確定申告の時期になってきましたね。
我が家も住宅ローン控除、ふるさと納税、医療費控除、雑所得などなどいろんな申告が必要なので、多彩です!一応、ある程度準備はできました。
さて、先日、税務署に電話相談したときに、雑所得のことについて聞いていたのですが、ついでに聞いたことがあります。
「楽天ポイントを利用した際の確定申告はどうなるの?」
お問い合わせも受けていたので、聞いてみました。
ポイントは確定申告が必要なの?
クレジットカードを利用することが多く、そのためポイントが恒常的に貯まっています。
例えば、クレジットカード顧客満足度ランキングでは7年連続で1位の楽天カードは、多くの方が保有されていると思います。統計では、最大手の三井住友VISAカードに追いつきそうなくらい保有人数も多く、人気のカードです。私も愛用しています。
ポイントはたくさん貯まっていいのですが、このポイントって確定申告が必要なのか?ちょっと疑問に思ったので調べてみました。
税務署に聞いたところ・・・
東京国税局管内の税務署(A1)と大阪国税局管内の税務署(A2)に問い合わせをしてみました。
Q)ポイントが発生したときに必要?
A1)ポイントの取得時に収入とみる
A2)ポイント取得時には収入とみないので、確定申告は不要。
おっと、意見が分かれました・・・。ただ、ネットで調べてみると、ポイント取得時は収入とみなさないというのが多かったです。最終は税務署の判断になっちゃうということでしょう。
特に決まりはないって言っていました。
Q)ポイントを利用したときは?
A1)ポイントを利用したときには、確定申告が必要
A2)ポイントを利用したときには、確定申告が必要
ちなみに、給与所得者の場合、年間20万円以下の所得がほかにあったとしても、この場合は確定申告が不要です。
ただ年間20万円を超えると確定申告が必要なため、ポイント利用した場合には確定申告が必要のようです。
Q)医薬品1,500円をポイント利用した場合の医療費控除
例えば、医薬品1,500円を500円のポイントを利用し、1,000円の現金で支払った場合
医薬品1,500円を医療費控除の対象として含めるのか、それとも、医薬品1,000円(1,500円-500円ポイント)を対象とするのかについても聞いてみました。
A1)例で言えば、医薬品1,000円が医療費控除の対象。ポイントは値引きと同じ。
A2)ポイントはお店側からすれば値引きしたのと同じなので、例で言えば、1,000円で医療費控除をすることになる。
ポイントを利用することで”現金化”になるので、そこを見据えた回答なのかと思います。
医薬品はポイントを気にしないためにも、現金で支払うのが一番ややこしくないかもしれませんね。
確定申告はネットでしよう
今年の確定申告サイトは、更に分かりやすくなっています。
ネットで入力して、印刷すれば後は郵送するだけです。わざわざ税務署に行かなくても、確定申告をすることができます。
私は毎年この方法で確定申告を済ませています。なにせ楽ちんですからね。電子申請の場合は、ICカードリーダなど色々と買わないといけないのが面倒だったので、今では「ネットで入力」→「印刷する」の方法で行っています。
これが一番、楽な方法です。
医薬品を買うときは、ポイントを使わずに現金で買ったほうがお得ですね。
では。
また、クラウド会計を利用すると確定申告が楽になりますね。無料プランは機能は限られますが、無料で使えるので、まずは試してみてもいいかも。
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