』に込めた想い

銘柄分析も勉強になりますが、配当金にかかる税金の知識が手に入るのも、ほかにはないところですね。

配当金生活を実現するために、永久保存しておこうと思います。

ではでは。

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オススメ書籍 米国株(配当)
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