国内メガバンクの一角である三井住友フィナンシャルグループ。
参加に三井住友銀行、 SMBC日興証券 、プロミスなどを抱えます。
高配当株としても魅力で、以前保有していましたが、株価が2倍になったのでいったん利確。
配当利回りが7%を超えてきましたので、ポートフォリオに再び組み入れてみたいと思っています。
三井住友フィナンシャルグループの配当金、配当利回り、増配率についてまとめています。
三井住友フィナンシャルグループの配当金・配当性向
三井住友FCは、毎年のように増配している銘柄ではありませんが、安定して配当金を出してくれる銘柄です。
配当利回りは7%前後ありますので、高配当です。
3大メガバンクの一角であり、つぶれる心配はないでしょう。
配当性向は30%を超えてきています。まだまだ増配余地があります。
2019年度上半期の決算では、配当性向を40%まで引き上げることを目標に掲げています。
配当につきましては、持続的な利益成長を勘案し、累進的に行うものとし、
配当性向は、2020年4月に始まる次期中期経営計画期間中を目処に40%を目指します。
安定配当株として魅力です。
三井住友FCの増配率
残念ながら、毎年増配する銘柄ではありません。
ただ、増配する際には10%前後の増配をしており、長期的には配当金を増やしていけます。
個人的には、毎年増配してくれる銘柄のほうが好みですが。
三井住友FCの配当利回り推移
配当利回りは3%超えが多く、万年割安株とも言える銘柄です。
私が保有していたときは、2,000円台だったので今振り返るとかなり底値で拾えていましたね。
減配しない配当政策!累進的配当政策が魅力
配当金狙いで投資する場合、三井住友FCの魅力はなんといっても「累進的配当政策」を採用していることです。
累進配当というのは、
減配せず
減配せず
金融株は減配の心配があったのですが、配当政策として掲げており、減配せず、配当維持してくれます。
ちなみに、リーマンショックのときには、減配していましたが。。。
この珍しい累進的配当政策を打ち出しているのは、三菱商事の株主還元の方針として出しています。
三菱商事もかなり魅力的な銘柄で、投資したい銘柄です。
調べた限りでは、三井住友FCと三菱商事がこの『累進的配当政策』を採用していますね。
中期経営計画(~23年度)では、健全性を確保したうえで、累進配当を宣言しています。
配当性向はすでに40%を超えていますので、増配は厳しいかもしれませんが、累進配当、つまり減配せず配当維持の公算が大きいと思われます。
配当金の支払いはいつ?
期末配当金は6月25日頃、中間配当金は12月1日頃です。
3月の権利確定日は、
【2021年3月の権利確定日】
- 3月末日が権利確定日の権利付き最終日は3月29日(月)(この日までに株保有が必要)
権利落ち日は、3月30日(火)(この日以降に株を売っても優待がもらえる日)
年2回の配当金を出してくれます。
効率性はトップ
三井住友FCは、他社と比較しても効率の良い経営をしていることで評価が高いです。
ROE、国内預金金利回差もメガバンク3行のなかで、もっとも良いですね。
低金利の日本では利ザヤは難しい
国内の金利は低金利なので、銀行の本業である貸し出しによる利ザヤが稼ぎにくいですね。
少し話はそれますが、そうしたことでS銀行などは利息を取れる個人向け不動産融資に舵を切り過ぎたのかなと思います。
三井住友FCは、海外ビジネスも展開し、約2割を稼いでいます。
銀行も生保もそうですが、海外に活路を見出そうとしていますね。
海外については、三菱UFJフィナンシャルグループが一歩リードといったところでしょうか。
業績
21年3月期は、43.2%減の4000億円に落ち込む公算です。
かなり厳しい環境です。
三井住友FCの株価
日足で見てみると、株価は4,000円前後から急落しています。その後は3000円を超えることができていませんね。
上昇しても10%程度なので、株価の値上がり益は得にくい状況です。
三井住友FCは減配しない高配当株
累進的配当政策という減配せずに、配当維持か増配するという株主還元策を打ち出している三井住友フィナンシャルグループ。
金融株は、景気の影響を大きく受けますが、安定した効率運営、高配当が魅力的です。
倒産リスクも極めて低いでしょうし、三井住友銀行に預金するくらいなら、三井住友FCの株を100株でも持っておくほうが何倍もいいですね。
株価は3000円割れで推移しているので、一段下げがあったら保有してみたい。
証券口座を初めて開くなら、まずはSBI証券 を持っておくと間違いないでしょう。
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