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株式投資の配当金で生活費を稼ぐという発想。配当重視が大切な理由

配当金配当金投資
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7年前あたりから配当金を増やすことを投資のKPIにしています。

余剰資金は、基本的に配当金狙いの投資をしています。

我が家の第1目標は、年間90万円の住宅ローン相当額でしたが、2019年は保有株を手放さなければという前提ですが、達成見込みです。

得られた配当金は全て再投資し、配当金という収入を太くしていくことに使います。

相場は荒れ模様になったとしても、雨の日も晴れの日も、高配当株への投資を続けていきます。

当分の間は、リスク分散の点で有効なETFよりも、利回りで勝る個別銘柄での分散投資を考えています。そのため、ETFは保有していません。

配当金投資をするうえで、目標を持つとブレずに投資を続けることができます。

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配当金を得るための目標を定める

増配 配当金 rawpixel-561404-unsplash

Photo by rawpixel on Unsplash

最終目標はセミリタイアですが、あまりにも目標が遠いので、近い目標を立ててゆっくりと階段を上っていくイメージで配当金投資をするのがいいと考えています。

私は住宅ローンを目標にしましたが、

固定費から考えると目標に向けて行動しやすくなります。

固定費とは、全て年間で考えて、

  • 電気代
  • 水道代
  • スマホ代
  • 保険料
  • 食費
  • 外食費
  • 旅行費(帰省費)
  • 家賃
  • 住宅ローン

などから、

金額が最も低いものを最初の目標にする。

そう考えていくと目標が明確になります。

電気代であれば、年12万円くらいでしょうか。

12万円であれば、

12万円÷4%=300万円の投資資金があれば、達成可能です。

年12万円の不労所得があれば、旅行費にも充当できますね。

税引き後利回り 4%投資額(円)
電気代年12万円3,000,000
光熱水費年36万円9,000,000
住居費年108万円27,000,000

税引き後4%の配当利回りの銘柄に投資をすれば、投資資金300万円で達成できるのです。

配当金は安定収入だが育てるのに時間がかかる

配当金 william-iven-22449-unsplash

Photo by William Iven on Unsplash

投資をしていると、相場の上げ下げで心がブラブラと揺さぶられるものです。

そのため、投資の目標を持つことで、そのブラブラを防ぐことができます。

私自身、心が弱いので、目移りしてしまいましたが、ものすごく反省しています。

当初から配当金狙いにしておけば、今では配当金はもっと多くもらえ、元本も増えていたことでしょう。

非常に残念な回り道をしてしまったものです。

失った時間は取り戻せません。

そうした反省点もあるので、

今は配当金を得ることを目標にした途端、それに突き進むことだけを考えています。

高配当株、連続増配株は塩漬けになりにくい

株式投資で一番辛いのは、含み損をずっと持ち続けることです。

いわゆる塩漬け株です。

私も経験があります。

ただ、配当金を毎年くれるような銘柄であれば、塩漬け株は基本的に考えなくていいと思うようになりました。

配当株は、キャピタルゲインとインカムゲインの両方を狙えます。

利回りにもよりますが、含み損が出たとしても、配当金は毎年受け取ることができる銘柄であれば、いずれその損失を上回る配当金を得ることが可能です。

そして、増配銘柄であれば15年程度保有すれば、投資資金も配当金で回収することができます。

参考  配当金で元本回収する目安

増配銘柄は、業績が好調なため、あるいは、景気の変動をうけにくいため、増配するキャッシュを作ることができるわけです。

そのため、増配銘柄を選ぶのがハッピーですね。

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高配当株の投資方針

【高配当株の投資方針】

  • 複利効果重視で、配当再投資による配当金増加をめざす
  • 原則、配当利回り 3.5%以上(4%以上が望ましい)
  • 割安な株 PER 15倍以下(もしくはPEGレシオ 1倍以下)
  • 配当性向 50%以下
  • 営業費用売上倍率(売上÷営業費用)=1.15倍以上
  • 営業利益率 15%以上
  • 営業キャッシュフローが安定して推移
  • 営業キャッシュフローマージン 15%以上(営業CF÷売上高)
  • EPSが毎年上昇している
  • 自己資本比率 50%以上
  • 増配銘柄 連続増配年数 5年以上
  • 過去10年の間に減配なし
  • 安定したビジネスモデル

参考記事 減配リスクを減らす5つのポイント

オススメ 配当再投資で報われる銘柄を選ぶ方法。

オススメ 営業キャッシュフローに着目した世界一わかりやすい米国式投資の技法

高配当株を持ち続けることで避けたいのは2点です。

  • 倒産
  • 減配

そのため、財務の安定した銘柄を保有しています。

また、現金を稼ぐ力を見る「営業キャッシュフロー・マージン比率」も重視しています。

毎年高いキャッシュフローを得ている企業は、稼ぐビジネスモデルであるといえますね。

「高配当利回り」+「稼ぐ力」が高い企業を10社選んでみた(営業キャッシュフロー・マージンの比較)
相場は上げ下げが激しくて、目が回りそうですが、我が家の投資方針は投資信託の積立投資を除けば、配当金をKPIにしています。 株価が下がると、少ない資金で多くの配当をもらえるので、素直に嬉しいです。 2018年は税引後年間50万円の配当金を

安心して保有できる連続増配銘柄

連続増配銘柄を保有していれば、保有するだけで、配当金が増えます。

もちろん、増配するかどうかは神のみぞ知るわけですが、増配実績を踏まえて投資することが大切ですね。

配当金のデメリットは、受け取るたびに税金がかかる点です。

  • 日本株 約20%
  • 米国株 約30%

額面配当金の7掛け~8掛けが手取り配当金です。

税制面で有利な日本株では、

安定株では通信株が挙げられます。

国内シェア4割のNTTドコモ

同3割のKDDI、ソフトバンク、

沖縄でのシェア5割の沖縄セルラーなどが増配余地があり、安心して保有できる銘柄です(ソフトバンクは増配余地は低いですが)。

景気が落ち込んだときに、携帯利用者の4割が使っているドコモの契約をやめるでしょうか。

沖縄県民が沖縄セルラーを解約するでしょうか。

考えられないですね。

ドコモは過去一度も減配したことのない企業であり、株主還元にも積極的な会社です。

以前、ドコモにヒアリングした際には、キャリアのなかでも解約率が最も低いことが強みと言っていました。

解約率は1%を下回っており、ほとんど解約のないのがドコモをはじめ、キャリアの強みです。

弱みとしては、若年層の開拓ができていないとのことでしたので、シェアパックをはじめとする家族ぐるみでの契約率の向上がキーでしょう。

世界の株主還元は10年で2倍に

日本経済新聞の記事によると、世界の企業が株主に回すお金は、リーマンショックの2008年度比で、2018年度は過去最高の約265兆円にもなり、10年で2倍に増えています。

配当金を安定して出す企業を持ち続けるだけで、株主の懐は温かくなっているのです。

日本企業は2018年度見込みで配当性向は32%となっており、世界企業の平均である約45%と比較して見劣りしています。

一方、日本企業の手元資金は120兆円にも積みあがっています。

今後、配当を含む株主還元は世界水準になってくれれば、国内企業への投資にも妙味がありますね。

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配当金という副収入を育てよう

株式投資

副収入を作ることができれば、人生の選択肢を広げることが可能です。

私の反省は、シーゲル本に出会いながら、それを実践できなかったことです。

配当金は年数%程度と投資額が小さいと、収入としての実感が薄いです。

そのため、どうしても短期で爆上げするような銘柄に憧れます。

短期で結果を求めようとしてしまうのです。

配当金を目標に、金額の小さな固定費を目標にして、その目標の階段を上がっていくように、投資を続ければ、やがて大きな配当金を得ることができます。

それまでは、配当金は全て再投資し、複利効果を得ることが大切です。

自戒を込めて、この投資手法を愚直に続けて行きたいと思う。

短期で儲けることは憧れますが、お金を減らさず、収入源を増やすインカムゲインを中心の投資は、負けにくいのです。

ではでは。

稼ぐ力もあり、増配余力のある通信株
NTTドコモの配当金・配当利回り。増配銘柄として継続保有
「配当金」「連続増配」「高配当株」をキーワードに株式投資をしています。保有株のひとつに、NTTドコモ(9437)があります。NTTドコモは、国内シェア4割を誇り、最大の通信事業者です。ドコモを知らない方はいないですね。201
KDDIの配当金・配当利回り・株主優待。2020年度は4.3%増配で19年連続増配へ
​年間のキャッシュフローを増やすために、配当金目的の投資をしています。何銘柄か株式を保有していますが、その一つに通信株であるKDDIを保有しています。auブランドを展開するKDDIは、安定した事業収入がありますね。株主還元にも積
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※ 当ブログでは、具体的な銘柄や投資信託について言及することがありますが、売買の推奨等を目的としたものではありません。最終的な投資決定はご自身の判断でなさるようにお願いします。

ジンカブ~配当金再投資~おさいふプラス

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