「持ち家」か「賃貸」かどちらがお得かと悩む方も多いと思いますが、
物件による
ので、どちらがいいかを考えるのはほとんど無意味だと思っています。
「住宅ローンを組むから縛られる」「新築物件は買ったら2割下がって損をする」というのも、半分正解で半分間違いです。
物件によるわけなので、一概に言えるものではありません。
良い物件は、買ったあとも値上がりするので、損どころか得をします。
実質、住居費ゼロも可能。
住宅ローンは史上最低金利で推移していますので、マイホーム購入は良い機会ですので、30代の方は一度考えてみることはいいと思います。
賃貸派から持ち家派になった理由
私はもともと「賃貸派」でした。
それは一番の理由は『手軽さ』です。
ただ、子どもが生まれてそれなりの広さの物件を探したときには、
- 3LDK以上が少なすぎる
- あったとしても家賃高すぎる(借りられない)
というようなこともあり、マイホームを考えるようになりました。
新築マンションを購入したんですが、
- 3LDKの家賃より激安(相場の半分くらいのローン負担)
- 中古市場が人気のエリア
ということもあり、今のところ買ってメリットのほうが大きいです。
もちろん、デメリットもありますが。
マイホームにだけできること
持ち家と賃貸で同列に考えるべきではないと思っています。
マイホームにだけできることがあります。
それは、
換金できること。
賃貸では無理ですが、マイホームの場合は、
売る・貸すという選択肢を取ることができる点がメリットです。
不動産はお金に変えることができます。
このメリットを無視して、「賃貸のほうがいい」というのはどうなんかなと思っています。
昔は自分も思っていましたが・・・
換金できるメリットを活かすために
マイホームだからといっても、一緒そこに住むとは限りません。
住むところは、ライフステージや住居に対する考えによって、変わってくるものです。
このため、
- 郊外の物件
- バス便の物件
- 駅から遠い(徒歩10分以上)
などの物件だとそのメリットを活かせなく可能性が高くなってしまいます。
メリットを活かすためには、
需要のある地域の物件を買う
ことが大事です。
3LDK以上の物件であれば、ファミリーが対象ですので、「学校区」や「スーパー」「病院(子ども診てもらえるのが大事)」は譲れないところですね。
需要のある地域は、あんまり下がらないです。
アベノミクスによって不動産価格も上がっています。
私たちが物件を探していた地域では、アベノミクス前であっても、物件価格が下がらない地域もありました。
もし、3000万円で買って、3000万円で売却できれば、その間の住居費は実質ゼロ。
住居費を小さくできるメリットは大きいです。
住むところに困らないメリット
住宅ローンの支払いが終われば、住居費を小さくできます。
マンションであれば、管理費や修繕積立金、固定資産税で済みますね。
もちろん、マイホームはランニングコストが自己負担と言うデメリットもあります(家賃のなかには大家が負担する修繕費も当然含まれていますが)。
戸建てであれば築後30年で800万円程度のお金が必要と言われます。
≫ 家は金食い虫でもある。戸建ては築後30年で800万円以上。やはり、予算が大事
そうした積立は必要ですが、おおもとの住宅ローンの完済ができれば、大きいメリットですね。
老後の年金収入は現役時代よりも少なくなります。
負担の大きい住居費を小さくしておけば、それは大きな安心となると考えています。
私が賃貸派からマイホームを買っているので、マイホームよりの考えです。
賃貸の自由度の高さも魅力的です。
我が家の場合は、その家賃が住宅ローンと比べると、高すぎるように感じてマイホームを選択しました。(もちろん、地域や物件によるので一概には言えません)。
SMBC日興証券のFROGGYというサイトで、アパホテルの社長が言っていた言葉です。
賃貸住まいのインタビュアーに対して、
失礼だけど、そんなの「大家さんの財布にお金を入れるため」に働いてるようなものよ。
ちゃんと家を買って、自分の財布にお金を入れないと。ヤドカリですら、自分の家を背負って生きてるんだから。
家を買うとは、地球上に「点」を打つということ。全部が変わるよ!
自分の城を持つのは、腹をくくらないとできない。仕事のエンジンのかかり方も今までとまったく違います。「今の年収の倍、稼いでやるぞ」ってね。
あとは、他人からの見え方も変わる。「あいつ、まだ若いのに家を買ったのか」って信頼を寄せられるようになるわ。
お金持ちになる方法をきかれて、私が“家を買うほうがいい”と言ったのは、「タイミングを買うことを覚えなさい」と伝えたかったから。
今なら低金利で、大きな買い物に絶好のタイミングでしょう。時代の流れを読んで「タイミングを見たお金の使い方」をする人が、お金持ちになるんです。
まわりのお友だちが住んでるような賃貸のお部屋に住んでいても、「時代を読む」力は養われない。
若いうちから家を買うことで、そういうステージに上がっていけるんですよ。
なにがなんでもマイホームがいいなんて全く思いませんが、
同僚とも話をしていましたが、今の低金利は絶対活用すべき水準というくらい低いです。
固定金利のフラット35でさえ1%を切る水準ですからね。
首都圏などのように新築マンション価格は高すぎますが、適正な範囲の返済額であれば、住宅ローンを活用することのメリットは大きいです。
村上ファンドのかつて代表者であった村上世彰さんは、東京では買い(持ち家)とも言っていました。
住宅ローンの繰上返済については、
お金を使ってやりたいことがあるならば、繰上返済はせずに、お金を使いましょう!
住宅ローンほど、低金利で借りられる金融商品はありません。
1%程度で借りられているわけですから。
今みたいに低金利は、お金を借りるメリットは大きいときですね。
生命保険料を小さくできる
住宅ローンを組めば、団信に加入しますので、別途掛けている生命保険は不要。
その分の保険料負担を減らすことができるので、家計的にもメリットですね。
マイホーム購入はメリットもある
不動産は換金できる商品です。
マイホームも同じ。
需要のある地域であれば、値下がりリスクが小さくなり、むしろ、値上がりすることもあります。
実質的な住居費の圧縮も可能ですし、売却しなくても、住宅ローン完済によって住居費圧縮というメリットが出てきます。
デメリットは、需要のある地域でなければ「売却が難しい、貸す」のが難しいこと。
固定資産税や修繕費も必要ですが、賃貸であっても家賃のなかにそれらは含まれているので、実質的には同じ(とはいえ、家賃以外にお金は出て行かないので精神的には違いますが)。
私の唯一の後悔は、マイホーム購入の検討が遅かったことです。
考えることを先送りしていたのです。
子どもが生まれてから考え始めましたが、もっと早く考えればと思っています。
20代で購入していれば、30代で10年住み、売却を経験できていたかもしれません。
マイホーム購入は、「長期のローン」「値下がりリスク」を言われますが、すべてそうではありません。
今のような低金利は、アパホテル社長も言っているように「タイミング」としては良いですね。
いろんな選択肢を考えて、「賃貸のままでいいや」「マイホーム購入も考えよう」という結論を出してみてください。
一番良くないのは、「考えることの先送り」です。
低金利のメリットはホントに大きくなっている時代ですね。
不動産はいざとなれば、換金できる資産。
株と違って資産価値の変動は、大きくない点もメリットとなるのです。
ではでは。
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