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連続増配銘柄のたばこ銘柄。JT、MO、PM、BTIの比較。安定配当で家計のキャッシュを増やす戦略

たばこ銘柄 連続増配配当金投資
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加熱たばこ「アイコス」の日本での売り上げが鈍化したことを受けて、フィリップ・モリス・インターナショナル(PM)の株価が前日比16%減と急落しています。

これに釣られるように、アルトリア・グループ(MO)、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)、日本たばこ産業(JT)も総じて軟調になっています。

我が家は、連続増配銘柄への投資を進めていますが、MO、BTI、JTを保有していますので、含み損が拡大しています。

配当金目当てなので、株価下落はむしろ買いのチャンスなので、気にはしていません。

加熱たばこは、フィリップモリスの「アイコス」、ブリティッシュアメリカンタバコの「グロー」、JTの「プルームテック」と各社が力を入れている商品。

私は生涯タバコを吸ったことがないので、実際に使っている人にヒアリングすると、アイコスは吸えたもんじゃない!という声が多かったように思います。

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たばこ銘柄は配当を毎年増やす連続増配銘柄

株価は急落したことで、配当利回りが急上昇していますね。

私は、配当金収入を重視しています。

毎年、増配を繰り返してくれる企業へ投資することで、給料以外の現金収入を作りたいのです。第一目標は、年間90万円の住居費相当額です。

2018年4月20日の株価での配当利回りの比較です。investingを参考にしています。

20180420 配当利回り比較 JT

フィリップモリス(PM)が急上昇しましたね。

各社5%前後の配当利回りと高配当となっています。

営業利益率の比較

利益率で比較すると、日本たばこ産業(JT)が見劣りしますね。

25%というのは高い数字ですが、アルトリア、ブリティッシュアメリカンタバコ、フィリップモリスの利益率は、JTを凌駕しています。

20180420 営業利益率比較 JT

大きな設備投資が不要のたばこ事業は、高い収益率を誇ってくれます。

成長性という観点では、期待しにくいところですが、安定した業績です。ただ、世界的な嫌煙ブームが向かい風となっています。

そんななか加熱式たばこという新たな分野の開拓が始まっているわけですが、躓いているという感じですね。

今回のフィリップモリスの加熱式の鈍化は、投資する側としてはかなり嫌気されたんですね。

紙巻きと加熱式をあわせたたばこの出荷量は前年同期比2.3%減の1738億本だった。健康志向の高まりで世界的に紙巻きたばこ離れが広がり、有害物質が軽減できるという加熱式にかかる期待は大きい。1~3月期はその加熱式の伸びが有力市場の日本などで鈍化し、紙巻きの落ち込みを補えなかった。

引用:日本経済新聞

日本たばこ産業(JT)の配当金推移

2008年頃は、JTの配当金は魅力的とは言えず、そのときに投資しようと思いつつも、フィリップモリスなどと比べて、かなり悪い印象でした。

そのあと、増配を続けることで、現在は利回り5%程度と高配当株となっています。

20180420 配当利回り比較 JT 連続増配銘柄

2018年も1株10円の増配を予定していますが、業績はイマイチです。

ロシア市場など海外での売り上げは上がっていますが、それ以上のスピードで国内市場の業績が悪化していますね。

そのため、このままいくと増配原資がなく、連続増配が途切れるかもしれません。

日本たばこ産業(JT)

JTの最新株価 → JT(Yahoo!ファイナンス)

JTの公式HP → 日本たばこ産業(JT)

アルトリアグループの配当金推移

もとはフィリップモリスですが、米国市場とそれ以外に分社し、アルトリアは米国市場のみとなっています。

すでに今年は増配しています。年2回の増配があるかは不明ですが、今後も増配を期待できる銘柄です。

アルトリアグループ(MO)

最新の株価 → MO(Yahoo!finance)

MOの公式IR → アルトリアグループ

今後も株価水準によっては、追加投資をしていきたいです。

ブリティッシュアメリカンタバコ(BTI)の配当金推移

ブリティッシュアメリカンタバコは、世界最大のたばこ企業。アメリカのレイノルズを買収して、米国市場での地位も築いています。

20180420 配当利回り比較 BTI 連続増配銘柄

私も保有していますが、ポンド建てでは増配を続けているブリティッシュアメリカンタバコ。ただし、購入する際には、ADR銘柄であるため、ドル建てでの配当金受け取りです。

ADR(米国預託証券)とは、「American Depositary Receipt」の略称で、もともとアメリカの投資家がアメリカ以外の外国企業に自国通貨(ドル建て)で投資できるように作られたものです。

外国企業の株式を信託銀行などの預託機関(BNY Mellon, Citi Bank, Computershare Trust Co., Deutsche Bank, J.P. Morgan Chase)に預け、これを担保にADRという証券を発行し、通常の米国株式と同じようにアメリカ市場で売買できるようにしたものです。

引用-ADR(米国預託証券)とは -

ドル建ての場合は、連続増配ではなく、為替の影響により、配当金はまちまちです。

保有銘柄ですが、追加投資は控えています。

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)

最新の株価 → BTI(Yahoo!finance)

BTIの公式IR → ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)

フィリップモリスインターナショナル(PM)の配当金推移

大暴落したフィリップモリス。一時前日比17%下落というショックです。

PM チャート 20180420 配当

出典:Yahoo!finance

配当金も毎年のように増えていますが、ここ3年は増配率は2%程度となっており、増配が鈍化しています。

20180420 配当利回り比較 PM 連続増配銘柄

今回のように業績が悪化していくと、配当金を増やしていけるのかが気になってきます。

4銘柄では唯一保有していませんが、3銘柄持っていれば十分かなと思い、今後も投資することはないと思います。

フィリップモリス・インターナショナル

最新の株価→ Yahoo!finance(PM)

公式 フィリップモリス

JTの配当増加がすごい

2008年から2017年での配当の増加率の比較です。

元々配当利回りの低かった日本たばこ産業(JT)が、大きく増えていますね。

20180420 配当利回り比較 JT2

安定度で言うと、毎年約8%ずつ配当金が増えるアルトリアグループ(MO)が最も好みで、追加投資をしています。

営業キャッシュフロー・マージン

会計的にごまかしにくい、営業キャッシュフローを売上高で割った、「営業キャッシュフロー・マージン比率」を重視しています。

現金を稼げる力を見るためです。

法人税減税のこともあり、アルトリアも上がってきていますね。

PMやBTI(グラフ上BATS)の強さも光ります。

たばこ株 営業キャッシュフロー・マージン

どの銘柄も、強い現金創出力を有していますね。

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安定配当株の保有で現金収入を増やす

今回のフィリップモリスの大暴落に端を発した、たばこ銘柄の暴落。

落ちるナイフを拾いに行きましたが、数年後、吉に出てくれればOKです。

短期的には、今後も下落するかもしれませんが、寡占市場ですし、今後も低空飛行でも安定してキャッシュを稼ぎ、配当金を出し続けてくれると考えています。

そのため、株価の下落により含み損は痛いですが、配当金重視の方針のもと、引き続きがっちり保有していきます。

2018.9.6JTMOBTIPM
通貨ドルポンドドル
株価2,88960.6947.8778.78
営業利益率25.0%37.9%34.8%39.1%
PER13.5315.792.9515.3
配当利回り5.19%5.41%5.38%5.87%
最新株価JTMOBTIPM

増配を繰り返してくれる企業を保有し、また、適宜追加投資していくことで、現金収入を増やしていくことができます。

我が家は、数年後の年間90万円(住居費相当)をめざして、タバコ銘柄に限らず、連続増配銘柄への投資を中心に、投資を続けていきます。

≫ 高配当株への投資。将来の配当金は10倍以上(試算)。連続増配の威力はすさまじい

≫ たばこメーカーは増配を繰り返す高配当株。保有するJT、MO、BTIの配当金推移

配当金がもらえるとやっぱりうれしいですね。普段は株価も見ないので、配当金を得ることを最大の喜びとしたい。

米国株は、ネット証券大手3社はほぼ横並びなので、どれか1社は持っておくといいですね。

ではでは。

≫ SBI証券

≫ 楽天証券

≫ マネックス証券

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