株価が下がっている銘柄は、基本的には投資対象から外しています。
株価が下がっている銘柄は売りが売りを呼ぶ、買いたい人が少ないので株価も上がっていかないからです。
とはいえ、株価が安い銘柄は安く買えることも意味しますので、株価上昇に転じればリターンも大きくなります。
この記事では、
- 株価が下がっている銘柄
- ブランド力がある自力のある銘柄
- 将来の成長が期待できる銘柄
として2銘柄をピックアップしてみました。
ちょっと気になる銘柄です。
株価下落しているが長期投資向き
株価は下落していますが、中長期で見た場合は、非常に魅力ではないかと考えています。
7453 良品計画
1銘柄目は、無印良品を展開する良品計画です。
無印良品を好きなユーザーは多いのではないでしょうか。
我が家も大好きなブランドで、キッチン周りはほとんど無印ですし、子どもの服や自分の服、収納アイテム、ダイニングテーブル、寝具なども気づけばほとんど無印良品です。
何より品質が良く、使いやすい。
将来は無印良品で家を建てたいと思うくらいです。
さて、その無印良品の業績ですが、21年8月期は前年のコロナショックの影響もあり増収増益です。
最近の月次を見ていると、ややイマイチ感はあります。
店舗にはよく行くのですが、客足は多く、レジも並びと好調なのかなという印象です。
同社の株価の推移です。
さすがにコロナショックのときは1000円割れでしたから下げ過ぎでしたね。
決算発表後は少し上がりましたが、円安が進むにつれて同社の株も下げ基調で年初来安値水準です。
同社は中期経営計画を打ち出しており、2030年8月期に3兆円の売上高を目標としています。
かなり野心的ですが、ちょっとワクワクしますね。
今の売上高は4000億円程度ですから、7倍以上です。
指標面で見てみると、PER16倍、PBR2.5倍となっています。
7453 良品計画 | |||
株価 | 2,017円 | 営業利益率(予) | 9.4% |
PER(予) | 16.57 | ROE(予) | 17.3% |
PBR(実) | 2.50 | 自己資本比率 | 66.6% |
ミックス係数 | 41.44 | 営業CFマージン | 5.6% |
配当利回り(予) | 1.98% | 配当性向 | 31.0% |
EPSは128.9円(21年8月期)、22年8月期はやや下げて121.6円です。
24年8月期に売上高7,000億円を目指す目標を出していますが、売上は21年8月期比で約1.5倍。
店舗数を約1000店舗から1300店舗(21.8→24.8期)をめざしています。
22年8月期は81店舗増の1083店舗を見込んでいますので、やや目標店舗数には厳しい状況かなという印象。
PER16倍と市場からの期待が低いようにも思いますが、中計通りに売り上げを伸ばし、EPSも1.5倍になればPERは10倍程度とかなり割安ですよね。
24.8期に1300店舗は難しくても、今のペースで1250店舗にまで増やすことができれば、売上6000億円台は見えてきそうですね。
市場からの期待が低いですが、株価の反転はすぐになくても、中長期で見ると面白いかも。
何より、ブランド力はすごいですし、商品の品質も良い。
最近は小規模店舗も見るようになって、行きやすいですね。
個人的にも大好きなブランドなので応援したい銘柄。
6750 エレコム
2500円くらいで買ったので、めちゃくちゃ含み損です。
コロナショック並みに下がっています。
下方修正したことも大きな要因ですね。
色々要因はありますが、
- GIGAスクール特需やコロナ特需が思ったよりしょぼかった
- 半導体不足で機会損失が大きかった
- 半導体不足や資材価格の高騰でコストアップとなった
などにより大幅な下方修正をしています。
株価の下げもえぐいですね。
業績面の推移ですが、完全な曲がり角になっています。
同社は連続増配を続けている銘柄で、22年3月期はEPS激減で配当性向が高くなっています。
これ以上下方修正すれば減配もありそうな気もします。
とはいえ、同社は鉄壁の財務力を誇り、自己資本比率70%強。
キャッシュインも他社と比較して早く、手元流動性も6ヵ月と十分あり、心配なしの銘柄。
PER17倍、PBR1.76倍とそこまで高くないですね。
株価も20万円を大きく割り込み、買いやすい水準です。
今期は下落要因もありますが、前期のEPS118円に復調するとすれば、PER12倍くらいと割安かもしれませんね。
同社はファブレスメーカーで、工場を持たない製造業のため、工場などの大きな設備投資が不要で高収益企業。
現在はBtoCの売上が6割を超えていますが、BtoB企業も育てています。
監視カメラビジネスを強化していますね。
ヘルスケア商品も育てており、成長材料はありそうです。
割安成長株投資を中長期で
良品計画もエレコムも株価が下げ基調ですが、ブランド力、知名度もあり、何より商品がいいですね。
短期的には業績がついてこないので、株価の上昇はなさそうですが、目線を2,3年先の中長期で見た場合はどうでしょうか。
今は、原油高、半導体不足、円安などのコスト高要因が多いですが、2,3年も続くでしょうか。
時価総額で見ると良品計画は5000億円、エレコムは1300億円程度です。
割安銘柄の平均回帰を狙って、保有しても良いかなと考える銘柄。
どちらも財務面は強固なのも安心材料です。
割安成長株投資では、こちらの本が最近読んで良かった本なので、ぜひ読んでください。
将来のお金の不安を小さくしていくためには、資産運用は欠かせません。
資産運用の代表的なツールが「株式投資」。
株式投資では、ある程度の資金が必要ですが、何事も「小さく始めること」が大事です。
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