歴史的な相場が訪れています。自分の備忘録として、残しておきます。
まさか、NYダウ平均株価が一週間で二度もサーキットブレーカーが発動されるとは。
サーキットブレーカー発動から再開したけど・・・
— ジン@配当と優待好き💹 (@jin_walletplus1) March 12, 2020
【ダウ平均】-2157.38 (-9.16%) 21395.84 pic.twitter.com/nozbgkJvXJ https://t.co/I7a0gTaqBK
結局、NYダウは前日比2352ドル60セント(10.0%)安の2万1200ドル62セントと2017年6月以来、約2年9カ月ぶりの安値。
下げ幅は9日の2013ドルを上回り過去最大で、
下落率は87年10月19日のブラックマンデー(22.61%安)以来の大きさ
ものすごい瞬間を見ることができました。
反動で上げそうですね。
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— ジン@配当と優待好き💹 (@jin_walletplus1) March 13, 2020
短気なリバウンドか、底入れのサインかは分かりません。
今日の暴落相場では、あえて買いに行かず(少し買い)、キャッシュを残す作戦にしました。
日経平均株価は一時17000円割れ
終値としては、
2016年11月11日以来、3年4カ月ぶりの安値
下げ幅は2016年6月24日以来、約3年9カ月ぶりの大きさ
ものすごい下げ幅です。
我慢のときが続きますね。
耐えることが良いのかは不明ですが。
買いに行けなかった理由
積極的に買いにいけなかったのは、短期的なリバウンドはあるかもしれませんが、下落相場が長く続くのではないか?と考えているからです。
過去のショック相場で比較しています。
今回のコロナショックは、リーマンショックよりも速いスピードで株価が下がっています。
すさまじいですよね。
リーマンショックのときより早いスピードで下げているわけですが、長く長く不景気相場となったのが10年前のリーマンショックです。
さきほどのグラフは、リーマンショックの株価の起点を2008年6月6日にしたものですが、下落相場はその前から始まっていました。
2007年7月9日起点が直近の高値ですが、私が一番恐れているのは、今回もじわじわと下げるリスクです。
当面は、東京五輪の中止や延期などがショックは大きいと思います。
アメリカが中国からの入国禁止に加えて、英国を除く欧米からの入国禁止措置を取っています。
もし、日本からの入国を禁止したら?いまの入国禁止措置を延長したら?
東京五輪の中止に加えて、景気が悪化したら?
観光経済はガタガタ状態になってきているので、経済が冷え込み、雇用に影響し始めたら?
そう思うと、今日の大きな下げはチャンスと思いつつ、思いとどまりました。
高値から2割の下げは「下落相場入り」
NYダウ平均株価は、2020年2月12日に付けた史上最高値2万9551ドルから2万3553ドルまで売られ、その間の下落率は2割を超えています。
過去の経験則から株価が下落前に戻るのに時間がかかる
「弱気相場入り」
とされています。
金融危機前の07年10月からの株安など、米国の過去の弱気相場では
高値からの下落率は平均38%。
元の水準に戻るまでには2年4カ月かかった。
世界の主要46カ国・地域のうち、
7割の32カ国・地域(11日終値ベース)が弱気相場入り。
過去1年の高値からの下落率は、
- ロシアが34%
- イタリアが30%
- ブラジルが29%
- フランスが25%
- ドイツが24%
となっています。
日経平均株価は、2020年3月13日終値で計算すると、直近高値の24115円(20年1月15日)から27.7%下落しています。
先物市場を見ると爆上げしていますが。
日経平均株価 | ||
日付 | 直近高値 | 下落率 |
(20年1月15日) | 24,115 | – |
(3月13日) | 17,431 | △27.7% |
3月13日からの下落率 | N255 | 直近高値からの下落率 |
5%下落 | 16,559 | △31.3% |
10%下落 | 15,688 | △34.9% |
15%下落 | 14,816 | △38.6% |
20%下落 | 13,945 | △42.2% |
30%下落 | 12,202 | △49.4% |
40%下落 | 10,459 | △56.6% |
50%下落 | 8,716 | △63.9% |
もし高値から38%下がるとなると、日経平均株価は15000円割れにもなります。
リーマンショック級に景気が冷え込んで、60%も下がれば、10000円割れ・・・想像したくないです。
日経平均株価は15000円前後まで下がる可能性もあるかなと勝手に予想し、今日は買いを積極的に入れずで、投資資金温存という選択をしました。
騰落レシオも歴史的水準
売られすぎサインの騰落レシオは、70%以下が売られすぎサインと言われますが、ずっと点灯している状態です。
ついに、43.25とすさまじい数字をつけました。
PBR1倍割れは防御壁
日経平均株価のPBR1倍は、強固なサポートラインとして機能してきました。
3月13日終値で0.84と大きく割り込んでいます。
下方修正などでBPSが下がれば、今のPBRは参考程度にしかなりませんね。
生き残ることが大切
3月13日の売買代金は4.8兆円(4,892,305百万円)で、時価総額(4,827,688億円)の1%ほどとなっています。
もしかしたら、セリング・クライマックス(Selling climax)」で、中長期的な下落相場の最終段階において、取引参加者の大半が弱気一色となって大量の売り注文をマーケット(市場)に出し、相場が急落するような局面を迎えて、絶好の買い場だったかもしれません。
日経先物は爆上げしています。
【日経先物ラージ #日経先物L】+1180 (+7.03%) 17970 pic.twitter.com/kuFC210ZPe https://t.co/I7a0gTaqBK
— ジン@配当と優待好き💹 (@jin_walletplus1) March 13, 2020
私は底がどうかはわからないので、投資資金を切らすことなく、徐々に買っていこうと思っています。
今日、買わなかったのは今のところ失敗かもしれませんが、買わなければ損もしません。
さらなる下落があることを前提に、日経平均株価がもし15000円割れしたら?などを考えて、心理シミュレーションをしつつ、欲しい株を買っていこうと思います。
10年に1度の絶好のチャンス。
幸いにしてキャッシュポジションが高いので、チャンスを活かしていきます。
欲しい株のリスト化はして、目標株価も設定してるので、指値を出し続けます。
短期で儲けるより、生き残ることを優先します。
それにしても歴史的な相場ですね。
ではでは。
将来のお金の不安を小さくしていくためには、資産運用は欠かせません。
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