不労所得である増やそうと配当収入を得るため、株式投資を実践しています。
不労収入が増えていくことで、家計メリットも出てきますね。
2020年も終わりを迎えようとしていますが、今年はコロナで大減配する銘柄も出れば、増配を守った銘柄もあり、明暗が分かれた年でもありました。
配当収入を増やしていくためのポイントをまとめてみました。
配当金収入のメリット
配当金収入のメリットは、増減配は銘柄によってあるわけですが、分散投資により、ある程度リスクを緩和しながら、読める利益であるという点です。
私もいくつかの銘柄を保有していますが、このコロナショックにより保有株も業績を悪化による減配銘柄も出ています。
ただ、増配している銘柄もあるため、トータルでは配当収入は増えています。
保有株すべてで勝率100%なんていうのはあり得ないですので、ある程度、分散投資をすることでリスクを下げることが大事だと考えます。
配当収入があればどんな感じか?
日々生活していくうえで、お金は出ていきますよね。
- 住宅ローン、家賃
- 光熱水費
- 食費
- 日用品
- 通信費
など、いろんなお金が出ていきます。
例えば、月に3万円相当の配当収入があれば、どんな感じでしょうか。
年36万円の配当です。
家計で言えば、食費が月5万円だと仮定すれば、約6割が配当で賄える計算です。
通信費が月1万円であれば、3年分に相当しますね。
配当収入は株価よりは上下しませんので、安定した家計の収入源に育ってくれる点は、実践してメリット感じます。
含み損は許容しない
株式投資ですので、株価の変動があります。
理想的なのは、
- 含み益が増える
- 配当収入が増える
この状態であり、含み損が大きくなってしまうと、配当収入があっても資産自体はマイナスが続くこともあります。
「配当があるから」といって、含み損を許容し、ナンピン投資をすることは、あまり良くないですね。
もし減配があれば、損失を拡大させてしまうからです。
配当金は、利益ありき
配当金は、企業が稼いだ利益から出るものですので、利益が出ている企業への投資が大前提です。
- 最終利益であるEPSが伸びているか
- 営業キャッシュフローマージンが高いか
- 配当性向は安定しているか
この3点は、チェックしておきたいポイントですね。
例えば、工具のAmazonとも呼ばれるMonotaROは、安定して業績が伸びており、EPSの成長に合わせて配当金も増やしています。
このため、配当性向も30%台で安定して推移していますね。
このほかでは、30年以上減配していない塩野義製薬を見てみます。
9期連続で増配を予定している塩野義製薬ですが、直近2期はEPSがやや下がっており、配当性向が少し上がっています。
10年スパンで見ると、配当性向が30%程度で安定して推移していますね。
配当性向が安定していて、増配を続けている会社は投資候補となってきます。
安定配当で人気の高かったキヤノンですが、ここ近年は業績が芳しくないですね。
EPSと配当性向の推移です。
2016年12月期に配当性向が100%を超えましたので、ここでちょっと黄色信号が出たかなと思います。
それまでもEPSは横ばいで推移しており、配当性向も徐々に上がっていました。
いったん、改善されますが、配当を維持し2019年に配当性向100%を大きく超え、20年にコロナの影響も大きく、30年減配していなかった記録に終止符を打つ形で減配になっています。
配当性向が高まっていたり、EPSの成長が鈍化している場合で減配していない銘柄はちょっと注意しておきましょう。
配当収入を増やしていくためのポートフォリオ
配当金収入を増やしていくために、ポートフォリオを考えてみました。
分散投資も大事ですので、事業が被らないような銘柄を持つことが大事だと考えます。
例えば、三菱UFJ、三井住友、ゆうちょ銀行、あおぞら銀行など、銘柄は分散していても、業種が銀行ばかりですので、銀行業界に何らかのショックがあれば軒並み下がってしまいます。
分散投資の効果が出てきませんので、業種で分けるのが大事ですね。
また、投資先が多すぎると管理できませんので、5~10銘柄程度が良いと考えています(私は10銘柄以上保有しているので多すぎと思い、銘柄数を絞っている過程です)。
例えば、次のような5銘柄を考えてみました。
銘柄名 | 株価 | 配当利回り | 配当性向 | 増配率 (3期平均) |
3064 MonotaRO | 5,400 | 0.3% | 32.5% | 15.6% |
4507 塩野義製薬 | 5,557 | 1.9% | 27.2% | 9.0% |
6750 エレコム | 4,880 | 1.4% | 28.8% | 9.7% |
6035 アイ・アールジャパンホールディングス | 15,500 | 0.5% | 47.9% | 44.1% |
9433 KDDI | 2,860 | 4.2% | 43.5% | 10.2% |
6035と9433は保有株で、ほかは監視銘柄です。
3期平均増配率がそのまま続いたと仮定した場合、取得ベースでの配当利回りは当初1.1%程度にすぎませんが、10年も経てば7.6%にまで利回りが上がってきます。
これが、増配の力です。
これは捕らぬ狸の皮算用ですが、現実に増配により取得ベースで配当利回りが10%も、20%にもなる銘柄もあります。
配当を増やしていくには入金と増配が大事ですね。
増配を続ける会社を見つけよう
増配が続く銘柄は、取得ベースで年数が経つと威力を発揮してきます。
我が家は子どもの教育費が10年後に大きくなってくるので、その時に配当収入をある程度大きくしたいと考えています。
ただ、毎年の投資額だけでは投資資金を大きくできませんので、増配の力を借りることが必須だと考えています。
含み益の増加、取得ベースでの高配当という状態が実現できれば、選択肢が増えますね。
配当金を増やしていけそうな銘柄をぜひ探してみてくださいね。
ではでは。
将来のお金の不安を小さくしていくためには、資産運用は欠かせません。
資産運用の代表的なツールが「株式投資」。
株式投資では、ある程度の資金が必要ですが、何事も「小さく始めること」が大事です。
少額でも投資する良い方法があります。
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