年間のキャッシュフローを増やすために、配当金目的の投資をしています。
何銘柄か株式を保有していますが、その一つに通信株であるKDDIを保有しています。
auブランドを展開するKDDIは、安定した事業収入がありますね。
株主還元にも積極的で18年連続で配当金を増やしています。
そして、2021年3月期は5円増配の19年連続増配を発表しています。
やっぱり、連続増配株はいいですね。持っているだけで配当が増えていきます。
この記事では、KDDIの配当金や株主優待について、まとめています。
KDDIは18年連続増配の高配当株
増配とは、配当金を増やすことです。
米国では60年以上も毎年増配している企業もあります。
日本では、花王が30年連続増配とトップです。
保有するだけで、毎年のように配当金が増えていくので、ゆっくりとではありますが、お金を増やしていくことができます。
我が家は、キャッシュフロー(現金収入)を重視しているので、高配当株、連続増配株であるKDDI株を保有しています。
連続増配銘柄の良いところは、業績が安定していることから、株主還元を継続的にできることです。
それが増配という形で示してくれますので、わかりやすいですね。
今では1兆円近い営業利益を出す高収益企業ですが、2001年はまだ1000億円ほどしかなかったんですね。
約20年で10倍にも営業利益を増やしています。
そして、2018年度決算で15円増配の1株105円、そして2019年決算では、さらに5円増配の1株110円で18年連続増配を発表しました。
さらに、115円の増配を発表しています。増配率は9.5%になります。
2020年度は、5円増配の19年連続増配を発表!
すばらしいですね。
KDDIの配当利回り
KDDIの配当金推移と配当利回り、配当性向です。
2020年5月14日終値 最新の株価はこちら
9433 KDDIの株式指標 | |
株価 | 3,148円 |
PER(予) | 11.41 |
PBR(実) | 1.65 |
ミックス係数 | 18.85 |
配当利回り(予) | 3.8% |
配当性向(予) | 43.5% |
増配率(3期平均) | 10.2% |
PER11倍とかなり割安になってきました。
配当利回りとは、配当金÷株価で算出されます。投資額に対してどれだけの配当金がもらえるかの目安になりますね。
配当性向は、KDDIが収益のうち、どのくらいを配当に回しているかを見る指標です。
KDDIは、これまで配当性向30%を目安にしてきましたが、35%超に引き上げる予定です。
さらに、新中期経営計画(2020-2022)では、この配当性向を40%超に引き上げることを発表しました。
この値が低いほど増配余地があり、低いほど増配余地が少ないことを意味します。
増配余地も十分にあり、配当性向を上げてくることで、ますます配当金に期待できそうです。
3月期(KDDI) | 配当金(円) | 増配率 | 配当性向 |
---|---|---|---|
2002 | 3.49 | 17.1% | 17.5% |
2003 | 6.00 | 71.9% | 16.8% |
2004 | 11.50 | 91.7% | 21.2% |
2005 | 13.33 | 15.9% | 20.8% |
2006 | 15.83 | 18.8% | 22.4% |
2007 | 17.50 | 10.5% | 21.5% |
2008 | 18.33 | 4.7% | 22.0% |
2009 | 21.67 | 18.2% | 27.2% |
2010 | 23.33 | 7.7% | 24.1% |
2011 | 27 | 14.3% | 27.5% |
2012 | 30 | 12.3% | 28.5% |
2013 | 43 | 44.6% | 32.6% |
2014 | 57 | 30.9% | 33.2% |
2015 | 70 | 23.5% | 35.4% |
2016 | 85 | 21.4% | 38.3% |
2017 | 90 | 5.9% | 38.2% |
2018 | 105 | 16.7% | 40.5% |
2019 | 115 | 9.5% | 41.7% |
2020(予) | 120 | 4.9% | 43.5% |
また、1500億円の自己株式取得も決議されており、株主還元に力を入れていることが分かります。
KDDIの株主優待
KDDIは、株主優待も実施しています。
配当金のみならず、優待があるとちょっぴり嬉しいですね。
また優待とは別に、株主に向けて、機種変更に使えるクーポンももらえるので、auを使っている方は保有するメリットが大きい銘柄と言えます。
さて、株主優待です。
「au WALLET Market」より、「全国47都道府県のグルメ品」からご自由にお選びいただけるカタログギフトがもらえる優待制度です。
100株以上保有していると、3,000円相当(5年以上株式保有で5,000円相当に)。
1,000株以上だと、5,000円以上相当(5年以上株式保有で10,000円相当に)。
保有期間 | 5年未満 | 5年以上 | |
---|---|---|---|
保有株式数 | 100~999株 | 3,000円相当 | 5,000円相当 |
1,000株以上 | 5,000円相当 | 10,000円相当 |
5年以上継続して保有することで、内容がグレードアップするのはうれしいですね。
配当金も継続して、また、増配銘柄でもありますので、長期で保有しやすいですね。我が家も夫婦で同銘柄を保有していますが、保有し続ける方針です。
子会社である沖縄セルラー電話も同様の株主優待があります。
生ハムをチョイスしてみました。
KDDIの隠れ株主優待
また、隠れ優待として、au PAYで使えるクーポンやau PAYマーケットで使える割引券がもらえます。
1株でももらえるので、めちゃくちゃ利回りいいですよ!
以前は、auの割引クーポンもあったので、auに機種変更する際にも役立ちました。最近は見ないなぁ。
また、株主通信に掲載のアンケートに応募するとプレゼントももらえます。
1株でも嬉しい特典ですね!
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配当利回り+優待利回り
KDDIの優待もなかなか魅力的ですが、配当利回りと優待利回りを合わせるとどのくらいになるでしょうか。
5年以上継続して保有していると優待利回りが上がるため、魅力度はさらに高まります。
株価が2,900円の場合です。配当金は1株90円で試算。
2019年3月期は1株100円になるので、さらに利回りは上がりますね。
配当利回り | 優待利回り | 合計 |
3.1% | 1.0% (3,000円相当) | 4.1% |
1.7% (5,000円相当) | 4.8% | |
3.4% (10,000円相当) | 6.5% |
隠れ優待
2019年6月には、届いた株主通信のなかに、株主アンケートを答えた方向けのプレゼントが用意されています。
- KDDIオーシャンリンク見学会
- しまものマルシェ厳選産品
- コンサート
- 映画
- KDDIオリジナル文具セット
- クオカード(500円分)
抽選になりますが、こうした隠れ優待も当たれば嬉しいですね。
KDDIの配当金はいつもらえる?
2018年6月21日に配当金の入金がありました。
2018年12月3日に配当金の入金がありました。
KDDIの株価チャート
ここまで伸びるとはですね!
KDDIの業績
2019年3月期に向けた中期目標によると、
「営業利益は年平均成長率7%をめざす」とあります。
また、くり返しになりますが、配当性向は40%超を目指しており、自己株式取得の実施も謳っていることから株主還元は今後も期待できますね。
auからの継続的な収入とau経済圏の拡大が期待できます。
通信事業+アルファの事業も順調に育っています。通信会社は、通信事業以外の収益源を各社育てていますね。
また、積極的に企業買収もしているので、そうした企業が芽吹いてくれば、更なる強固な業績が期待できるのではないでしょうか。
配当金収入は下落時のプロテクター
高配当株、連続増配株は株価が下落したときも、高い配当がプロテクターの役割となります。
キャッシュインがあるので、追加投資の際にも寄与しますね。
株価が下がってくると、売りたくなる衝動に駆られてしまいますが、目的は配当金収入です
そして、株価が下がったからと言ってauを使っている人が一斉に解約するわけではありません。
安定した収入がKDDIにはあります。その収益を活かして、企業買収にも力を入れていますね。
2020年の5Gが始まれば、さらに通信会社の役割は高まるのではないかと思っています。
5年継続して保有すると、株主優待の利回りも高まるので、そのときが楽しみです。
ではでは。
比較記事です
ドコモとKDDIの18年度上半期決算
将来のお金の不安を小さくしていくためには、資産運用は欠かせません。
資産運用の代表的なツールが「株式投資」。
株式投資では、ある程度の資金が必要ですが、何事も「小さく始めること」が大事です。
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