今回も四季報を活用しながら銘柄探しをしていきます。
四季報の見出しに着目しながら、見つけていきましょう。
今回は、
最高益を叩き出している高配当株
なかなかそそるタイトルですね。
見てみると、株価も堅調なので、買いのチャンスをうかがいたい銘柄ばかりです。
利益を出している銘柄に投資をするのは基本なので、最高益+高配当は魅力的な銘柄ですね。
四季報【最高益】を叩き出している高配当株
最高益を出しながらも、高配当であるということは、さらに増配も期待できそうですね。
【最高益】高配当株上位20銘柄
では、早速最高益を叩き出している高配当株の上位20銘柄を見ておきましょう。
1位は商船三井ですね。
私も端株でのみの保有ですが、日本郵船、商船三井は未曽有の好業績で大幅増配を発表しています。
また、2位にはジャックスが登場。ジャックスは、四季報発売後に大幅増配120円→140円を発表していますね。
四季報予想を上回る配当となっており、かなりすごいですね。
中古車ローンも好調のようで、今後も業績好調が期待できそうです。
コード | 社名 | 今期経常増益率(%) | 来期経常増益率(%) | PER(%) | PBR(倍) | 配当利回(%) |
9104 | 商船三井 | 161.96 | -34.29 | 3.42 | 1.96 | 5.78 |
8584 | ジャックス | 24.19 | 7.31 | 7.88 | 0.64 | 3.97 |
5659 | 日本精線 | 61.41 | -4.77 | 11.41 | 0.97 | 3.86 |
8031 | 三井物産 | 88.8 | -15.3 | 6.34 | 0.91 | 3.58 |
8424 | 芙蓉総合リース | 4.17 | 6 | 7.92 | 0.79 | 3.2 |
3116 | トヨタ紡織 | 27.29 | 5.47 | 8.16 | 1.14 | 3.12 |
1911 | 住友林業 | — | 2 | 7.7 | 1.13 | 3.04 |
8566 | リコーリース | 8.5 | 2.63 | 9.19 | 0.61 | 3 |
8425 | みずほリース | 23.44 | 16.17 | 7.63 | 0.9 | 2.94 |
8174 | 日本瓦斯 | 3.11 | 8.96 | 19.23 | 2.87 | 2.93 |
4732 | ユー・エス・エス | 5.68 | 1.53 | 23.99 | 2.95 | 2.87 |
9069 | センコーグループH | 12.46 | 5.6 | 11.25 | 1.17 | 2.81 |
4183 | 三井化学 | 80.48 | -6.72 | 8.25 | 1.29 | 2.73 |
5333 | 日本ガイシ | 52.81 | 3.7 | 10.25 | 1.18 | 2.5 |
8015 | 豊田通商 | 10.64 | 6.53 | 11.56 | 1.17 | 2.44 |
2733 | あらた | 7.44 | 3.84 | 9.48 | 0.87 | 2.24 |
9928 | ミロク情報サービス | -4.68 | 4.65 | 15.19 | 2.63 | 2.2 |
2359 | コア | 6.43 | 11.11 | 15.22 | 1.83 | 2.19 |
6999 | KOA | 192.61 | 9.3 | 12 | 1.1 | 2.17 |
6361 | 荏原 | 50.57 | 5.4 | 15.51 | 1.93 | 2.16 |
保有銘柄はありましたでしょうか。
私はリコーリース、みずほリース、芙蓉総合リースのリース各社をのんびり保有していますので、このランキングに入っているだけで嬉しい限りです。
リース会社の配当や株主優待の魅力は、こちらの記事でまとめています。
四季報予想の増配率が高い上位10銘柄
さて、ここからは四季報が独自に予想している来期の配当予想です。
来期配当は、140円~145円など幅を持たせた記載もありますが、ここでは上限で表をまとめてみました。
トップはみずほリースですね。
なんと1株配当は今期110円から来期は140円~145円と大幅増配を予想しています。
材料欄では、水力発電事業も手掛けるようですね。
脱炭素銘柄としても注目ですね。
【持分化】9月、日鉄興和不動産の株追加取得し22%強保有、持分法適用会社に。開発段階からの参画や出口拡充など不動産の強味広げる。熊本で当社初の水力発電事業も。
仮に四季報予想通りの増配があるとすると、
配当利回りは2.94%から
3.88%と大幅にUPする
ことを意味します。
これが増配株の魅力ですよね。
保有しているだけで配当金が増えていきます。
では、来期の四季報配当予想の増配率が高い上位10銘柄です。
コード | 社名 | 株価 | 今期配当 | 配当利回(%) | 来期配当 | 来期配当(%) | 増配率 |
8425 | みずほリース | 3740 | 110 | 2.94 | 145 | 3.88 | 31.8% |
6999 | KOA | 1839 | 40 | 2.18 | 50 | 2.72 | 25.0% |
8174 | 日本瓦斯 | 1702 | 50 | 2.94 | 60 | 3.53 | 20.0% |
6361 | 荏原 | 6010 | 130 | 2.16 | 150 | 2.50 | 15.4% |
1911 | 住友林業 | 2299 | 70 | 3.04 | 80 | 3.48 | 14.3% |
2359 | コア | 1591 | 35 | 2.20 | 40 | 2.51 | 14.3% |
8566 | リコーリース | 3825 | 115 | 3.01 | 130 | 3.40 | 13.0% |
3116 | トヨタ紡織 | 2045 | 64 | 3.13 | 70 | 3.42 | 9.4% |
5333 | 日本ガイシ | 1913 | 48 | 2.51 | 52 | 2.72 | 8.3% |
8015 | 豊田通商 | 4900 | 120 | 2.45 | 130 | 2.65 | 8.3% |
配当や優待もあると非常に魅力的ですよね。
ちなみに、株価も堅調ですので、三拍子そろった銘柄をこの中から探せるかもしれませんね。
低配当でも魅力的な銘柄
【最高益】の見出しが出ている銘柄でも、低配当利回りの銘柄です。
低配当であっても、増配が続くことで高配当にも生まれ変わっていきますので、低配当だからといって投資対象から外すのはかなりもったいないです。
コード | 社名 | 今期経常増益率(%) | 来期経常増益率(%) | PER(%) | PBR(倍) | 配当利回(%) |
8715 | アニコムHLD | 19.65 | 6.06 | 32.6 | 2.92 | 0.13 |
6050 | イー・ガーディアン | 30.43 | 6.11 | 31.36 | 7.76 | 0.42 |
3798 | ULSグループ | 12.75 | 9.37 | 34.54 | 5.07 | 0.64 |
2326 | デジタルアーツ | 23.7 | 16.21 | 52.05 | 13.11 | 0.69 |
4527 | ロート製薬 | 2.88 | 1.62 | 24.19 | 2.62 | 0.83 |
6967 | 新光電気工業 | 71.65 | 15.38 | 17.33 | 3.5 | 0.88 |
3675 | クロス・マーケG | — | 18.91 | 16.4 | 4.42 | 0.9 |
6857 | アドバンテスト | 55.13 | 6.48 | 27.96 | 7.95 | 1.03 |
9697 | カプコン | 26.27 | -2.28 | 29.14 | 5.99 | 1.06 |
私はどれも保有できていませんが、
- イー・ガーディアンはネット監視銘柄
- デジタルアーツはネットセキュリティ関連
- カプコンはゲーム関連
としても注目しています。
また、ULSグループはシステムコンサルティング会社として、かなり強みを持っており、株価もかなり堅調で良いですね。
もちろん業績もかなり良いです。
増配率の高かったみずほリースの配当推移
みずほリースは20期連続で増配をしている銘柄でありながら、配当性向はわずか23%と非常に低いですね。
業績が順調に伸びながら配当を増やせています。
リース市場は縮小していますが、リース以外の分野各社広げており、脱リースの流れですね。
リースがなくなることはないでしょうから、リースの強み+αが今後も期待です。
ついでにリコーリースも見ておきましょう。
26期連続増配、クオカード優待魅力と鉄板です。
最後に、総合商社の一角である豊田通商も見ておきましょう。
同社は24年3月期までの中期経営計画でさらなる業績拡大を目指しており、増配を期待したいですね。
総合商社のなかでは、伊藤忠商事や三菱商事を抑えて、過去10年同社が最も配当金を増やしてきている銘柄なのです。
業績の良い配当株に投資
業績が悪いと、「ない袖は振れぬ」ではないですが、配当金も増やすことができません。
最高益を出しているということは、利益が過去一番出ていることですので、株主還元も期待できる銘柄群ですね。
- 増配が続くことで、配当金が毎年増えてくれる
- 業績が良いことで、株価も堅調となる
- 株価が堅調となることで、含み益が大きくなる
- 含み益が伸びれば、長期投資につながる
- 毎年安定配当でキャッシュフロー収入が作れる
ほかにも良い銘柄を見つけているので、記事にしていきますので、楽しみにして頂ければと思います。
ぜひ、四季報をこの機会に手に取ってみてください。
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