資産形成をしていくためには、米国株への投資は有効です。
世界最大市場である米国市場に上場している企業、なかでも、私たちが知っているような銘柄は、グローバルトップの企業も多いです。
例えば、日本ではスマホの約半分はiPhoneと言われますが、Appleを知らない人はいないでしょう。
SNSで言えば、Facebookを知らない人も同様ですし、Amazonを利用したことがない人も少ないのではないでしょうか。
WordやExcelなどはMicrosoftが提供しているものです。
私たちの日常には、アメリカの大企業のサービスがかなりたくさんありますね。
そんな米国株を投資する際に、過去のパフォーマンス(年率リターン)を簡単に分析できるツールがあります。
米国株への投資の際に活用しよう
分析ツールはこちらです。
米国株は、ホントに保有したい銘柄が多いので、どれを買うか迷います。
投資資金にも限りがあること、少額投資は売買手数料が割高になるため、パフォーマンスに大きく影響してしまいます。
この分析ツール(無料)を使えば、過去の年率リターンを見ることができます。
例えば、Appleで見てみましょう。
2000年から2018年のリターンを調べてみます。
この期間は、2000年のITバブル、2008年のリーマンショックという歴史的なバブル崩壊(大暴落)がありますので、最悪の場合も想定できます。
銘柄はAppleだけにしてみましたので、ポートフォリオ割合は100%です。
① CAGR(年率リターン) 24.39%
② ベストyear 201.36%
③ ワーストyear ▲71.06%
18年間年率24%で増えているAppleすごいですね。
10,000$→566,866$と56倍にもなっています。
2000年当時のAppleは瀕死の状態ですから、投資できた人は少ないと思いますが、ジョブズ復帰に賭けた方は、大成功ですね。
そのあとのiPod、iPhoneの大成功を知らない人はいません。
複数銘柄のポートフォリオも作れる
成長株であるAppleと成熟企業であるAT&Tを50%ずつ投資したとしてみます。
① CAGR(年率リターン) 17.36%
② ベストyear 102.55%
③ ワーストyear ▲42.46%
10,000$→193,132$と19倍になっていますが、Appleだけに投資していたほうがはるかに高いリターンを得ることができていました。
これは、まぁ、結果論です。投資する際には誰も分かりません。
たった2銘柄ですが、分散投資していることで最悪の年には、Appleだけに投資するときより30%も改善されています。
暴落時には投げ売り心情になりかねないので、分散投資は大事ですね。
複数の銘柄の年率リターンも見ることができるので、参考になりますね。
米国株の運用も入れていく
我が家は、日本株と米国株の割合が9:1くらいだったのですが、数年かけて6:4くらいにしていきたいと考えています。
日本株への投資も重要視していますが、
○世界最大の市場である米国の成長が期待できる
○連続増配株が多い
米国は今後も人口増加が期待できますが、日本は人口減少社会に突入しています。
長期で見た場合は、米国市場への投資を選択しない理由はありません。
我が家が現在保有しているのは、連続増配株を中心としていますが、AmazonやAppleなどの成長株にも投資していきたいと思っています。(投資資金が欲しい)
米国株への投資はSBI証券が手数料面で有利
米国株への投資は、主要ネット証券の口座を持っておくといいですね。
手数料面では、以前まではマネックス証券が有利でしたが、今は横並びとなっています。
証券会社 | マネックス証券 | 楽天証券 | SBI証券 |
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売買手数料 | 約定代金×0.45% | 約定代金×0.45% | 約定代金×0.45% |
売買手数料② | 無料~上限20米ドル | 無料~上限20米ドル | 無料~上限20米ドル |
30万円の場合 | 11.34米ドル(0.45%) | 11.34米ドル(0.45%) | 11.34米ドル(0.45%) |
取扱銘柄数 | 約3,300 | 約1,300 | 約1,400 |
注文方法 | 成行・指値・逆指値・ツイン指値 | 成行・指値 | 成行・指値 |
注文有効期限 | 最大90日間 | 最大90日間 | 最大90日間 |
発注可能時間 | 24時間 | 15時~翌日5時 | 10時30分~19時 19時30分~翌5時 |
為替手数料(米ドル) | 25銭 | 25銭 | 25銭 ※住信SBIネット銀行利用で2銭 |
公式HP | ≫ マネックス証券 | ≫ 楽天証券 | ≫ SBI証券 |
米国株に投資する際には、円をドルに替える必要がありますが、この為替手数料を安くできるのがSBI証券です。
住信SBIネット銀行を利用すれば、為替手数料を25銭→2銭と10分の1以下にできますので、手数料を抑えることができます。キャンペーン中につき、為替手数料が無料です。
使いやすい証券会社を利用するのがベストですが、手数料を抑えることを考えればSBI証券と住信SBIネット銀行の組み合わせがベストでしょう。
分析ツール「Backtest Portfolio Asset Allocation」も使いながら、資産形成に米国株を取り入れていきます。
ではでは。
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