資産を増やしていくのに、投資をすることは必須ですが、投資をするとどうしても値動きが気になってしまいます。
自分のお金を投じているので当たり前ですね。さきの仮想通貨の暴落なんかは気が気でなかったという方も多いかもしれません。
いくつかの投資のなかでも、「価格が気にならず」「コツコツと続ける」「ゆっくりとお金を増やしいける」なかでも、積立投資が便利です。
毎月、積立投資をしているファンドの一つにひふみ投信がありますが、SBI証券などから購入できるひふみプラスの純資産総額(残高)が初めて5,000億円を突破しています。
年末が4,531億円だったので、わずか8営業日ほどで500億円も増えています。投信の純資産額トップ10に初めて入っています(2018年1月17日現在)。
ひふみ投信の2017年 40%以上のリターン
ひふみ投信は、「ひふみ投信」(直販)、ひふみプラス、ひふみ年金の3つがあります。
ひふみ年金は確定拠出型年金で利用できる商品でSBI証券(iDeCo)で積立ができますね。
堅調に推移するひふみ投信ですが、ベンチマークであるTOPIXよりも好調ですね。
2017年はカンブリア宮殿で紹介されてこともあって、急激に資産が入っています。
2017年1年間のリターンは44.8%と好調な成績でしたね。
中小型株への投資が多いひふみですが、今年は大型株への投資していた印象です。新規投資ではSGホールディングス(佐川急便)などにも投資していますね。
テーマ型のアクティブよりもリターンを出しています。
【参考】2017年のリターン
- グローバル・フィンテック株式ファンド 46.4%
- ロボットテクノロジー関連株ファンド 36.2%
- netWINゴールドマン・サックス・インターネット戦略ファンド 31.9%
- 野村インド株投資 43.1%
- 中華圏株式ファンド 34.1%
- グローバルAIファンド 28.8%
テーマを絞るより、割安株に投資するひふみ投信の方針のほうがすきですね。
ひふみ投信とひふみプラス
残りの「ひふみ投信」と「ひふみプラス」の違いは、販売会社が違うこと、信託報酬が違うということはありますが、投資先などはまったく同じです。
リターンもほぼ同じなので、チャートを見ると青線(ひふみ投信)、赤線(ひふみプラス)ですが、重なって分からないですねw
買いやすい方で積み立てをしてみるというのがいいでしょう。
ひふみ投信の特徴
ひふみ投信は、証券会社などを通じて購入するのではなく、ひふみ投信を運営するレオスキャピタルワークスに直接口座を開設するものです。
■ひふみ投信の特徴
- 購入手数料:無料(いわゆるノーロードファンド)
- 購入単位:1万円以上1円単位(定期積立は月1,000円から)
- 信託報酬:年1.0584%(税込、税抜0.98%)※
- ※買付から5年以上の場合▲0.2%(0.8584%)
- ※買付から10年以上▲0.4%(0.6584%)
- 信託財産留保額:0.0%
直販投信では買付手数料を取らないノーロードファンドが多く、ひふみ投信ももちろん、ノーロードファンドです。
買付手数料は必要ありません。
投資信託で買付手数料をとる投信は基本的にスルーすべきですね。それだけ、投資する資金が減ることになるんですから。
また、運用レポートを月に2回配信、お客様限定セミナーを開催があります。これは、ひふみプラスの場合は、販売会社によって異なってきます。
私は、ひふみ投信で積み立てをしており、毎月、運用レポートに目を通しています。
メール配信なので、さらっと読めるので続けられます。
ひふみプラスの特徴
もう一つがひふみプラスです。SBI証券など証券会社や銀行などを通じて購入することができます。
■ひふみプラスの特徴
- 購入手数料:無料~3.24%(税込)
- 購入単位:販売先による(SBI証券の場合は、500円から積立可)
- 信託報酬:年1.0584%(税込、税抜0.98%)※
- ※純資産額500億円を超える部分0.9504%(税込、税抜0.88%)
- ※純資産額1,000億円を超える部分0.8424%(税込、税抜0.78%)
- 信託財産留保額:0.0%
ひふみプラスは、販売先が異なります。
ひふみプラス販売先を見て頂ければ分かりますので、一度確認してみてください。
ひふみプラスはすでに純資産額が5,000億円を超えるので、今から始められる方は、ひふみ投信より信託報酬が割安となります。
積立投資で資産形成を考えよう
私たちは人口減少社会を生きています。
今までのように人口が増える時代ではないのです。他人事のように思いますが、私たちが年金をもらうときは3人に1人が高齢者という時代です。
国立社会保障・人口問題研究所の将来推計人口によると、25年後は人口はいまの坪型から肩車のような形になっていきます。
日本の年金制度は、掛け金は決まっていますが、受け取り金額が決まっていない制度です。
人口増加をもとに作られた制度なので、今の受給額の確保はかなり難しいのではないでしょうか。
そうしたときに、自分たちで自分たちの資産を作る取り組みは欠かせません。
投資はまとまった金額が必要ですが、積立投資は少額から可能です。ひふみ投信は、月1,000円から積立可能ですね。
年40万円まで運用益が非課税となるつみたてNISAや、自分たちで作る年金制度(iDeCo)もあります。こうした節税制度は、うまく活用していきたいですね。
つみたてNISA 積立(つみたて)NISAの非課税枠最大800万円を使えるのは、来年から始めた方のみ。
iDeCo 迷いに迷って、確定拠出年金(iDeCo)に勇気をもって加入した理由
≫ iDeCoとNISAの併用はできるの?非課税メリットを利用して資産形成していこう
顔の見えるファンド
投資信託での積立は、インデックスファンドが基本です。
手軽に市場と同じリターンを得られることができるのが魅力的ですね。
私はひふみ投信のようなアクティブファンドも好きなので、ひふみ投信に毎月積立をしています。
2012年10月から2017年10月までの騰落率の比較をすると、ひふみ投信は下落率が小さく、リターンは高いですね。
2017円は、AmazonとMicrosoftに投資しアメリカ株への投資が始まりましたが、今後は中国株への投資も考えているようです。
ひふみ投信もひふみプラスも、つみたてNISAでも投資することができます。
つみたてNISAをする場合は、他の商品も組み合わせができるSBI証券(NISA)など証券会社がいいでしょう。
つみたてNISAを使わずに積立投資する場合は、ひふみ投信が毎月の積立額を変更できる自由つみたてや5年経過後に信託報酬が安くなるので、ひふみ投信がいいですね。
ひふみ投信のように顔の見えるファンドは、運用方針や毎月のレポートで勉強にもなります。私は毎月アップされる運営報告(YouTube)を見るようにしています。
2018年から毎月1,000円の少額からでもできるようになったので、より積立投資がしやすくなりましたね。
積立投資はホント楽ちんに資産形成できる手段なので、続けていきやすいので、まずは少額からはじめてみましょう。
ではでは。
≫ 毎月積立で資産を増やす。ひふみ投信は1,000円から、月によって金額変更もできる
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