2022年は相場の流れが良くないですね。
厳しい環境が続いていますが、逆張り投資にとってはメリットに感じるかもしれませんね。
3月は株主優待の権利日となる銘柄が最も多い月です。
その中から、割安な水準あるいは売られすぎているような銘柄は、安く手に入るチャンスかもしれませんね。
LINE証券やLINE証券のように、手数料負担の小さい証券を活用するのも一手です。割安水準にまで落ちた?クオカード優待銘柄
廃止リスクも高いですが、使い勝手の良さは抜群のクオカード優待銘柄を見てみました。
私もコツコツ積立している銘柄もあります。
7864 フジシールインターナショナル
包装資材の大手メーカーの同社ですが、前回の決算でこけて株価が暴落しています。
株価1772円で、PER15.9倍、PBR0.91倍、グレアムのミックス係数(PER×PBR)は14.5と割安な水準と言えます。
今回の決算では、原材料UPによる利益の急減が嫌気されていますが、売上は順調に伸びていますね。
同社の市場シェアは5割もあり、グローバルニッチトップ企業でもあります。
財務面も強固で、安心保有できる銘柄と考えています。
1年以上継続保有要件がありますが、クオカード優待3000円(3年以上で5000円)とかなり魅力的ですね。
1年以上の継続要件がついていることから、廃止リスクも低いと考えています。
クロス対策をしてくれているので、好感が持てます。
私は1年未満保有なので、来年から優待をゲットする予定。
特に売らなくてもいいと思える現在の株価水準と考えています。
配当は今回の利益減でも減配予想は出していません。
- 株価1772円
- PER15.9倍
- PBR0.91倍
- グレアムのミックス係数(PER×PBR)は14.5
- ペットボトル向けのシュリンク(熱収縮)ラベルで市場シェア5割強
- グローバル展開
- クオカード優待(1年以上継続保有要件あり)
8697 日本取引所グループ
国内上場企業のなかでも、倒産リスクが最も低い部類に入る日本取引所グループです。
久しぶりに株価が2000円台前半に落ちてきたこともあって、投資をしました。
同社もクオカード優待を実施している銘柄で、100株保有で1000円もらえます。
長期保有の特典もすばらしく、1年保有で2000円と2倍、2年保有で3000円と3倍、3年保有で4000円と最大4倍にまで優待金額がUPします。
配当金は、相場が良い時は業績も伸びるので増配しますが、悪くなると手数料収入も落ちるため、減配しています。
来期は恐らく減配でしょうが、無配リスクも低い銘柄かと思います。
指標面で割安さはありませんが、安値で買えれば永久保有でいい銘柄です。
- 株価2247円
- PER25.8倍
- PBR3.91倍
- グレアムのミックス係数(PER×PBR)は100.9
- 日本唯一の上場している取引所グループ
- 倒産リスクほぼなし
- 1年未満1000円のクオカード優待
- 1年保有で2000円と2倍
- 2年保有で3000円と3倍
- 3年保有で4000円と最大4倍にまで優待金額がUP
8439 東京センチュリー
伊藤忠商事系列のリース会社である東京センチュリーです。
20期増配を続けている銘柄としても魅力的です。
- 株価5630円
- PER11.5倍
- PBR1.06倍
- グレアムのミックス係数(PER×PBR)は12.2(割安!)
- クオカード優待は100株保有で2000円
- 20期連続増配の国内屈指の増配株
航空機リースに強みがあり、また、NTTとも近いです。
同社はリース事業以外に事業投資にも力を入れています。
株価下落をチャンスと思いたい
このほかにも、割安になっている銘柄もありますね。
大株主に三菱電機になっている3銘柄は、いずれもPBR0.5倍程度、グレアムのミックス係数は基準である22.5の半分以下となっています。
()内はクオカード優待金額
- 8159 立花エレテック PER8.96 PBR0.52 グレアムのミックス係数4.7(2000円)
- 8084 菱電商事 PER9.77 PBR0.55 グレアムのミックス係数5.4(2000円)
- 8081 カナデン PER12 PBR0.6 グレアムのミックス係数7.2(1000円)
配当再投資や優待をもらいながら、安く買って放置できそうな銘柄かと思っています(筆者は立花エレテックを保有)。
割安になっている銘柄もあるので、投資のチャンスと捉えればいいですね。
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