マネックス証券を利用して、アメリカ株への投資を始めています。
アメリカ株は日本株と違い、株式売買手数料が高いんですよね。このため、まとまったお金ができたとき(概ね50万円以上)に投資をたんたんとスタンス。
まとまったお金はそう簡単にはできないので、投資機会も少なく、うずうずしているくらいです。お金は簡単には貯まらないので仕方がない。
50万円は大金ですから。
保守的な銘柄に投資しておくポートフォリオが、感情的にもかなり落ち着いて投資をすることができます。株価が急落したとしても、持ち続ける材料があるからです。
その気持ちを支えてくれるひとつが、配当金ですね。
アメリカ株は何十年と増配を繰り返す企業がゴロゴロあるので、投資妙味につきます。
まだまだ始めたばかりですが、収入源を作るためせっせと投資していきたい。
25年以上増配のアメリカ企業
25年以上増配し、配当利回りが3%を超えるような企業を見てみました。
すべて掲載しているわけではありませんが、一覧にするとこんな感じ。
これだけ増配を繰り返し続けているので、キャッシュを創出するのが強い企業。もう安心して長期保有できるのではないかと思っています。
企業名 | ティッカー | 増配年 | 配当利回り(%) | 配当性向(%) | |
---|---|---|---|---|---|
1 | Eagle Financial Services | EFSI | 30 | 3.01 | 42.11 |
2 | Archer Daniels Midland | ADM | 42 | 3.01 | 54.01 |
3 | Leggett & Platt Inc. | LEG | 46 | 3.02 | 56.92 |
4 | Procter & Gamble Co. | PG | 61 | 3.03 | 74.75 |
5 | Emerson Electric | EMR | 60 | 3.06 | 76.19 |
6 | Sonoco Products Co. | SON | 35 | 3.09 | 59.09 |
7 | Weyco Group Inc. | WEYS | 36 | 3.10 | 56.77 |
8 | Kimberly-Clark Corp. | KMB | 45 | 3.30 | 64.88 |
9 | Consolidated Edison | ED | 43 | 3.42 | 66.67 |
10 | Universal Health Realty Trust | UHT | 31 | 3.50 | 81.73 |
11 | United Bankshares Inc. | UBSI | 43 | 3.55 | 69.47 |
12 | People’s United Financial | PBCT | 25 | 3.80 | 76.67 |
13 | Old Republic International | ORI | 36 | 3.86 | 48.72 |
14 | Altria Group Inc. | MO | 48 | 4.16 | 34.83 |
15 | Target Corp. | TGT | 50 | 4.20 | 50.10 |
16 | AT&T Inc. | T | 33 | 5.00 | 92.02 |
2017年9月29日現在
P&G(上記4番)やキンバリークラーク(8番)など馴染みの銘柄もありますね。
配当性向が100%を超えるような企業は除外することとしました。基本は、利益から配当を出すというのが一番だと思うからです。
現在投資をしているのは、アルトリアグループ(MO)とAT&T(T)などに投資をしているわけですが、増配株も分散していく必要があると考えています(資金不足なので、すぐには難しいですし、もう少し厚くしたい)。
25年以上も増配を続けている企業を見るとワクワクしますね。これからも持ち続けるだけで、資産が増えていくわけです。
ポートフォリオの改善もすぐにはできないので、のんびり作っていきたい。
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増配企業がなぜ大事なのか
保有している銘柄のひとつにサンリオ(8136)があります。ずいぶんと前に購入して、配当利回りがいいので持ち続けているのですが、先日こんなニュースが発表されました。
減配・・!!
とうとう来たかいう感じでした。
なぜならハローキティのライセンスビジネスなどが苦戦しており、業績が悪かったんです。減配はこのままではいつか来るだろうなと予想できる状況でした。
この3か年を見るだけでも、えぐいくらいに利益が減っていますね。当然ながら、配当を維持するのは難しい状況です。
今回の発表・・・
1株80円が55円と大幅は減配です。
ちなみに12年ぶりの減配ですので、これまでは減配しない銘柄としても良かったんですね。優待利回りも高いですし。
減配によって、配当利回りも3.8%程度から2.9%程度と急降下です。
急降下は配当利回りだけではなく、株価も急降下しました。
キャラクターライセンスは強力ですが、これだけ業績が振るわず、減配までする状況であれば、今が底なのかもしれません。
株価急落で含み損になっていますが、そろそろ保有する理由がなくなってきています。
減配という事実を突きつけられると、パフォーマンスも悪くなります。
増配銘柄を何十年も続けている企業は、これからも続けてくれる可能性が高いと思います。
増配する企業への投資がいかに大事か。
サンリオ減配ニュースを見て、改めて強く思いました。
【追記】
2018年度はさらに減配予想です。
1株55円→30円とさらに減配をしました。
かつての高配当株は奈落の底に落ちている感じですね。
株価も7%超も暴落し、配当利回りはわずか1.58%まで下がりました。
これから浮上することはあるのだろうか。
増配企業への投資で家計キャッシュフローを強くする
(アメリカ株への投資割合の5か年目標)
将来を悲観しすぎているわけではありません。
ただ、収入源を増やし、収入を厚くしたいとの考えは強く、資産の取得をしています。
例えば、配当金が5,000円入った!と思ったときに、
「5000円」に着目して、「なんだ5,000円か・・・」と思っては行けないと思っています。
その5,000円を得るために、いくら投資をしたのか。つまり、配当利回り。
資産がどのくらい働いてくれたのかを見るべきですね。
今更ながらにこの事実の大事さを身に染みています。
サンリオは高配当株でしたが、今回大きな減配をしました。
簡単ではないですが、キャッシュを創出する力がどれだけあるのかを見極めることが、大事なことですね(サンリオは容易に減配は気づけましたが)。
まとまった資金ができたら、「増配銘柄に預ける」ということを地道に繰り返すことで、数年後に差がついてくるはず。
それも大きな差となって。
なので、地道に焦ることなく続けていきたい。
【追記】高配当株への投資を続けることで、リターンが安定し始めています。
そして、毎年のキャッシュフローが増えるので、連続増配株に焦点を絞って投資を続けます。
米国株に投資をする際には、マネックス証券は、スマホアプリでアメリカ株に投資できる、24時間注文できるなど使い勝手の良さは1歩リードしていると感じます。
ではでは。
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