3月権利日の優待銘柄は、800社以上とものすごい数です。
1年で最も多いので、お祭りの時期と言ってもいいですね。
私もいくつか優待のある銘柄を保有しているので、優待が届く6月頃が今から楽しみです。
さて、今日は通信(NVNO)事業会社のベネフィットジャパン(3934)を取り上げてみようと思います。
ベネフィットジャパンへの投資などを考えてみました。
ベネフィットジャパンの株主優待
まずは、早速同社の株主優待を見てみましょう!
かなり太っ腹な優待
です。
なんと優待利回り14.4%!!
と驚きの優待利回りです(株価1788円、R3.3.16)。
同社の株主優待は、4点ももらうことができます。
クオカード優待に加えて、ロボホンやモバイルWi-Fi、ウォーターサーバーの利用料金の割引を受けることができます。
同社のサービスを利用している方は、家計メリットが非常に大きい優待ですね。
あいにく私は利用していないのですが、ちょっと惹かれる優待です。
ベネフィットジャパンとは
会員数拡大による収益拡大のストック型課金モデルの事業を展開しており、
- MVNO/ブランド「ONLY SERVICE」
- コミュニケーションロボット
- モバイルデータ通信サービスの加入取次
- ウォーターサーバー
などを手掛けていますね。
同社の会員数は年々増えており、20年12月末現在で、113,400人(前年同期比+23.5%)にも上ります。
ストック比率も増えており、収益の安定性が期待できますね。
牽引しているのは、モバイルWi-Fi事業ですが、モバイルWi-Fiは需要旺盛ですね。
同社の業績を見てみると、営業利益率10%を超える高収益企業です。
収益性は問題なく、合格と言っていいでしょう。
同業他社では、
- 3934 ベネフィットジャパン 13.3%
- 9419 ワイヤレスゲート 0.45%
- 9424 日本通信 ▲19.09%
- 9416 ビジョン 2.68%
となっており、同社の利益率は高いですね。
高ROE銘柄
ROEも高い状態で推移しているのも魅力的ですね。効率的な経営ができている証拠。
キャッシュフロー
懸念は、先行投資型ですので、営業キャッシュフローがマイナスであること。
ようやくストック比率の上昇により、プラス転換してきています。
売上債権回転率は3回転未満と低く、キャッシュインが遅いため、借入に頼る状況が続いていますね。
自己資本比率54.8%、ネットD/Eレシオ0.24倍、流動比率217%と安全性には問題ありませんが、手元資金は1.8ヵ月とやや少ないです。
今後の成長力とリスク
まず、リスク面では、NTTドコモやKDDIが20GBの低料金プランを出したこと、そして、それに伴ってMVNO各社が新プランを続々と出しているので、競争が激化していることですね。
とはいえ、アハモなどへの移行はある調査によると、6割以上は見向きもしていないようです。
「移行が面倒くさい」<「高い携帯料金を払い続ける」層が多いと思われ、移行する人はこれまで移行した経験のある人が中心といったところでしょうか。
私は安くなるなら移行するけど(アハモに!)。
モバイルWi-Fiの競合も多いところですが、同社はショッピングモールなどでフェイストゥフェイスの営業を得意としており、一定の強みを持っていると言えます。
また、コミュニケーションロボット市場は拡大が予想され、同社にとっても追い風ですね。
ベネフィットジャパンの指標面
PER12倍と割安ですね。
株価20万円以下と投資しやすい水準です。
配当利回り0.45%と魅力はありません。増配もしていません。
ベネフィットジャパンのまとめ
ベネフィットジャパンについて見てみました!
懸念点としては、営業キャッシュフローがマイナスが続いているので、借入頼りの資金繰りです。
ストック比率が高まり改善傾向にありますので、今後、会員数の増加に合わせてCFも良くなるのかなと考えています。
同社のサービスを利用している人にとっては、この株主優待は非常に魅力的ですね。
私は、今回、同社への投資はパス。
なかなか魅力的な銘柄ですが、モバイルWi-Fiの優位性がイマイチ分からずです。
3月の優待は、ほかにもたくさんあるので、この機会にチェックしてみましょう。
1年に1回の大チャンスですからね。
将来のお金の不安を小さくしていくためには、資産運用は欠かせません。
資産運用の代表的なツールが「株式投資」。
株式投資では、ある程度の資金が必要ですが、何事も「小さく始めること」が大事です。
少額でも投資する良い方法があります。
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