JT(日本たばこ産業、2914)から株主優待が到着しました。
なんだかんだで株主優待はもらえると嬉しいものです。
今回は、2018年12月権利確定日分です。
JTの株主優待制度は、変更されるので、2019年6月権利確定で優待がもらえるのは最後となりますね。
我が家は、2018年12月権利確定日時点で4000株(3400株、400株、100株×2)と家族4人で保有していましたので、株主優待もたくさんもらうことができました。
JTの株価は下落が続いていますが、配当利回り6%と株主優待がある点で、魅力的な銘柄です。
株主優待について、まとめておきます。
JTの株主優待(2018年12月権利確定分)
JTの株主優待は、子会社のテーブルマークや富士食品工業の商品をもらうことができます。
2019年6月末権利確定日分までは、優待は次のとおり。
Aコース 100株以上200株未満保有の株主様 【1,000円相当】
Bコース 200株以上1,000株未満保有の株主様 【2,000円相当】
Cコース 1,000株以上2,000株未満保有の株主様 【3,000円相当】
Dコース 2,000株以上保有の株主様 【6,000円相当】
このほか、それぞれ優待品相当額を寄付することもできます。
我が家は、100株分寄付をして、あとは優待をもらいました。
CコースまたはDコースでもらえる「さぬきうどんセット(10食)」は、冷凍庫に入らないと却下されたので、カップ麺やご飯の詰め合わせ、スープ・調味料の詰め合わせをもらいました。
ご飯の詰め合わせはそのまま食べるとあんまりおいしくないので、チャーハンとかにして食べると良かったです。
サンジェルマンのベーカリー・ラスクとジャムの詰め合わせも重宝します。
ラスクとジャム以外は、基本的に非常食として待機させています。
JTの株主優待は変更されます(2019年12月から)
12月決算の企業のため、これまで6月権利確定日と12月権利確定日にJT株を保有していれば、株主優待は2回もらうことができていました。
配当金も同様です。
2019年6月権利確定日の
【2021年6月の権利確定日】
権利落ち日は、6月30日(水)(この日以降に株を売っても優待がもらえる日)
にJTを保有していれば、株主優待をもらうことができます。
2019年12月以降は、株主優待は12月権利確定日のみと年1回に変更されますね。
また、株主優待をもらうためには、「1年以上継続保有」という条件がつきます。
同一株主番号で、3月、6月、9月、12月と連続して5回以上、株主であることが必要になります。
2019年12月以降のJTの株主優待は、もらえる回数は減りますが、優待利回りはアップしますね。
Aコース 100株以上200株未満保有の株主様 【2,500円相当】+500円UP
Bコース 200株以上1,000株未満保有の株主様 【4,500円相当】+500円UP
Cコース 1,000株以上2,000株未満保有の株主様 【7,000円相当】+1000円UP
Dコース 2,000株以上保有の株主様 【13,500円相当】+1500円UP
株価2550円で計算すると、優待利回りは、
株主優待(円相当) | 優待利回り | |
100株 | 2,500 | 0.98% |
200株 | 4,500 | 0.88% |
1000株 | 7,000 | 0.27% |
2000株 | 13,500 | 0.26% |
となりますね。
株数が増えると優待利回りは下がっていきますが、
100株保有であれば、配当金と合わせて7%の利回りとなるので、かなり魅力的ですね。
参考 JTの株主優待のページ
JTの配当金推移や業績
JTの株主優待はなかなか魅力的ですが、配当金も魅力的です。
そして、その配当金を出し続けられる安定業績がある。
16期連続増配を予定
あのリーマンショックのときにも減配せずに、配当金を増やす増配を続けています。
2019年12月期で16期連続の増配を予定していますね。
利益のうち、どれだけ配当金にお金を振り向けているかを見る配当性向は、年々上昇傾向で、配当余力は削られています。
フィリップモリス・インターナショナル(PM)やブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)など世界のたばこメーカーも同じくらいの配当性向です。
たばこメーカーは配当性向は高めですね。
業績は極めて安定
たばこ産業は、たばこ人口の減少に伴い右肩下がりの産業です。
それでも、JTの場合、たばこの値上げや海外たばこメーカーの買収による海外事業により、業績は安定していますね。
赤字になるような会社ではありません。
現金を稼ぐ力を見る営業キャッシュフローマージンは、20%前後と高く、安定しています。
キャッシュフローの推移を見てみると、海外たばこメーカーを買収している年には、投資キャッシュフローのマイナスが大きくなっています。
2016年以降は、フリーキャッシュフロー(FCF)が小さくなっていますが、2019年12月期は久しぶりに2000億円を超える予定です。
第一四半期決算も好調でしたし、今期は順調な滑り出しです。
株式投資では、株主優待や配当金も魅力!
6月権利確定日でJTの株主優待がもらえるのは、今年が最後です。
12月権利確定日からは、年1回の株主優待に変更され、1年以上継続して保有することが必要になりますね。
JT(2914)の指標 ソース:楽天証券
- 株価 2498円
- PER 11.98倍
- PBR 1.7倍
- 配当利回り 6.18%
- ROE 14.3%
JTの配当金は、安定して増えています。
増配余力は乏しくなっていますが、今の水準は維持できるのではないでしょうか。
我が家は毎年100株~200株ずつ買い増ししていく方針です。
安定配当株として、また、優待株として魅力のある銘柄と言えます。
JTのM&Aに関する姿勢や大型買収のときにどうしていたのかを知ることができる良書です。
当時の買収担当者が書いているものですので、JTホルダーは読んでおくといいでしょう。
将来のお金の不安を小さくしていくためには、資産運用は欠かせません。
資産運用の代表的なツールが「株式投資」。
株式投資では、ある程度の資金が必要ですが、何事も「小さく始めること」が大事です。
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