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【お金の統計】1000万円以上や金融資産ゼロはどのくらいいるのか?

統計 金融広報中央委員会統計
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他人の懐事情は気になるものですね。

知ったからと言って、自分の資産が増えたり減ったりするわけではないので、気にする必要はないのですが、気になってしまいます。

金融資産、つまり、預貯金や株式などをどのくらい保有しているものなのでしょうか。

統計データを見てみました。

使用したデータは金融広報中央委員会の家計の金融行動に関する世論調査です。

毎年、調査されているので参考になりますね。

この記事では、

  • 金融資産ゼロの世帯はどのくらいいるのか
  • 金融資産1000万円以上の世帯はどのくらいいるのか

を見てみました。いずれも二人以上の世帯で抽出しています。

やや調査回答数が少ない統計データではありますが、概要はつかめるかなと思います。

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金融資産ゼロ世帯はどのくらいいるのか

預貯金を含む金融資産ゼロというのは、「もし何かあった場合」に対応できないことを意味するので、あまりよろしくない状態とも言えます。

もちろん、仕事の状況等にもよりけりなのではありますが、どのくらいいるものなのでしょうか。

時系列で見る金融資産ゼロ世帯の推移

2019年は23.6%と昨年より若干下がっていますが、

約4世帯に1世帯は金融資産ゼロ

という結果には驚きです。

2人以上世帯のうち、約23%が金融資産を保有していないというわけですから、かなり高く感じますね。

金融広報中央委員会 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和元年調査結果より

金融広報中央委員会 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和元年調査結果より

アベノミクスが始まったときには約30%台が数年続いていたのにも驚きです。

戦後2番目の好景気とも言われている期間ですからね。

年齢別で見る金融資産ゼロ世帯

先ほどのデータは全年齢のデータとなっていますが、世帯主の年齢別に見ると、

どの年代も一定割合いる金融資産ゼロ

となっています。

金融広報中央委員会 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和元年調査結果より

金融広報中央委員会 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和元年調査結果より

30代、40代はさすがに少なくなっていますが、50代でも2割以上もいます。

これから老後資金を蓄えていく必要のある世帯ですから、厳しい結果とも言えますね。

年収別に見る金融資産ゼロ世帯

世帯主の年収別に見てみました。

予想通りですが、年収が高いほどに、金融資産ゼロ世帯の割合は少なくなっています

個人的な感覚ですが、年収750万円を超えながらも金融資産ゼロというのは、家計管理がかなり悪い状況ではないかと推測できます。

金融広報中央委員会 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和元年調査結果 金融資産非保有2019 年収別

金融広報中央委員会 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和元年調査結果より

ましてや年収1200万円以上ともなるいわば高年収組でさえ、5%もいるのは不思議ですね。

それだけ年収が高くなるとお金を使ってしまうのかもしれません。

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金融資産1000万円以上の世帯はどのくらい?

金融資産ゼロ世帯は、一定数いることが分かりました。

一方で、金融資産1000万円以上とかなりの金額を保有する世帯はどのくらいいるものでしょうか。

時系列で見る金融資産1000万円以上の世帯

金融資産が1000万円以上の世帯は、概ね3割程度で推移しています。

2人以上の世帯では、

3世帯に1世帯は金融資産1000万円以上

という結果ですね。

意外と多いですね。

金融広報中央委員会 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和元年調査結果より

金融広報中央委員会 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和元年調査結果より

グラフがミスってますが、1は2004年、16は2019年です。すいません。

平均値と中央値

金融資産の平均値と中央値も見てみます。

平均値よりも中央値のほうが実態に近いと言われます。

金融広報中央委員会 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和元年調査結果より

金融広報中央委員会 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和元年調査結果より

平均値では1000万円以上となっていますが、中央値ではその半分以下となる400万円程度となっていますね。

金融資産を多く持っている方が平均値を引き上げていることが分かります。

年齢別の金額資産1000万円以上の世帯

世帯主の年齢別に見た金融資産1000万円以上の割合です。

やはり、年齢が上がるにつれて増えていきます。50歳代では35%、3世帯に1世帯は1000万円以上を保有しています。

これが、30歳代になるとわずか13%となっており、30歳代で1000万円以上を保有している世帯はかなりすごいことが分かりますね。

30歳代の平均値は694万円、中央値は365万円となっています。

金融広報中央委員会 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和元年調査結果より

金融広報中央委員会 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和元年調査結果より

40歳代で1000万円以上保有する世帯は、5世帯に1世帯の割合です。

1000万円というのはひとつの目安となりそうですね。

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どんな金融資産を保有しているのか

最後に、金融資産の中身についても見てみましょう。

こうしてみると、どの年代も約50%、つまり半分程度は預貯金で保有しています。

金融広報中央委員会 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和元年調査結果より

金融広報中央委員会 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和元年調査結果より

これがいいかどうかは別として、預貯金や生命保険が大半の金融資産となっています。

我が家は預貯金の割合がもっと低いです・・・。

株式資産の保有割合

将来のことを考えると長期による資産運用は必須だと考えますが、株式・投資信託の割合も見てみました。

30歳代ではわずか10%(約50万円)となっています。

40歳代になると7.9%(約50万円)と比率も下がっていますね。

金融広報中央委員会 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和元年調査結果より

金融広報中央委員会 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和元年調査結果より

こうしてみると、年齢を重ねてからリスク資産を増やしているようです。

これは逆に考えるべきで、年齢が若いうちほどリスク資産を多く持つほうが良いと考えます。

なぜなら、長期での複利運用の効果が大きいことや下落に対するリスク軽減もできるので、メリットがあるからです。

年齢=株式割合がイメージしやすいです。

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まとめ

金融広報中央委員会の統計から他人の懐事情を垣間見てみました。

POINT
  • 金融資産ゼロ世帯は4世帯に1世帯
  • 金融資産1000万円以上の世帯は3世帯に1世帯
  • 株式資産の保有世帯は、6%~20%程度
  • 半分は預貯金で保有。

という感じでした。

さて、あなたの世帯と比較していかがでしたでしょうか。

他人の懐事情は気になるものですが、他人と比べる必要は全くありません。

継続的な貯金体質を構築し、金融資産を積み上げ、適度にお金を使うサイクルができていれば、全く問題ないでしょう。

そこに、資産運用もしていると将来のリスクヘッジにもなってきます。

お金は貯めてばっかでも意味がありませんが、貯めなさ過ぎても危険ですので、適度な付き合い方が大事ですね。

ではでは。

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