貯金を減らしたくない病になって陥った2つの落とし穴とその要因。

結婚以来、ほぼ右肩上がりで増えている貯金。

貯金が増えていくと、「貯金を減らしたくない病」にかかってしまいます。特に残高が増えていくにつれて、そうした気持ちも膨らんでいってしまうもの。

我が家の反省点でもありますが、貯金を増やすことはとってもいいことなんですが、そればかりに目を奪われていては大切なものを失うことがあるのです。

お金はなんのために、貯める必要があるのか。

それを知っていると知らないとでは、人生の豊かさがぐぐんと変わっていきます。

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貯金は貯めるためだけにあらず

お金 サラリーマン

貯金があると安心する。その金額が大きくなればなるほどに安心していきます。

我が家は結婚当初、新居、結婚式と新婚旅行に行ったあとは、スッカラカンになりました。貯金を使い果たしたのです。

そのときの言いようのない不安は今でも覚えています。


●もしいま病気になったら?

●冷蔵庫や洗濯機など大型家電が壊れたら?

●冠婚葬祭に呼ばれたら?


きっとこうした急な出費に対応できなかったはずです。

それからというものは、貯金生活が始まります。「3年で500万円」貯めることができたのも、実際は不安から生まれた行動のおかげです。

貯金ばかりでは人生を窮屈にするだけ

そうして、我が家は一にも二にも貯金をしようという生活でした。

結果としては、投資するタネ銭も作れ、貯金を増やすことができたので、一定の安心感を作ることができたのです。

しかし、貯金というのは不思議なものですね。

もっと増やそう。

減らさずにいこう。

そうした気持ちが働きだすと、「貯金することが目的」となってしまったのです。

このことで、我が家は大きな大きな損失を出すことになります。

お金って経験や思い出を作るために使ってやるべきなんですよね。

お金は使って初めて活きる

お金は使ってあげないと、お金自身がプスプスとストレスを溜め始めます。使わないと単なる紙切れですからね。

むしろ、普段現金を見ないので、預金残高に印字された単なる数字でしかありません。

「貯金することが目的」になってしまったことで、極端にお金を使うことを恐れてしまったのです。使い慣れないという感じですかね。

結婚当初の夫婦二人だけのときに、旅行に行くということがほとんどありませんでした。旅行に行くこと自体は好きなのですが、旅行に行くとお金かかっちゃいますよね。

そのため、あまり行かなくなってしまったのです。

いま、当時の自分に会えるのであれば「あほか!」と怒鳴ってやりたいくらいです。

旅行に行くことで、思い出を作れますし、視野も広げるきっかけにもなります。旅行に限る必要はありませんが、貯金ばっかりするのではなく、もっと若い自分たちのためにお金を使えばよかった、というのが今の偽りのない思いです。

ないものねだりで、当時お金を使っていて、いま貯金・・貯金となっていたら、「あのとき貯めておけばよかった」と思っているのかもしれませんがw

家を買うタイミングを逃した

家を買う場合には、初期費用として百万円単位のお金が必要になってきます(頭金やその他諸費用)。

Pickup! 新築マンションを購入するときの諸経費ってどれくらいかかったの?

実は、相方からは「早くマンションを買いたい」とせっつかれていたのですが、賃貸派だったことと、加えて、貯金を減らしたくなかったという思いもあったのです。

リーマンショック後に結婚した我が家は、振り返ると絶好の機会でもあったのです。

首都圏のマンション価格の推移をご覧ください。

首都圏のマンション価格の推移

資料:平成28年度 住宅経済関連データより作成

平成24年(2012)に安倍政権が誕生し、アベノミクスで不動産市場は盛り上がります。マンション価格の高騰、そして、消費税増税(5%→8%)により買う人が増えましたので、一気に上がりました。

我が家がマイホームをぐじぐじ悩んでいたときには、実は絶好の買いのチャンスだったのです。

もし、このとき「貯金を減らしたくない」という気持ちを優先しすぎなければ、違った世界が見えていたかもしれません。

貯金重視の反省点は2つ

結婚当初に貯金がなかったことから突入した貯金を増やす生活。

そのために、経験やマイホーム購入のタイミングを逸してしまったのかなと思います。

その要因は?

目の前の貯金を重視していた

毎月の貯金率に捉われていた

毎月の貯金率を付けていますが、その数字に満足していた自分がいます。今月もこれだけ貯めることができた。

まさにゲーム感覚です。

私がこのときに見逃していたことは、

貯金は何のためにするか

これが完全に抜け落ちていたのです。

大事なことは、目的、そして継続的な収入と黒字

時給、お金

なぜ貯金をするのか

目的意識をもって貯めていくことってすんごい大事です。

結婚当時にお金のなかった我が家は、「貯金がない不安から逃れたい」という一心で貯金をしていたのです。

その不安は誰もが持つものですし、その不安解消を目的に持つと、たぶんいつまで経っても目的を達成することができません。

それよりも、「家を買う」「旅行に行く」「自己投資する」など目的意識をもって貯金をすることがずっと大事です。

そして、その時を見据えて行動をしましょう。その時が来たら、思い切って使ってあげましょう。それが、きっといいことなんです。

収入を増やしてお金が増える仕組みを

「貯金を減らしたくない」という気持ちは、どこか自分のなかで天井を作ってしまっている心理のような気がします。

それよりも、「また貯めればいい」「この機会を逃さずお金を使おう」という視点のほうがずっといいと思いませんか。

継続して安定して入ってくる収入と黒字を作れる仕組みができていれば、過度に不安になる必要はないんです。

働く。お金に働いてもらう。

方法はいろいろですが、収入としてお金が入り続ける仕組みづくりこそが、思い切ってお金を使うことのできる最良の手段なんだと思います。

「貯める」「使う」のバランスを意識しておきたい。

ではでは。

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