6月権利日銘柄の配当金は9月に入ってくるわけですが、配当金をもらうと、やっぱりうれしいですね。
3月決算の中間決算期にあたる9月権利日は、配当銘柄も豊富です。
9月権利日銘柄の配当は、
12月に配当金が入ってくる
ことになります。
結構なモチベーションになりますね。
何かとお金が必要な年末に、不労所得があるんですから嬉しい限りです。
この記事では、
- 配当利回り 3%以上
- PER 20倍以下
- グレアムのミックス係数 22.5以下(一部)
なかなか魅力的な銘柄を取り上げます。
9月権利日の注目の高配当株
まずは、どどんと銘柄を取り上げます!
私もいくつか保有していますが、安定配当銘柄としてかなり魅力的です。
8銘柄をチョイスしましたが、いずれも配当利回りが3%以上と高いですね。
加えて、安定配当株だけではなく、増配率の高い銘柄もピックアップしてみました。
9432 日本電信電話
誰もが知っているNTTですね。
昨年、NTTドコモを買収して、財務は悪化していますが、全く心配はいらないでしょう。
配当性向は40%前後で推移しており、
11期連続で増配
を続けており、今後も増配が期待できる銘柄ですね。
自己株式の取得も定期的に実施しており、過去約20年で4.5兆円も実施しています。
業績の推移を見ておきますが、営業利益率も高く安定していますね。
傘下にNTTドコモがいるので、キャッシュフローは潤沢です。
指標面です。
株価 | 3,279円 | |
PER(予) | 10.94 | ROE |
PBR(実) | 1.57 | 14.4% |
配当利回り(予) | 3.4% | ミックス係数 |
配当性向 | 36.7% | 17.19 |
営業利益率(予) | 14.4% | DOE |
営業CFマージン | 25.2% | 5.3% |
自己資本比率 | 32.9% | CCC |
ネットD/Eレシオ | 0.98 | 120.2 |
8316 三井住友FC
メガバンクの一角である三井住友FCは、数少ない累進配当政策を取り入れている銘柄ですね。
累進配当政策とは、減配せずに、配当金を増やしていく銘柄で、
減配しないと明言している銘柄
ですね。
コロナ禍や低金利でEPS成長は落ち込んでいますが、配当金は減配することなく推移していますね。
我が家も保有している銘柄ですが、安定放置できる銘柄と考えています。
22年3月期は業績予想が開示されていませんが(21.9.10現在)、経常利益率は高く推移していますね。
指標面では、PER9倍、PBR0.46倍とめちゃくちゃ割安ですね。
株価 | 3,984円 | |
PER(予) | 9.10 | ROE↓ |
PBR(実) | 0.46 | 5.1% |
配当利回り(予) | 5.0% | ミックス係数↓ |
配当性向 | 45.7% | 4.20 |
営業利益率(予) | DOE↓ | |
営業CFマージン | 481.7% | 2.3% |
自己資本比率 | 4.9% | CCC↓ |
ネットD/Eレシオ | △3.54 | 0.0 |
銀行はどこも割安ですが、こうして配当も良く、魅力的な銘柄と言えます。
8058 三菱商事
株価が急上昇している三菱商事も、累進配当政策を取り入れている銘柄です。
中期経営計画では1株配当を200円以上をめざしていましたが、現状はやや厳しい状況とはいえ、高い配当利回りは魅力的ですね。
三菱グループの中核で、伊藤忠商事に次いで2位ですね。
三菱商事が発電所の開発を主導し、アマゾンの国内データセンターや物流拠点などに10年間にわたって売電することも材料となって、株価も堅調。
バフェットが投資している国内銘柄としても注目ですね。
株価は上がりましたが、PER14倍、PBRは1倍割れとまだまだ割安とも言えますね。
株価 | 3,585円 | |
PER(予) | 13.93 | ROE↓ |
PBR(実) | 0.94 | 6.8% |
配当利回り(予) | 3.7% | ミックス係数↓ |
配当性向 | 52.1% | 13.13 |
営業利益率(予) | DOE↓ | |
営業CFマージン | 7.9% | 3.5% |
自己資本比率 | 30.1% | CCC↓ |
ネットD/Eレシオ | 1.02 | 34.3 |
1721 コムシスHD
電気通信工事分野で大手の同社は、5G需要もあり業績は好調。
今後も通信は欠かせない存在なので、安定した業績が期待できます。
配当金は9期連続増配
と配当を毎年のように増やしており、すばらしいですね。
業績は好調に推移しており、日本のインフラを支える代表株のひとつです。
配当利回りは、今回取り上げた銘柄の中では低いですが、PER13倍、PBR1.2倍と指標面でも魅力的です。
株価 | 3,135円 | |
PER(予) | 13.52 | ROE↓ |
PBR(実) | 1.20 | 8.9% |
配当利回り(予) | 3.0% | ミックス係数↓ |
配当性向 | 41.0% | 16.18 |
営業利益率(予) | 7.4% | DOE↓ |
営業CFマージン | 4.5% | 3.6% |
自己資本比率 | 68.3% | CCC↓ |
ネットD/Eレシオ | △0.08 | 82.8 |
3465 ケイアイスター不動産
今まで見たきた銘柄のなかでは、時価総額1,000億円以下と比較的小さい銘柄です。
郊外の戸建て分譲住宅で急成長している銘柄で、好調な業績を背景に、配当金を大きく増やしていますね。
配当性向は30%が目安です。
EPS成長も大きく、売上、利益面も好調です。
在庫回転率が高まっており、コロナ禍の特需もありますが、魅力的な銘柄ですね。
指標面では、PER6倍台、PBR3倍台と過熱感はないと思います。
株価 | 5,940円 | |
PER(予) | 6.49 | ROE↓ |
PBR(実) | 3.44 | 49.1% |
配当利回り(予) | 3.9% | ミックス係数↓ |
配当性向 | 25.1% | 22.30 |
営業利益率(予) | 10.8% | DOE↓ |
営業CFマージン | 7.7% | 12.3% |
自己資本比率 | 22.3% | CCC↓ |
ネットD/Eレシオ | 1.24 | 126.4 |
バブルチャートで比較!
PER×ROEでPBRを算出できますが、指標面で比較する際に使っているバブルチャートです。
指標面では、ケイアイスター不動産が良さそうですね。
今回は、異なる業種の銘柄を比較しているので、あまり参考にならないかもしれません。
同業他社で比較することが指標面では大事ですからね。
高配当株に投資してみよう!12月に配当金がもらえる!
最後にまとめておきます。
今回は次の条件でスクリーニングしています。
- 配当利回り 3%以上
- PER 20倍以下
- グレアムのミックス係数 22.5以下(一部)
増配が続く銘柄でも、投資当初の配当利回りが高いと、高配当化までが早いですね。
NTTや三井住友FC、三菱商事は、高配当ポートフォリオには必須の銘柄と言えるでしょう。
コムシスHDやケイアイスター不動産のように、増配率の高い銘柄も組み合わせることで配当が増えるスピードが上がります。
高配当株は、増配率が低かったり、株価があまり上がらないなどもありますので、成長株も組み入れるのが良いと感じています。
私は高配当株だけでなく、増配率の高い成長株をポートフォリオに入れたことで、含み益の伸びが大きくなりましたので、参考にしてみてください。
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