コロナのワクチンが話題となってNYダウ平均が初の30,000ドルをつけたりと、上げ相場が来たときに株を保有していないと嘆くことになりますね。
大事なことは市場に居座り続けることが大事ですね。
ただ、居座り続けることを重視しすぎて、再起が難しくなるほど資産を減らしては元も子もありませんので、相場に合わせることは大事です(難しいですが)。
私はキャピタル狙いの銘柄も持ちつつ、不労所得である配当狙いの銘柄もいくつかあります。
例えば、年間12万円の配当収入があれば、月1万円相当の不労所得がある計算です。
もし、給料以外に副収入源があればすてきだと思いませんか。
得られた配当金は、細かく利確しているようなものとも言えますが、コツコツと積み上げることで、生活メリットを作っていきたいものですね。
配当金収入を増やす目的
私は、資産運用は株式投資のみですが、その目的は「将来の資産形成」にほかなりません。
株式投資をして、そこから得られる配当金収入も重視しています。
私たちの年金は、将来目減りする可能性があり、老後に向けて「資産形成」は必須のツールと考えています。
我が家の配当金収入は、続けていくことで徐々に増えて言っています。
この途中に高配当株に投資したり、今のように増配銘柄を重視するように、ポートフォリオの中身は変わって行ってますが、投資を続けてきたことでメリットを受けています。
投資を始めるにはハードルが高いと思いがちですが、私も利用しているLINE証券のように、少額投資で始めることもできる環境が整っています。
投資に数十万円も必要という時代ではなく、数千円でも個別株を買うこともできるのです。
月1万円の配当をめざしてみよう
配当金は再投資することで、複利効果を得ることができます。
また、不労所得としての収入源にもなりますので、家計にもメリットですね。
後、今月1万円欲しい・・・
が、残業もせず、勝手に振り込まれる配当金だと嬉しいものです。
我が家の場合は、家計の足しにすることなく、再投資資金にすると決めていますが、将来は子どもの学費なり老後の生活の一助になるものにしたいと考えています。
では、配当金月1万円、つまり、年間12万円の配当を得るにはどのくらいの投資資金が必要でしょうか。
配当利回りが3%以上あると、高配当ともいわれます。
- 日経平均株価 約1.8%
- 東証一部上場企業 約1.7%
参考:日本経済新聞
代表指数である日経平均株価(よくニュースに出る株価)採用銘柄の配当利回りは1.8%ですし、東証一部企業では約1.7%となっていますね。
もし、年12万円の配当を得ようとすると約660万円もの投資が必要です。
利回り | 1% | 2% | 3% | 4% | 5% |
投資額 | 12,000,000 | 6,000,000 | 4,000,000 | 3,000,000 | 2,400,000 |
当然ながら、利回りが高いと投資額は小さく済みます。
だからといって、高配当がいいとも限りません。
「高配当はハイリスクの裏返し」とも言えるからですね。
月1万円の配当があれば、スマホ代はペイしているような状態とも言えるので、めざしたいところですね。
配当成長力の高い銘柄に投資しよう
配当金は、利益の一部を株主である私たちに還元するものです。
このため、利益が伸びているような会社に投資することが大事ですね。
利益が右肩下がりであれば、いずれ配当を出す余力が失われていきます。
そうすると、減配となり、株価の下落も伴います。
毎年配当金を増やしているような連続増配株は、配当にも積極的で注目しておきたいですね。
毎年のように増配を続けている銘柄でピックアップしてみました。
銘柄名 | 株価 | 配当利回り | 配当性向 | 増配率 (3期平均) |
8566 リコーリース | 2,953 | 3.2% | 26.0% | 10.8% |
3288 オープンハウス | 4,055 | 2.0% | 15.0% | 35.4% |
9436 沖縄セルラー電話 | 4,195 | 3.7% | 42.5% | 9.6% |
6196 ストライク | 5,940 | 0.5% | 24.9% | 46.4% |
7164 全国保証 | 4,100 | 2.3% | 26.7% | 15.7% |
この記事を書いたあとに、オープンハウスはさらに増配を発表しました。
リコーリースは23期連続で増配を続けていますし、沖縄セルラーも20期連続で増配中です。
オープンハウスやストライク、全国保証は連続増配年はシングルですが、これからも増配を続けてくれそうな銘柄です。
例えば、この5銘柄であれば投資額は約200万円です。
今すぐに月1万円の配当を得ようと考えると、配当利回り5%の銘柄に200万円の投資が必要なのは戦術のとおりです。
この5銘柄の配当金は、年1.6万円程度ですので、配当は期待薄ですね。
ただし、素晴らしい増配を続けている銘柄です。
もし、業績が順調に伸び、今のように増配が続けば・・・・・
増配を続けることで、8年後には配当金は年12万円を超えてきます。
これが増配力のすごさですね。
高配当株のポートフォリオ
増配株の魅力は、年々配当金が増えていくことです。
ときには、10%、20%の増配もありますので、業績が良いことが配当からも分かります。
では、高配当株で見てみましょう。
銘柄名 | 株価 | 配当利回り | 配当性向 | 増配率 (3期平均) |
2914 日本たばこ産業 | 2,133 | 7.2% | 95.5% | 3.3% |
8316 三井住友フィナンシャルグループ | 2,892 | 6.6% | 65.0% | 3.8% |
8058 三菱商事 | 2,547 | 5.3% | 99.0% | 6.9% |
9433 KDDI | 2,860 | 4.2% | 43.5% | 10.2% |
8593 三菱UFJリース | 495 | 5.2% | 45.5% | 13.0% |
この5銘柄の配当利回りは約5.7%と非常に高いですね。
2単元ずつ買えば、投資額約200万円となり、年間配当は約12万円と月1万円がすぐにできます。
ただし、成熟企業ですので、大きな増配は期待できないものの、安定した配当が期待できますね。
過去の増配率を適用した場合、増配率は低いものの、配当金も増えていきますね。
配当を増やす
配当の変動は株価の変動ほどはありませんので、長期で積み上げていくと大きな力を発揮してくれます。
もし、収入が減るときがきたとしても、配当がカバーしてくれるかもしれません。
私は、将来の収入源となる配当収入を増やすために、投資をしています。
投資資金も限られていますが、少額であっても少額投資先として利用しているLINE証券の個別銘柄の積立投資でコツコツと投資をして、配当を増やしていこうと考えています。
配当金を増やすのは増配の力も借りる
- 投資資金が限られている場合、増配株が将来の高配当にも
- 投資資金が豊富であれば、高配当も選択肢
増配の力を借りることで、将来の配当金を増やしていくことができます。
投資を続けることに加えて、「保有株が増配をしてくれること」で将来の配当収入が増えていきます。必ずしも高配当にこだわることがないんですね。
まずは、月1万円の配当を目指していく。それを繰り返していくことで、配当収入も育っていき、家計の防御力を高めてくれることでしょう。
投資資金が限られている場合は、少額投資でも手数料の安いLINE証券がおすすめです。
Tポイントも利用できますので、現金を使わずとも投資することだってできちゃいますね。
コツコツと投資を続ける。
これが一番大事です。
少額投資であっても立派な一歩!株主です。
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