ふるさと納税のデメリットやするときの注意点をまとめています。
ふるさと納税歴10年年で賢く使えばふるさと納税は、私たちの家計にプラスになります。
ただ、注意点もいくつかあるので、これから初めてふるさと納税を始める方は、この記事で学んでいきましょう。
3分くらいで読んでいただけます。
ふるさと納税の仕組み
ふるさと納税というネーミングですが、実態は自分が住む自治体以外への寄付をすることです。
ふるさと納税の手順です。
ステップとしては、
- 自治体に寄付をする
- 返礼品をもらう
- 寄附金控除を受ける
というものです。
ニュースでも見たことがあるかもしれませんんが、寄付金の3割以下にしてねと総務省が各自治体に通知を出しています。
そのため、多くの自治体では返礼割合は3割以下となっています。
例えば、50,000円寄付をすれば、15,000円分の返礼品がもらえて、48,000円の税金が後から戻ってきます。
50,000円寄付
返礼品割合 15,000円(50,000×0.3)
税金控除 ▲48,000円
実質の負担は2,000円で済みますので、2,000円で15,000円の返礼品がもらえているという構図になります。
ふるさと納税の注意点とは?
それでは注意点を早速見ていきましょう。
注意点① 所得によっては控除されない
本来自分の自治体に納める税金を、他の自治体に寄付することで税金控除を受けるものです。
このため、「納税している方」が対象です。
そして、納税金額に応じて、税金控除の金額が変わってきます。
年収が高いほど控除額が増えるわけです。
こう言われてみると当たり前のことですが、確認が大事です。
例えば、所得のない専業主婦(夫)は、ふるさと納税をしてもメリットがありません。
年金収入を受け取られている方は、ふるさと納税のメリットがあります。
副業収入のある方、不動産所得のある方ももちろんできます。
ふるさと納税の限度額は、年収によって異なりますので、確認しておくのが大事です。超重要です。
注意点② 実質的な節税であり、直接的な節税ではない
寄付金として最初にお金が出ていってるものが、後で戻ってくる形なので金額的な節税にはなりません。
ただ、さきほど見たように、返礼品分はお得なのでやっておくといいですね。
返礼品分が実質節税というわけです。
もう一度さきほどの例を見ておくと、
50,000円寄付
返礼品割合 15,000円(50,000×0.3)
税金控除 ▲48,000円
実質2,000円で15,000円分の返礼品をもらうことができます。
我が家も、おいしいお肉を食べたり、産地特産品のフルーツを頂いたり、旅行に行けたりとかなり生活の充実度に貢献してくれています。
もうやらなきゃ損というほどいい制度です。
注意点③ 自分が住んでいる自治体は対象外
基本的には、自分の住んでいる自治体へのふるさと納税は対象外です。
返礼品ももらえない自治体が多いです。
わざわざ自分の自治体にふるさと納税したから、返礼品がもらえる。しない方は、返礼品がもらえない。
住んでいるのは一緒なのに・・・と、不公平感が出るからでしょう。
注意点④ 確定申告をする必要がある
税金を安くしてもらうためには、原則として確定申告が必要です。
これを忘れてしまうと、寄付をしているだけとなり、お金の出費としては大きくなってしまいますね。
確定申告はそれほど手間ではなく、郵送で対応できますので、わざわざ税務署に行くことはありません。
私も一度も税務署に行って、提出したことはありません。
すべて郵送で手続きをしていますが、問題なく税金の控除を受けることができています。
所得税は還付してくれるので、銀行振り込みしてくれますね。
確定申告は、寄付した自治体から送られてくる「寄付金領収証明書」を添えて、申告するだけという超簡単です。
ふるさと納税の確定申告書の書き方を参照してくださいね。
確定申告書の本を一冊買っておけば、それを見ながらでもすぐにできます。
ふるさと納税はどうやってすべきか?
ふるさと納税の基本的な注意点は、わかって頂けたかと思います。
これからふるさと納税をして、返礼品を受け取るには、まずはふるさと納税のサイトに登録することが必要です。
登録は3分ほどでできるので簡単です。
などが代表的なサイトですね。
基本は全部登録するでOKです。
それぞれ返礼品が異なることがあるので、複数登録しておくと吉となります。
あなたの所得によって、シミュレーションして、限度額を確認しておきましょう。
扶養家族の状況によって限度額は変わりますが、年収ごとの目安です。
- 年収400万円 12,000円~42,000円
- 年収500万円 28,000円~61,000円
- 年収600万円 43,000円~77,000円
- 年収700万円 66,000円~108,000円
- 年収800万円 85,000円~129,000円
- 年収900万円 119,000円~151,000円
- 年収1000万円 144,000円~176,000円
ふるさと納税の注意点を踏まえながら、実際に利用してみると、おいしい返礼品の受け取りなど、家族に喜ばれます。
おさらいですが、ふるさと納税のステップは、
- 自治体に寄付をする
- 返礼品をもらう
- 寄附金控除を受ける
めちゃ簡単です。
我が家が使っているのは、ふるなびやさとふるをメインに利用していますので、参考にしてみてくださいね。
ふるなびは、Amazonギフト券が寄付額の1%(キャンペーンで1月31日まで7%!!クラウドファンディングは8%!!)必ずもらえます。
3分で登録できるので、まずは無料会員になっておきましょう。
ではでは。
コメント