丸亀製麺などを運営するトリドールホールディングス(3397)が株主優待制度を拡充しています。
我が家も定期的に丸亀製麺を食べに行っているので、優待狙いで保有していたんですが、業績が悪くなってきたので一旦利確した経緯があります。
例え、優待目的でも、業績が悪く、株価下落が激しければ、なんのために優待をもらっているのかわかりませんよね。
トリドールホールディングスに再投資すべきか、業績を踏まえて、考えてみたいと思います。
【2022年9月の権利確定日】
- 9月末日が権利確定日の権利付き最終日は9月28日(水)(この日までに株保有が必要)
権利落ち日は、9月30日(金)(この日以降に株を売っても優待がもらえる日)
【2021年3月の権利確定日】
- 3月末日が権利確定日の権利付き最終日は3月29日(月)(この日までに株保有が必要)
権利落ち日は、3月30日(火)(この日以降に株を売っても優待がもらえる日)
トリドールHDの株主優待
まずは、拡充された優待内容を確認しておきましょう。
年1回から年2回に拡充されましたが、更なる拡充です。
優待利回りアップ!継続保有でさらにアップ!
100株保有の場合だと、なんと
2倍の優待に!
年間8,000円相当の優待がもらえます。
優待で丸亀製麺食べに行きたい。
さらに、200株以上だと継続保有で更に拡充します。
1年以上継続して保有すれば、
200株保有の場合、年間14,000円相当の株主優待がもらえるようになります。
さらに優待内容を拡充しています!
20年3月末で2株に分割して、優待内容を変更しています。
100株で6000円分(3000円×2)ももらえる形ですが、株価は分割により今の半分になるので、かなり優待利回りが上がります。
株数 | 銘柄 | 証券コード | 現在値 (¥) | 配当 (¥) | 配当(%) | 配当性向(%) | 優待 (¥)年 | 優待(%) | 総合(%) |
(優待拡充前) 100株 | (株)トリドールホールディングス | 3397 | 2,697 | 12.5 | 0.46% | 20.42% | 8,000 | 2.97% | 3.43% |
(優待拡充後) 100株 | (株)トリドールホールディングス | 3397 | 1,349 | 6.3 | 0.46% | 20.42% | 6,000 | 4.45% | 4.91% |
株主優待はかなり使いやすい部類。
毎月、丸亀製麺に行けるね
配当金の推移
配当金についての推移です。
配当金もそこそこもらえていたのですが、減益決算で大幅減配を断行しています。
配当金投資家としては、こうした大幅減配を断行されると敬遠したくなります。
過去10年減配していない銘柄への投資を基本としているので、この時点で投資対象として外れてしまいます。。。。
配当金が安定していれば、投資候補なのに・・・
業績面のチェック
業績面も見ておきましょう。
LINE証券から拝借しました。マネックス証券のツールは使いやすいので、口座を持っておくとおすすめ。
業績面では、売上は順調に増えていますが、19年3月期は国内および海外の店舗固定資産等が想定された収益を生まなかったので、巨額の減損を実施。
このため、利益率は急低下しました。
19年3月期は、既存店は客数、客単価ともに前年割れのオンパレードを出しています。
実際に店舗に行くと、以前より賑わっていないというのが印象です(ちょっとおいしくなくなっている感があった)。
20年3月期に入り、客数は戻ってきていますね。
第一四半期の業績推移
第一四半期の業績推移で見ていくと、売上は増えていますが、利益率は低下しています。
「客数は戻ってきているけど、客単価は厳しい」と先ほど言いましたが、それがもろに数字(決算)に出ていますね。
【追記】客単価は厳しいところですが、業績は向上しています!
キャッシュフローの推移
巨額減損を出しても、キャッシュフローには影響しませんので、営業キャッシュフローは安定しています。
ただ、純利益が減っているので、やや低下傾向ですね。
店舗数は823店舗
1,000店舗というのは、外食産業のひとつのメルクマークのようです。
丸亀製麺は、823店舗(19年4-6月期)と、まだ出店余地はあるといえそうですね。
丸亀製麺がトリドールHDの核ですので、ここがどれだけ稼げるかにかかっていますが、最近はやや鈍化傾向なのが懸念材料と言えそうです。
トリドールHDの株価指標
株価の推移を見ておくと、戻ってきていますね!
指標面も見ておきましょう。最新の株価はこちら
予想PER | 44.1倍 | 予想EPS | 61.2 |
---|---|---|---|
実績PBR | 2.44倍 | 実績BPS | 1105.31 |
予想配当利 | 0.46% | 予想1株配当 | 12.5 |
トリドールHDに投資するか
株主優待の大幅拡充で、優待欲しい病にかかっていますww
けれど、
- 配当+優待の総合利回りはギリギリ4%(100株保有の場合)
- PER、PBRともに割安な水準ではない
- 業績面が不調である
- 配当金が安定していない
投資先としては、魅力度は低いので、投資対象外という感じです。
と思ったんですが、USJを立て直した森岡毅さんと組んで、マーケティングが成功仕手おり、成長株に生まれ変わっています。
ぜひとも買いたい銘柄に急上昇しました!
でも、優待で丸亀製麺食べに行きたい!
何回言うねん・・・って感じですが、優待目的でも、業績の良い銘柄に投資していきたいですね。
トリドールHDの株主優待は、魅力度大幅アップに拡充してくれました。
非常に魅力的な投資先です。
以上、トリドールHDの株主優待でした。
将来のお金の不安を小さくしていくためには、資産運用は欠かせません。
資産運用の代表的なツールが「株式投資」。
株式投資では、ある程度の資金が必要ですが、何事も「小さく始めること」が大事です。
少額でも投資する良い方法があります。
【LINE証券のメリット】
- 1株数百円から手軽に投資ができる(最低100円から投資ができる)
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