貯金1000万円以上を作っていくことは、経済的にも一定の安心感を作ってくれます。
年間貯金100万円を続けたとしても、10年かかる計算ですから非常に大きな金額です。
1000万円を貯めることで、
- お金の知識や経験が身につく
- お金を貯める習慣が身につく
- 投資によるメリットが大きくなる
などが挙げられます。
1000万円以上を貯められているのは、どのくらいいるのかを本記事ではご紹介しています。
貯金1000万円以上はどのくらいいるのか
国民生活基礎調査(H28)の統計データを見てみましょう。
貯金1000万円を超える世帯は、30%と3世帯に1世帯は、貯金1000万円を超えています。
思ったより多い結果でしょうか。
貯金1000万円超えが3割もいる一方で、貯金のない世帯が16%もいます。
貯金1000万円未満は54%と過半数を超えますね。
この1000万円未満には、貯金0~50万円未満の世帯も含まれています。
年収別に見る貯金1000万円
収入が多いほどに、お金は貯めやすいわけですが、年収別に見ておきましょう。
年収別に見てみると、年収2000万円以上の場合、貯金1000万円以上は74.8%と最も多くなっていますね。
年収2000万円以上もあって、貯金ゼロ世帯3%や1000万円未満22%ってどんな生活してるんだろ。。。
どの年収区分でも5世帯に1世帯以上は、貯金1000万円以上を貯めることができていますね。
所得の中央値で見てみると、約400万円が多いです。
年収400万円以上600万円未満で見ると30%は貯金1000万円以上ですね。
年収1000万円以上を超えてくると、貯金1000万円以上がググっと増えて50%を超えてきますね。
とはいえ、年収1000万円以上の世帯はわずか11%程度ですから、ほとんどの家庭では1000万円を超える年収ではありません。
年収別1000万円超の世帯比率
貯金1000万円を超える世帯は、年収が高くなるほどに増えるわけですが、概ね3世帯に1世帯以上は、1000万円以上を保有しています。
1000万円を超える世帯のうち、
半分以上は貯金2000万円以上
となっています。
年収2000万円以上にもなると、貯金2000万円以上は50%を超えていますね。
さすがに、稼げる人はすごい貯められます。
年齢別に見る貯金1000万円超え
最後に、年齢別に見ておきます。
どの年代も貯金ナシが15%程度いますが、貯金1000万円超えは年齢が上がるころに増えていますね。
最も多いのが60~69歳の退職世代で約40%となっています。
1世帯の平均貯蓄額の推移で見てみると、40代までは1000万円を超えていませんね。
貯金1000万円をめざすメリット
どの年収区分でもおおむね約3世帯に1世帯は、1000万円以上の貯金を有しています。
そのうち、半分は貯金2000万円以上を作れているわけです。
3世帯に1世帯は、貯金が1000万円以上あると、身近に感じますね。
貯金1000万円を超えることができれば、
- 貯金の習慣ができる
- お金に関する知識が手に入っている
- 投資する選択肢が生まれる
例えば、貯金1000万円を超えてくると、投資するメリットも出てきます。
500万円を預貯金で持っておけば、生活防衛資金として十分な額です。
500万円を投資に回せば、配当金で年15万円の収入源を作ることも可能ですね。
まずは、1000万円をめざし、達成することで経済的な不安を小さくしていけるのです。
ではでは。
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