マイホームを購入すると、居住の快適性は劇的にアップします。
また、住宅ローン完済後は、住居費が劇的に圧縮されますので、老後の生活に安定性をもたらします。
マイホーム購入で使えるのが、住宅ローン減税。
住宅ローン減税は、私たちが税金を安くできる制度のなかでも、もっとも強力なものです。
源泉徴収票が届いているかと思いますが、私にも届いていました。
源泉徴収票で「源泉徴収税額」の欄を見てみると、
ゼロ!!
なんと、所得税を全く払っていません。
これからマイホームの購入を予定されている方は、住宅ローン減税について知っておくといいですので、住宅ローン減税の概要についてまとめています。
住宅ローン減税で所得税・住民税が安くなる
住宅ローン減税は、マイホーム購入の際に住宅ローンを利用することで、受けることができます。
主な要件としては、
- 床面積が50㎡以上
- 住宅ローンを10年以上借りること
という条件を満たしておく必要がありますね。
新築物件を購入する場合は、
年40万円×10年間(合計 最大400万円)
*長期優良住宅は最大500万円
の税金が安くなります。
中古物件の場合は、
年20万円×10年間(合計 最大200万円)
ですね。
我が家は、消費税8%に上がる前に買ったので、新築物件であっても年20万円が上限額です。
所得税ゼロで家計負担は小さくなった!
支払いのなかでも高額なのが、税金と社会保険料です。
そのうち、住宅ローン減税(最大年20万円)を受けているので、
源泉徴収税額がゼロ円!
強力な減税制度です。
また、源泉徴収票には、「住宅借入金等特別控除の額」の欄で確認できるようになっています。
初年度こそは確定申告が必要ですが、2年目以降は年末調整で減税手続きが終了しますので、手間はほとんどありません。
快適なマイホーム住まいを送りつつ、所得税を小さくすることができます。
また、私の場合、20万円を超えなかったので、住民税も安くなります。
所得税で引ききれなかったら、住民税も安くしてくれるんです。
住宅ローン減税の注意点
住宅ローン減税の注意点としては、納めた税金以上に還付はされないということです。
当たり前なんですが、まれに年40万円減税されると思っていても、40万円も所得税払っていなかった場合は、40万円安くなりませんからね。
住宅ローン減税の概要は、
- 年末残高の1%控除
- 所得税から減税
- 所得税以上に減税できる場合は住民税からも減税(但し、年136,500円が上限)
です。
納めた税金以上は減税されません。
所得税+住民税の払った金額に対して、年末残高の1%分が減税されます。
住民税も年136,500円という限度があります。
消費税が10%に増税した場合は、住宅ローン減税が3年延長されます。
マイホーム購入をすると、固定資産税が毎年かかってきますので、住宅ローン減税で相殺も可能。
住宅ローン減税ってめちゃくちゃ大きいです。
住宅ローン減税を受けることで、マイホームの負担は和らぎます。
消費税増税前に買うべきか?後に買うべきか?
消費税増税後は、住宅ローン減税が拡張され、10年間受けられるのが13年間に延長されます。
3年分お得になります。
増税後に買った方がいいのか?というと、一概には言えません。
中古物件を買う場合は、仲介物件の場合、消費税不要なのでほぼ関係ありません。
新築を買う場合、消費税2%が大きく影響してくるわけですが、
増税後に買うことで、
- 2%の消費税分を多く支払うことになることが確定
- 住宅ローン減税を全て受けるのに13年を要する
というのが注意点です。
2%分の消費税が先にポケットから出て行きます。
それならば、増税前に購入し、2%分を多く頭金に入れて、利息を減らす方が得策だと思います。
もちろん、焦って購入することは不要です。
物件は出てくるものですから。
老後の住居費の圧縮ができる
マイホーム購入なのか、賃貸なのかは一概にどっちがいいとは言えません。
ただし、老後の住居費を圧縮できるのはマイホームです。
総務省が毎年実施している家計調査を見ると、住居費はわずか1万円台。
これは、持ち家率が9割と高いからです。
もちろん、一概にマイホームがいいというわけではありませんが、年金収入のなかから家賃を負担していくのはかなり大変です。
厚生年金の場合、平均15万円程度(月額)、国民年金であれば6万円(月額)の年金収入です。
マイホーム購入のメリットは大きいものがあります。
10前にマンションを購入した際には、迷っている部分もありましたが、快適な居住とこうした住宅ローン減税を受けると、メリットもあるなと思います。2018年は所得税を払わず(減税のため)。
また、住宅ローン減税とふるさと納税をフル活用しているので、6月からの住民税はさらに小さくなりそうです。
マイホームの購入を考えられている方は、住宅ローン減税についても知っておいてくださいね。
ではでは。
コメント