経済的に豊かになっていくためには、投資することは欠かせません。
また、人生100年時代と言われるなか、長生きリスクに対応していくためには、自分の資産の長寿命化も必要です。
ただ、給料だけで豊かになることはかなり困難です。
しかし、投資すること自体は、投資した資金が減るかもしれないというリスクがあります。
そのリスクを取るからこそ、リターンを得られるわけですが。
投資をすることで、自分の投資手法が合っているのだろうかと不安になることがあります。
投資に対する不安を払拭する方法を考えてみます。
投資に対する不安を払拭する
漠然と投資をしてもほぼほぼ失敗することになってしまうと思います。
投資の不安を打ち消すには、まず
投資する目的を明確にすることが大事
です。
それも、明文化しておくとブレずに済みます。
いろんな投資手法がありますので、隣の芝は青く見えます。
特に、自分が投資している方法の成績が悪かったり、実践している投資よりも、他者が実践する投資のほうが成績が良い場合などです。
こうした心が揺れるときにでも、淡々と自分の投資方針をプラス面にカスタマイズしながら、続けることができるかというのは非常に重要だと思うようになってきました。
ブレまくった投資
ちなみに、私は過去ブレまくっていますw
初めて投資したのは、セゾン投信を活用した積立投資です。
インデックスファンドで淡々と積立投資していました。
個別銘柄に興味が持ち、大型株への投資を始めます。
アステラス製薬、参天製薬など製薬企業を買い漁りました(これらは後ほどリターンをあげてくれました)。
そのあとは、新規上場(IPO)に興味を持ち、証券口座を作りまくりました。
ほとんど当選せず、単に時間を空費し、疲弊するだけでした。
デイトレに近いこともしました。
デイトレ(ちっく)ですね。
結局、利益が出たのは積立投資と大型株への投資です。
デイトレ(ちっく)は単にお金と精神をすり減らすだけでした。
自分たちが稼いだお金をなぜこんなにも一瞬で失っているんだろう。ばかじゃないのか。
1年間まったく株式投資をしない冷却期間を設けました。
投資する目的を明文化しよう
投資に対する不安は、目的を忘れ、ほかの投資に目移りするときに増大します。
我が家の投資する目的は、給料以外の収入源を作るということです。
【投資の目標】
- 安定配当株を多く保有することで、配当金収入を増やす
- 配当金は再投資して、更なる配当増加をめざす
- 配当金による生活費オーバーをめざす(住宅ローン以上)
具体的にすると、年間90万円のキャッシュフローを作ること。
その次は、年間200万円のキャッシュフローを作ることです。
税引後90万円のキャッシュフローづくりの目的は、我が家の住宅ローンの年間返済額。
配当金という給料以外の収入で住居費をゼロにすることができれば、家計的には最強に近いと考えています。
なぜなら、家計支出の中でもっとも大きなウェートを占めるのが住居費だからです。
それがフリーな状態になれば、家計がこけることはほぼありません。
投資する目的を達成するために最適な方法は?
毎月の住居費相当を、給料以外で支払っていくためには、現金収入を見込める投資を選んでいます。
具体的には、このキャッシュフローを作るために、配当金を得る投資と不動産投資の2つを考えています。後者はまだ実践できていません。
ほかには投資信託による積立投資もしていますが、こちらは20年後の含み益期待という位置づけです。
投資する目的がキャッシュフローではなく、値上がり益狙いの資産形成であれば、積立投資も有効です。
投資への不安を払拭するのは勉強と経験以外にない
投資への不安を払拭するのは、実践も含めた勉強以外にないと思っています。
自身で経験し、知識を得なければ、やはり恐くなるものです。
知識は最強の盾となり、武器となります。
ゼロから10まで全てを把握することは困難ですし、把握している最中に市場も変わっていきますからね。
黙々と1人で考えていく必要があるので、最後の背中を押すきっかけが乏しくなるのです。
そうした背中を押すきっかけは、自分が投資する目的だと思うのです。
その投資で何を実現していきたいのか。
その実現を現実のものとするために、どうやって進んでいくのか。
まずは少額から投資を始めてみる
目的を達成するために具体的に考えて、行動していくのが大事だと思うのです。
少額投資で構いません。むしろ、小さく始めるべきです。
考えるだけではなく、行動をすることで見えてくるものがたくさんあります。
あのときやっておけばよかったという後悔だけはしたくないものです。
時間は有限ですし、振り返ることもできませんものね。
行動を起こすためには、「数字」を書き出すのも良いです。Excelとかでもいいですが。
将来の不安を持ったときには具体的に書き出します。
- 子どもの教育費なのか、老後資金なのか、など
- 定量的に数字で見る
- 不足する時期はいつなのか
すると思ったより不安は小さくなることもあります。
得てして過大な不安を抱えてしまっていることもあるんです。
今のキャッシュ・フローで足りないのであれば、キャッシュ・フローをどうやって増やすかを考えます。その手法は何か。
大きな目標からブレイクダウンしていき、そのための手法を見つけ、その方法のリスクを知っておけば、思い切って行動ができます。
手軽に始めるのは、投資信託による積立投資を除けば、配当金狙いの投資です。
高配当、連続株をテーマに見ていけば銘柄も絞れていきますし、情報も多いですね。
コツコツと投資を続けていくことで、我が家も経済的な不安やリスクを小さくして、今使えるお金を家族に還元したい。
投資する目的を忘れず、ブレずに、そして、不安を払しょくするのは、
- 投資する目的の明確化
- 目的達成のための投資手法への勉強
自分もよくブレるので、何のために投資するんだろうと振り返るときがあります。
配当金のように積み上げで増える収入やその記録をつけるだけでも、モチベーションを保つことができますね。
投資の不安は、「うまくいくかどうか」に尽きます。
でも、100%うまくいく投資はこの世に存在しないので、現金比率を踏まえながら、まずは少額投資をすることが大切です。
少額であれば失敗してもそのリスクは限定的ですからね。
一歩を踏み出して、コツコツと始めることが大切ですね。
目的の明文化+継続できる投資手法が大切だと感じています。
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