日本モーゲージ(7192)は、総合利回りが非常に高く、株主優待も魅力的な銘柄です。
このため、家族4名義、100株ずつ保有をしています。
非常に株主優待が魅力的なため、個人株主の保有も多い銘柄ですが、21年3月期1Q決算発表と同時に株主優待の変更が打ち出されました。
同時に株式分割(1→2分割)、増配(+5円)を発表されて、その点は株主にとって大きなメリットであったわけですが、株主優待については改悪という結果となっています。
それでも保有をし続けるか、まとめてみました。
株主優待が変更
日本モーゲージは、現状、100株保有で、
- 1年未満 クオカード3000円
- 1年以上 クオカード3000円+4500円相当カタログ
- 3年以上 クオカード3000円+9000円相当カタログ
1年未満の保有であっても株主優待をもらうことができます。
しかし、株主優待は変更されました。
変更後の内容で見てみると、
- 1年以上継続保有
という縛りが生まれています。
つまり、今から保有しても21年3月期の株主優待をもらうことはできません。
また、最低保有単元数が100株から300株に引き上げられました。
8月31日に2分割されますので、私のような100株保有ホルダーは200株となり、株主優待をもらうには100株足りません。
しかも!!
20年3月期時点で300株保有(分割前150株)を保有していないため、21年3月期の株主優待すらもらえないことになりました(念のため、今期中に買い増しして300株にすると優待がもらえないかとIRに問い合わせ中)。
IR問い合わせ結果
21年3月末までに買い増しし、継続保有されれば、20年3月末時点で150株未満の株主も対象となる
つまり、21年3月権利日までに買い増しして300株保有すれば、1年以上継続保有要件が満たされるというわけですね。
一度は、対象外という回答を頂いてましたが、株主からの問い合わせが多かったのか、良い方向に向かって良かったです。
公式IRページでも掲載されました。
優待内容の変更
1年以上継続保有という縛りが生まれたことにより、優待権利を取得すれば、初めてもらえる優待で、
- クオカード3000円+4500円相当のカタログ
をいきなりもらうことができます。ただし、変更前でも1年継続保有でもらえている内容なので、嬉しさはありませんね。
また、「5年以上継続保有」する場合は、クオカードが3000円から4000円にアップするので、わずかですが、優待利回りはアップします。
優待利回りはダウンへ
100株保有から分割前で言うと150株(分割後300株)の保有が優待条件となるため、
優待利回りはダウン
します。
1年以上継続保有の場合は、優待利回り3.6%から2.4%へ(▲1.2%)
3年以上継続保有の場合は、優待利回り5.8%から3.9%へ(▲1.9%)
※株価は分割前2059円で試算
優待利回りは大きくダウンですね。
日本モーゲージ株は買い増しするか
我が家の場合、家族4名義100株保有なので、今のままでは株主優待をもらうことができません。
株主優待の魅力も高いんですが、300株ホルダーになるためには、分割後に100株追加で合計40万円の追加資金が必要となり重い負担ですね。
とはいえ、日本モーゲージは成長株として優待関係なく保有したい思いでしたので、ここは
喜んで買い増し
をしていく所存です。
21年3月までに100株買い増しで、21年3月期の優待ももらえるようになりましたので、買い増ししていきます。
業績推移
日本モーゲージは、21年3月期はややコロナ禍の影響により、減収減益となっています。
しかし、高収益企業として、将来の成長力もあると思い、保有し続けています。
配当金推移
上場してまだ年数が浅い企業ではありますが、上場以来減配をしたことがありません。
配当性向は30%程度と無理のない範囲で配当を出していますので、配当も魅力的です。
日本モーゲージの強み
フラット35の取次を手掛けていますが、それだけでなく住宅瑕疵保険なども展開しています。
こちらのほうが収益も良いですね。
約19,500社とのネットワークを有している点も強みです。
住宅関連事業者(ハウスメーカーや工務店、不動産事業者など)に、金融や保険を提供しているので、安定収益源を持っていますね。
また、クラウド事業にも参入しています。
AmazonのAWSを利用したサービスですが、こちらもストックビジネスですので、利用顧客が増えていけば安定収益源となりそうですね。
株式指標
指標面は次のとおりです。割高さはありません。
7192 日本モーゲージサービスの株式指標 | |
株価 | 2,059円(R2.8.7) 最新の株価はこちら |
PER(予) | 15.84 |
PBR(実) | 3.06 |
ミックス係数 | 48.45 |
配当利回り(予) | 1.9% |
配当性向(予) | 30.8% |
増配率(3期平均) | 117.3% |
営業利益率(予) | 20.1% |
PSR (時価総額÷売上高) | 2.09 |
PEGレシオ (PER÷EPS増益率) | 0.74 |
ROE(実) | 19.3% |
ROA(実) | 5.0% |
営業CFマージン(実) | -13.8% |
日本モーゲージの株主優待は改悪も買い増し方針
日本モーゲージの株主優待は、やや改悪という内容ですが、優待廃止リスクも考えていましたので、優待廃止されずに良かったです。
日本モーゲージ自体は高収益企業であり、成長力もあります。
魅力的な銘柄ですので、分割後に100株買い増しをしていきます。
以上、日本モーゲージの株主優待変更内容でした。
ではでは。
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