3月株主優待。国内線50%引きの優待もらえるけど、JALとANAとどっちが買い?

株式投資
cegoh / Pixabay
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3月株主優待を調べています。焦って買うつもりはありませんが、今後のためにも、と思い。

3月は株主優待も多い月です。2016年は3月28日(月)が権利付最終日なので、この日までに購入して株を保有しておけば、株主優待をもらうことができますね。

もちろん、株式投資は将来の資産形成が目的で、そのプラスアルファとして株主優待があればいいかなという位置づけです。

今年はぜひとも北海道に行きたいと思い、飛行機代を安くする方法として、JALANAの株主優待について調べてみました。

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JALとANAの株主優待

JAL(日本航空)とANA(全日空等)ともに、国内線が50%引きになる株主優待を発行しています。50%ってかなり大きいですね。半額ですからね。

JAL(日本航空)の株主優待

JALの場合は、国内線50%割引になる株主優待に加えて、JALパックツアーが7%引きになります。

JALは年2回株主優待をもらうことができますが、株主優待の権利を判断する3月と9月で微妙に株主優待の権利内容が異なっていますね。

最低所有株数である100株で、国内線50%引きの株主優待券がもらえるのは、3月だけとなっています。9月は最低200株を保有していないともらえないのです。

JALの株主優待情報

所有株式数3月31日現在の株主9月30日現在の株主
100株1枚
200株1枚1枚
300株2枚1枚
400株2枚2枚
500株3枚2枚
600株3枚3枚
700株4枚3枚
800株4枚4枚
900株5枚4枚
1,000株5枚5枚

夫婦の場合は、200株以上買わないと二人とも割引価格にならないですね。200株であれば、約80万円程度(※)投資資金として必要になります。

※2016年3月18日現在の売買価格で409,400円が必要です

ANAの株主優待

ANAもJALと同様に国内線50%引きになる株主優待券を発行しています。このほか、国内外のパッケージツアー7%引きや、提携ホテル10%以上割引などがあります。

ANAのほうがやや株主優待が良さそうな印象を受けますね。

ANAの株主優待情報

ANA株主優待

ANAの場合は、最低単元株数1,000株で3月も9月どちらも1枚国内線50%引きの優待券をもらうことができます。

所有株式数3月31日現在の株主様9月30日現在の株主様
1,000株1枚1枚
2,000株2枚2枚
3,000株3枚3枚
4,000株4枚+4,000株超過分
2,000株毎に1枚
4枚+4,000株超過分
2,000株毎に1枚
10,000株7枚+10,000株超過分4,000株毎に1枚7枚+10,000株超過分4,000株毎に1枚

こちらも夫婦の場合、2,000株以上買わないとどちらも割引になりません。約64万円ほどの投資金額(※)が必要となりますね。

※2016年3月18日現在の売買価格で320,900円が必要です

優待利回りの比較

大阪(伊丹)→東京(羽田)の普通席で検索するとJALもANAも、25,490円です。これで優待利回りを調べてみると、

○JAL 3.11%(25,490円÷2=12,745円÷株価410,000円)

○ANA 3.98%(25,490円÷2=12,745円÷株価320,000円)

ANAのほうが優待利回りはいいんですね。JALの株価のほうがANAよりも高いので、優待利回りは低くなっています。

また、最低単元株数で年間保有するとANAは2枚もらえるのに対し、JALは1枚しかもらえませんのでANAのほうが株主優待は手厚いというのが分かります。

ANA 株主優待 全日空

我が家はANAの株価が下がったところで、買いましたの。最低単元株で9月末でも株主優待をもらうことができるので、優待狙いだとANAがいいですね。

≫≫ ANA(全日空)の株主優待ゲット!株主優待って興奮しますね。優待狙いの投資もアリだ!

配当利回りの比較

投資はもちろん、優待利回りだけで決めることはできませんね。配当も大事な指標です。配当利回りを見てみましょう。どちらも平成28年3月期の予想です。株価は優待利回りの時と同じ金額で計算しています。

○JAL 2.90%(年間11,900円)

○ANA 1.56%(年間5,000円)

配当に関しては、圧倒的にJALに軍配ですね。

優待利回りと配当利回りの合計を比較

優待利回りと配当利回りを単純に合算してみると、

○JAL 6.01%(優待3.11%+配当2.90%)

○ANA 5.55%(優待3.98%+配当1.56%)

配当利回りの高さでANAを引き離したJALに軍配ですね。

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JALの圧倒的収益性の高さ

単純に見るとJALのほうがお得です。配当利回りの高さが魅力的なわけですが、なぜここまで差が開いているのか気になりました。JALは一度、会社更生法の適用を受けて経営破たんしています。実はそれがひとつの大きな要因のようですね。

例えば、会社の収益性を図る営業利益率で比較してみると、圧倒的にJALのほうが高いのです。比べものにならないくらいですね。売上高ではANAのほうが高いですが、収益性は比較になりません。

営業利益率 JALとANA

JALは会社更生法の適用により、公的資金が約3,500億円も投入されているようです。このほか、法人税減税など様々な効果があるんですね。

週刊ダイヤモンドでANAの伊東会長は次のように語っています。

JALは、更生法の申請からわずか1年後の11年度には1866億円の純利益を計上し、12年9月、会社更生法申請から2年8ヵ月という早さで更正を終えて東証1部に再上場した。その後も、毎年1500億円レベルの純利益を積み重ねている。

これは、航空機の減価償却費の大幅減に伴い、毎年数百億円単位で営業費用が圧縮され、かつ、それらも含めて生み出された収益には税制上の優遇措置が適用されることから、税引き前利益のほとんどが純利益として残るという構造が今もなお継続しているためである。

JALは優遇されている点が大きいようです。その結果、設備投資にもお金を振り分けることができ、さらに強固な会社になっているみたいです。

株価の割安性を判断するPERにおいても、JALが9倍程度、ANAが17倍程度とJALの株価は割安と判断できます。

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投資するならJALのほうが良い

株主優待 JALとANA

どんな理由があるにしろ、強固な財務力と収益性の高さでグンを抜いているJALのほうが投資をするなら良さそうです。株主優待ではANAのほうがいいですが、それよりも配当利回りと優待利回りを考えるとJALの方が良さそうですね。

これまで、航空業界というのはあまり調べたことがなかったのですが、思いのほか勉強になりました。財務諸表を読んだりしていると面白いです。

引き続きウォッチしていこうと思います。

それにしても、国内線50%引きは魅力的。

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ではでは。

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