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【配当利回り6%】高配当ランキング上位50から10銘柄選んでみた

高配当ランキング上位50高配当ランキング
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安定した配当金を出すような銘柄に投資をしていると、毎年のように不労所得として「配当金」が入ってきます。

配当金収入が増えると、収入源を持つことにもなるので、コツコツと増やしていくことで、その収入源が育ってくれると家計としても安定度が高まります。

日経平均に採用している銘柄の配当利回りは2%程度ですが、上場している銘柄の中には、それ以上の配当を出しているような銘柄もあります。

Yahoo!ファイナンスでは、配当ランキングを見ることができますが、上位50銘柄のうち10銘柄をピックアップしてみました。

減配リスクの高い銘柄もあるかもしれません。

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高配当ランキング!上位50位のうち10銘柄をピックアップ

高配当投資は、案外と難しいものですが、配当金を多くもらえるという点では、魅力的な存在です。

10銘柄をピックアップしてみました。

最上位は、日本たばこ産業(JT)ですが、なんと配当利回りは7.87%もあります。

2年前は、配当利回り5%でも高いと思っていましたが、すさまじい高さになっていますね。

コード名称配当利回り配当性向DOE1株配当PERPBR
2914JT7.87%89.6%11.8%15411.391.43
8304(株)あおぞら銀行6.48%50.0%3.2%1227.710.51
3244サムティ(株)6.43%33.2%4.9%825.170.74
8316(株)三井住友6.19%65.1%4.3%19010.510.39
9434ソフトバンク(株)6.13%84.0%35.4%8613.716.65
8306(株)三菱UFJ5.92%NANA250.34
8058三菱商事(株)5.88%NANA1340.65
8725MS&AD5.19%65.7%3.6%15012.650.67
1808(株)長谷工コーポレーション5.17%41.8%6.6%708.091.02
5857アサヒホールディングス(株)5.02%52.0%7.5%14010.351.59
令和2年7月13日現在

DOE(株主資本配当率)=配当総額÷純資産

  • (配当総額÷当期利益)×(当期利益÷純資産)

配当性向×ROEで計算することができます。

配当の指標としては、単年度に稼いだ純利益に対する配当の割合を示す配当性向が一般的だ。

しかし、純利益は年度によって変動が大きく、配当性向だけを基準にすると配当金額が安定しなくなることもある

一方、DOEの場合、ベースとなる株主資本は株主が出資した資本に、これまで蓄積した利益剰余金を加えたストックであり、比較的変動が少ない

配当金投資で注意してみるべき指標は、最低限2点です。

EPSは1株当たりの利益ですので、右肩上がりであれば、もちろんOKです。

配当性向は、1株利益からどれだけ配当金を出しているかを見る指標で、高いほど利益のほとんどを株主還元していることになります。

ただ、事業に投資する余力がないので、配当性向は低いほうがいいと考えます。

DOEベースで株主還元をしている銘柄もありますが、利益ではなく、それまで蓄積された利益をもとに還元をしてくれるので、安定配当になりやすいですね。

さて、上記銘柄に投資をすると約193万円が必要です。

年間配当金が税込みで115,300円が手に入ります。

配当利回り6%にもなります。

さすが、高配当ですね。約200万円の投資で、税引き前ですが月1万円相当の不労所得が手に入ります。

減配リスクのある銘柄は?

減配とは、配当金を減らすことです。

コロナショックにより減収減益企業も多く、減配銘柄も増えています。

いくら高配当でも、イオンフィナンシャルのように減配により、高配当から陥落することもあります。

抽出した10銘柄で、減配リスクを判断してみました。

  • 配当性向が高い
  • 過去に減配をしている

銘柄は、私は減配リスクが高いと判断しています。

減配になるかどうかは分かりません。あしからず。

コード名称配当利回り配当性向減配リスク
2914JT7.87%89.6%ややある
8304(株)あおぞら銀行6.48%50.0%やや高い
3244サムティ(株)6.43%33.2%やや高い
8316(株)三井住友6.19%65.1%低い
9434ソフトバンク(株)6.13%84.0%低い
8306(株)三菱UFJ5.92%NA低い
8058三菱商事(株)5.88%NA低い
8725MS&AD5.19%65.7%ややある
1808(株)長谷工コーポレーション5.17%41.8%ややある
5857アサヒホールディングス(株)5.02%52.0%低い

高配当のなかでも、三井住友FCや三菱商事は、累進配当政策と言って、

減配せず、配当を維持または増配する政策

を取り入れていますので、配当金投資先としては最有力候補と考えます。

1808 長谷工コーポレーション

マンション建築大手の長谷工コーポレーションです。

毎年普通配当と特別配当を出しています。

長谷工コーポレーションは、1株70円の下限配当政策を採用していますので、減配リスクはそれほどないと考えます。

1808 長谷工コーポレーション 配当金

ただし、EPSが右肩下がりとなっていますので、やや苦戦している点が分かります。

投資先としては、株主優待もあり、業績が回復してくればなかなか良さそうです。

2914 日本たばこ産業

JTは高配当として魅力度は高く、私も保有しています。

ただ、16期連続で続いてた増配が止まり、配当性向は90%と高く、EPSも右肩下がりと減配懸念が出てきています。

2914  JT 配当金

キャッシュフローは安定していますので、配当金は出せると考えますが、

  • 配当性向が高い
  • DOEが高い

点は、減配を意識しておくべきと考えます。

国内たばこ事業は利益率は高いものの右肩上がりは見込みにくいです。また、海外たばこ事業は好調ですが、為替に苦しめられていますね。

3244 サムティ

サムティは不動産会社です。

配当性向は低く、増配が続いています。この記事を書いたあとに決算が発表されますので、もしかしたら減配を発表しているかもしれません。

ジン
ジン

決算発表では、減配はせず、期初予想通り実施すると発表!

サムティすごい!

3244 サムティ 配当金

コロナ禍の影響で不動産業界は苦しんでいますので、減配リスクはやや高いと考えます。

5857 アサヒHD

貴金属のリサイクルなどを展開するアサヒHDです。ビール会社ではありません。

業績も好調で、配当金も無理せず出しています。

5857 アサヒHD 配当金

減配リスクは低めかと考えます。

8058 三菱商事

総合商社最大手の三菱商事です。

株価の低迷で配当利回りは極めて魅力的な水準です。

累進配当政策を取り入れていますので、減配リスクが低く、減益でも増配を続けている点が株主還元に力を入れている証左ですね。

8058 三菱商事 配当金

もし10銘柄のうちひとつ選べと言われれば、三菱商事が候補となると考えます。

8304 あおぞら銀行

あおぞら銀行は、四半期配当銘柄として、魅力度は高いですね。

このところ、減収減益により、減配傾向です。配当金狙いであれば、減配を踏まえて投資をしておく必要がありますね。

8304 あおぞら銀行 配当金

同行を利用している方は、株主優待もあるのでいいかもしれません。

8306 三菱UFJFC

三菱UFJフィナンシャルは、業績はやや苦しい状況ですが、株主還元は増配傾向です。

8306三菱UFJ

あまり大きな減配はしないと考えられます。

投資額が小さいので買い増ししやすいのも良いですね。

8316 三井住友FC

三井住友FCは、累進配当政策を取り入れています。

三菱商事同様に、減配リスクはかなり低いので高配当6%利回りは魅力的ですね。

8316 三井住友FC 配当金

同行に預金するくらいなら株を保有しておこうと考えます。保有しています。

8725 MS&AD

三井住友海上火災保険・あいおいニッセイ同和損害保険を中核とする保険持株会社です。

このところの災害多発などで保険金支払いも多く、業績はやや下がっています。

8725 MSAD配当金

配当金は安定に加えて、増配基調という方針です。減配リスクはそれほど高くないと考えます。

9434 ソフトバンク

最後に通信大手3社の一角であるソフトバンクです。

親会社のソフトバンクグループの子会社ですが、親会社への高い配当金もあり、配当性向は高いですが減配リスクはそれほど高くないと考えられます。

9434 ソフトバンク 配当金

通信事業は安定したキャッシュカウ事業ですので、安定収益に加えて、5Gなどの成長分野もあります。

今後も安定して配当金を出し続けてくれることでしょう。

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まとめ

高配当ランキング上位50社のうち、10社をピックアップしてみました。

減配リスクのある銘柄もありますが、高配当ならではの魅力もありますね。

  • 三菱商事
  • 三井住友FC

は累進配当政策を取り入れていますので、今の配当利回りはとても魅力的な水準ですね。

抽出した10社は金融などに偏っているので、銘柄分散を心掛ける必要があります。

配当金投資で配当収入を増やすには、高配当株も一部ポートフォリオに入れると、配当再投資ががしやすくなりますね。

配当金投資では、最低限ではありますが、

  • EPSの推移
  • 配当性向の推移

を見ておくようにしておきましょう。

加えて、ビジネスモデルも見ておくことが大事ですね。

ソフトバンクのようにストックビジネス銘柄は、配当の安定度は高いと考えます。

以上、高配当銘柄をピックアップしてみました。

ではでは。

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