人の給料って気になりますが、なかなか知ることができない分野です。
お金の話ってなかなかできないですし、「いくら給料あるの?」「どのくらい貯金があるの?」って聞けないものです(いきなり聞いてくる人は極めてデリカシーのない方ですw)。
さて、20代、30代で都道府県で見ると、どこが一番稼いでいるのか?
厚生労働省が毎年取りまとめている「賃金構造基本統計調査」を見てみると、明らかになってきます。ちなみに、RESASという統計サイトでも確認することができます。
まとめてみました。
最も稼いでいるのは「東京都」
予想通りと言えば、予想通りなのですが、最も収入が高いのは「東京都」の585万円となっています。
逆に最も低いのは「宮崎県」の341万円となっていますね。
年齢別で見る稼いでる都道府県
それでは、年齢別に見てみます。
データは5歳刻みですが、
- 25~29歳
- 30~34歳
- 35~39歳
の3区分で見てみました。
25~29歳で稼いでいるのは「東京都」
25歳~29歳で見てみても、最も稼いでいるのはやっぱり「東京都」(397万円)となっていますね。
最も低いのは「沖縄県」(274万円)となっていましたね。
差でみると、東京都と沖縄県では約120万円、月換算では10万円も収入の違いがあるようです。
地価の違い、物価の違いなどもあるので、生活コストを考えると、東京都のほうが家計はきついのかもしれませんね。
30~34歳で稼いでるのも東京都
30歳~34歳で見てみても、最も稼いでいるのはやっぱり「東京都」(489万円)。
最も低いのは「沖縄県」(305万円)。変わらずですね。
東京都が25~29歳から約100万円増えていますが、沖縄県は30万円ほどの増加となっています。
35~39歳で稼いでるのも東京都
35歳~39歳で見てみても、最も稼いでいるのはやっぱり「東京都」(558万円)。
最も低いのは「秋田県」(343万円)に代わっています。
こうしてみると、東京都の賃金は高いですね。
今回は見ていませんが、お金の面で見ると、収入だけでなく、「支出」面も見てみると、実はあまりお金が貯まらず、貧乏かもしれませんし、収入が高いのでお金も良く貯めることができているのかもしれません。
また、比較してみたいと思います。
年代推移で見る「東京都」「愛知県」「大阪府」
25~39歳だけで見てみたのですが、年代別の推移で見てみます。
三大都市圏と言われる「東京都」「愛知県」「大阪府」で比較してみました。
30代からじわじわと差が広がっていき、「東京都」の年収はどんどん上がっていきますね。
お金がかかる50代前半では、東京都と大阪府では、150万円(月換算では12.5万円)も違うんですね。
どんな業種が稼いでいるのか
最後に業種別に見てみました。
東京都と大阪府の比較です。
東京都で一番稼いでいるのは・・鉱業???ホントかな。
金融業、保険業、教育・学習支援が高くなっており、宿泊や飲食サービス業は低くなっていますね。
続いて大阪府です。
大阪府で見てみると、電気・ガスや教育、学習支援が高くなっていますね。
教育関連って給料がいいんですね。
東京の収入は圧倒的に高い
簡単に見てみましたが、「東京都」で働く人の収入は断トツで高かったですね。
政府の統計総合窓口であるe-statでは、今回見た厚生労働省の賃金構造基本統計調査はもちろん、いろーーーんな統計データが格納されています。
20代、30代で稼いでいるのは東京都でした。
20代、30代ってどのくらいお金を貯めているのか?
こちらの記事でまとめていますので、あわせて読んで頂ければと思います。
ではでは。
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