以前に四季報で気になる成長銘柄をピックアップしてみました。
そのときの4銘柄は、
- 2929 ファーマフーズ
- 3663 アートスパーク
- 3915 テラスカイ
- 7082 ジモティー
です。記事執筆時には、いずれも保有していませんでしたが、投資したい銘柄として考えています。
ジモティーは参戦しました。
四季報は何度か読み返していくことで、新たな銘柄に出会えるメリットがありますね。
本日は、成長銘柄と考えて以前から保有している銘柄を4銘柄ピックアップしてみました。
四季報でも良かった
最初にお断りですが、買いを推奨するものではありません。
取り上げた4銘柄は、いずれも保有している銘柄です。
含み益は増えていく状態ですが、長く保有していきたいと考えている銘柄のなかで、4銘柄をピックアップしてみました。
3565 アセンテック
仮想デスクトップを展開するアセンテックです。
職場でも仮想デスクトップを導入していて、最初は「仮想デスクトップ??」って感じだったんですが、テレワークやセキュリティ向上には欠かせないツールとも言えますね。
四季報と会社予想を比較すると、
- 21年1月期 売上高 6,200(四季報 6,500 会社予想との比較+4.8%)
- 21年1月期 営業利益 568(四季報 640 会社予想との比較+12.6%)
四季報予想はかなり良いですね。単位は百万円です。
なお、同社のサービスは、セキュリティが求められる
セコム
三菱UFJフィナンシャルグループ
が導入しており、信頼感は抜群です。
同社の売上推移を見ておきましょう。
時価総額300億円程度とまだまだ伸びるのではないかと考えています。
コロナ禍で需要が伸びた自治体や大学に向けても攻勢をかけており、注目しておいても良いかなと思います。
3830 ギガプライズ
インターネットサービスプロバイダー(ISP)のギガプライズです。
まずは、四季報予想と会社予想を比較してみます。
- 21年3月期 売上高 15,443(四季報予想 16,100 会社予想との比較 +4.2%)
- 21年3月期 営業利益 1,575(四季報予想 1,630 会社予想との比較 +3.4%)
と好調が予想されていますね。単位は百万円です。
また、四季報予想では、
- 22年3月期 売上高 18,500(21年3月期会社予想比 +19.8%)
- 22年3月期 営業利益 1,950(21年3月期会社予想比 +23.8%)
大幅な増収・増益予想です。四季報記者は何か掴んでいるのかしら。
赤字が続いていた子会社の不動産会社フォーメンバーズを譲渡することを発表し、個人的には重荷が取れたのではないかと考えています。
3937 Ubicomホールディングス
システム開発などを手掛けるUbicomです。
まずは、四季報予想と会社予想を比較してみます。
- 21年3月期 売上高 4,437(四季報予想 4,800 会社予想との比較 +8.1%)
- 21年3月期 営業利益 807(四季報予想 860 会社予想との比較 +6.5%)
と好調が予想されていますね。単位は百万円です。
四季報予想があたれば、上方修正することになります。
営業利益率は20%弱と高い利益率ですが、同社のメディカル事業に限れば、45%を超える超高収益事業を有しています。
主力商品では、病院の導入シェアも高く、今後も期待です。
また、フィリピンの決済プラットフォーマーへの出資をしており、人口増加国のフィリピンにおいて、高収益事業に育っていくかもしれません。期待。
SBI生命保険に採用された、医療データベースを活用した支払審査システムなど、新たな収益源も出てきており、ビッグチェンジも期待しています。
買い増ししようと思ったところ、株価が急騰してしまいました。
将来的には配当性向30%程度に引き上げにも意欲を見せていますので、増配力にも期待です。
4054 日本情報クリエイト
20年7月に新規上場した会社です。
ストックビジネス銘柄として着目して、投資をしています。
私が最初の買ってからすでにダブルバガーとなっており、株価も堅調です(段階的に買い増ししたので、取得単価上昇により現時点では含み益は2倍を下回ってます)。
賃貸不動産の仲介、管理業務などを効率化するサービスをクラウドでも提供しています(Saas)。
解約率は0.5%前後と非常に低く、強力なストックビジネスを有しています。
また、「電子入居申し込みサービス」も展開しており、提携している会社が増えていますね。コロナ禍で課金を無料にしていますが、課金が発生すればそれなりのインパクトが売上にも出てくると(勝手に)試算しています。
配当性向20%を上限に還元意向もありますので、配当も期待していきます。
将来の売上につながる「前受金」も積み上がっていますので、成長が期待できるのではないでしょうか。
経常利益率25%程度とかなりの高収益企業でもあります。
四季報を読んでみよう
ちなみに、今回保有している銘柄のキーワードのひとつが「ストックビジネス銘柄」であることです。
安定した成長が期待できるストックビジネス銘柄は好んで投資をしていますが、今回取り上げた4銘柄はいずれも業績も好調で、今後の成長も期待できるのではないか?と考えています。
今回取り上げた銘柄の特徴
- 業績は好調か(前期比二けたで伸びているか)
- ストックビジネスを有しているか
- 財務基盤は良好か
- 四季報予想が会社予想を上回っている
四季報は読むほどに新たな銘柄に出会うことができます。
すべてを把握するのは難しいですが、10銘柄ほどピックアップし、そのうち5銘柄に投資するなどでもいいかもしれませんね。
銘柄は絞るほうが管理の手間も省けます。
絞った銘柄が良いかどうかは、決算ごとに判断されますので、常にほかの投資先もストックしておくことが大事だと考えます。
ではでは。
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