これから資産運用(株式投資)をしていくには、ネット証券の活用がおすすめです。
普段はSBI証券 を利用しています。
頻繁に売買するわけではないですが、手数料は抑えるには越したことはありませんね。対面式よりも手数料が安いことは魅力です。
もっと手数料を安くできないかと調べていたら、DMM株というのがあるのを知りました。
DMMは、金融ではFXのイメージが強かったのですが、株式も始めているのですね。
手数料はSBI証券や楽天証券よりも安く、また、米国株の取り扱いも始めるため、初めて証券口座を開く際には有力な選択肢となりそうです。
しかも、
米国株式手数料は完全無料!!
となっているので、米国株投資最有力はDMM株と言ってもいいのではないでしょうか。
DMM株は手数料が最安値
DMM株は、国内株式と米国株式の取引が可能です。
国内株の手数料の比較です。
1約定ごとの手数料(税抜) | |||||
約定金額 | DMM株 | SBI証券 | 楽天証券 | GMOクリック証券 | LINE証券 |
~5万円以下 | 50円 | 50円 | 50円 | 88円 | 100円 |
~10万円以下 | 80円 | 90円 | 90円 | 88円 | 100円 |
~20万円以下 | 97円 | 105円 | 105円 | 98円 | 180円 |
~50万円以下 | 180円 | 250円 | 250円 | 241円 | 450円 |
~100万円以下 | 340円 | 487円 | 487円 | 436円 | 約定金額の0.1% |
~150万円以下 | 400円 | 582円 | 582円 | 528円 | 約定金額の0.1% |
~300万円以下 | 600円 | 921円 | 921円 | 834円 | 約定金額の0.1% |
~3,000万円以下 | 800円 | 921円 | 921円 | 834円 | 約定金額の0.1% |
3,000万円超 | 800円 | 973円 | 973円 | 889円 | 約定金額の0.1% |
DMM調べ 2018年2月15日現在 |
私が購入している銘柄は、20万円以上50万円未満の銘柄が多いです。
具体的な銘柄をあげると、最近では、
- NTTドコモ 約24万円
- 日本たばこ産業(JT)約29万円
- エムスリー 約18万円
このため、微妙に手数料負担を重く感じていたのですが、DMM株は手数料が安いので、コスト負担を軽減できそうです。
大体2ヶ月〜3ヶ月に1、2回は取引をしています。
基本的に購入する銘柄のほとんどは高配当利回りの銘柄への積立投資のため、デイトレのように頻繫に取引しないので、手数料負担がめちゃくちゃ重いわけではありません。
簡単なシミュレーションです。
年6回の買付をした場合ですが、DMM株で取引をすれば420円ほど手数料負担を減らすことができます。
売買回数が増えていけば、節約金額もバカにできない金額となりますね。
売買回数 | 節約金額 |
12 | ▲ 840 |
24 | ▲ 1,680 |
36 | ▲ 2,520 |
48 | ▲ 3,360 |
60 | ▲ 4,200 |
72 | ▲ 5,040 |
84 | ▲ 5,880 |
96 | ▲ 6,720 |
108 | ▲ 7,560 |
120 | ▲ 8,400 |
投資信託について
DMM株では、投資信託は取扱がありません。
積立投資をしたい方には向いていないですね。
積立投資をしたい方は、おすすめは楽天証券です。
楽天証券は楽天スーパーポイントを利用して投資信託を購入することができます。
楽天ユーザーであれば楽天証券一択です。
それ以外であれば、SBI証券 がいいでしょう。
米国株の手数料
手数料は、主要ネット証券3社よりも安くなりましたね。
約定代金の0.45%(税込0.495%) ⇒無料
最低手数料 無料
上限手数料 20ドル(税込21.6ドル) ⇒無料
主要ネット証券3社の比較です。
証券会社 | マネックス証券 | 楽天証券 | SBI証券 |
---|---|---|---|
売買手数料 | 約定代金×0.45% | 約定代金×0.45% | 約定代金×0.45% |
売買手数料② | 無料~上限20米ドル | 無料~上限20米ドル | 無料~上限20米ドル |
30万円の場合 | 11.34米ドル(0.45%) | 11.34米ドル(0.45%) | 11.34米ドル(0.45%) |
取扱銘柄数 | 約3,300 | 約1,300 | 約1,400 |
注文方法 | 成行・指値・逆指値・ツイン指値 | 成行・指値 | 成行・指値 |
注文有効期限 | 最大90日間 | 最大90日間 | 最大90日間 |
発注可能時間 | 24時間 | 15時~翌日5時 | 10時30分~19時 19時30分~翌5時 |
為替手数料(米ドル) | 25銭 | 25銭 | 25銭 ※住信SBIネット銀行利用で2銭 |
公式HP | ≫ マネックス証券 | ≫ 楽天証券 | ≫ SBI証券 |
これに比べてDMM株での米株の取り扱いは150株程度でしたが、931銘柄(19年12月4日現在)となっています。
取り扱いしてほしい米国株の要望もでき、どんどん増えていますね。
投資先であるアルトリア・グループ(MO)やAmazon、Appleなど大型株はもちろん投資できます。
そして、特定口座での取引となっています。
決済は円貨決済となり、米ドルへの両替の手間がありません。
また、リアルタイムで株価のチェックが可能です。
SBI証券は株価の反映が15分位かかりますね。リアルタイムでYahoo!financeなどを見ながら、取引することになるので、微妙に面倒くさいです。
主要ネット証券では、マネックス証券のみリアルタイムで株価を見ることができます。
DMM株は、リアルタイムで株価を見ることができるので重宝しそうです。米株の配当金の受け取りも円貨となります。
為替差益などを考える必要がない点だけでも、DMM株のメリットがあります。
DMM株が米国株手数料を完全無料に設定!
為替のことを考えなくていいので、米国株はDMM株にする。 pic.twitter.com/swJSa92k5x— ジン@配当金再投資 (@jin_walletplus1) December 4, 2019
他社の追随を希望する声が多いですね。
為替差益を気にしなくていいのは、ほんとにメリットです。
これで為替手数料がもっと安くなったら死角なしやな!
為替差益気にしなくていいという時点で現時点でもDMM一択だけど https://t.co/y0fUdL0iSz— かいとん (@kaiton_kabu) December 4, 2019
手数料完全無料(°_°)!
しかも円貨決済なので、為替差益とかいろいろ面倒なことも考えなくてよいとはヽ(゚Д゚;)ノ!!SBI証券に今はどっぷりおりますが、開設を考えようかな💦 https://t.co/ICW8vxELiT
— こつこつシープ (@positivetry0315) December 4, 2019
とうとう米国株手数料が無料に!
いままで手数料がネックで手を出してなかったのですが、一気に身近になりましたね!😀
メインの楽天証券もはよキャッチアップ希望🤞
個別株はSTREAMが始まってから完全に乗り換えたし、他に追随する気配がないならDMMで口座作ります。 https://t.co/9uENIKtE5X— もんき〜た@端株配当投資(ネオモバイル証券+楽天銀行) (@Monkieta) December 4, 2019
米国株の為替手数料
円貨決済のため、為替手数料が発生していますが、HPに見当たりませんでした。
為替手数料が気になるところですので、問い合わせしてみました。
SBI証券、楽天証券、マネックス証券は片道25銭(ドルへの両替)です。
売買代金に対する為替手数料です。
■売買代金の計算時に採用する為替レートについて
売買代金計算時の採用レートは、当社が採用する仲値レート(TTM)を基準といたします。買付時のレート(TTS)は、「仲値レート(TTM)+0.25円」、売却時のレート(TTB)は「仲値レート(TTM)-0.25円」となります。
お客様のコストといたしましては、片道0.25円(1ドルあたり)となります。
この点は、大手ネット証券3社と同じでしたね。
続いて配当金受け取り時の為替手数料です。
■配当金の計算時に採用する為替レートについて
配当金は、金融機関における「公示レート(TTB)」を計算時に採用しております。
なお、「公示レート(TTB)」は、「仲値レート(TTM)-1.00円」となります。「公示レート」のため、仲値レート(TTM)とは「1.00円(1ドルあたり)」の差分があることをご承知おきいただけたらと存じます。コストといった表現が適当ではないかもしれません。
配当金については、若干のコストがあるという認識です。
大手ネット証券3社は、ドルでの受け取りですので、円安時まで待つという選択ができます。一方、為替差益の確定申告が必要になります。
DMM株は、為替差益の計算が不要というのは、手間がないという点でメリットでもありますね。ただ、売買の為替手数料は0.25円ですが、配当金の受け取り時の為替手数料は1円です。こ、これは高いですね。
手間を省けるメリットを取るか悩むところ。
DMM株で米国ADR銘柄
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)やウエストパック銀行(WBK)など高配当株も取扱が始まりましたね。
DMM株の手数料無料キャンペーン
取引金額が小さいと、手数料負担が大きくなってしまいますが、気にする必要がありませんね。
Amazonなどを買ってみたいです。
スマホアプリで簡単に銘柄のチェックが可能です。
スマホアプリもわかりやすい
パソコンでの取引は可能ですし、スマホアプリを利用しても取引可能です。
驚いたのが2種類画面があり、分かりやすい!見やすい!のです。
2種類は、
- かんたんモード(口座開設しなくても見れる)
- ノーマルモード(口座開設が必要)
かんたんモード
早速、DMM株アプリをダウンロードしてみました。
少し触ってみましたが、かなり見やすいですね。
ノーマルモード
ノーマルモードは口座開設している場合に見ることができます。
そして、1つのアプリで2つのモードの切り替えができます。
しかも、ボタン一つ押すだけなので、超簡単でした。
かんたんモードは口座開設しなくても見れるので早速見てみると、分かりやすいですね。
例えば、テーマごとに銘柄を調べることもできます。
最近話題の「キャッシュレス決済」や「ディフェンシブ」、「バイオテクノロジー」など豊富です。
試しに「キャッシュレス決済」で選んでみると、
オリコやヤフーなどの銘柄が出てきました。
テーマ株を調べる際に重宝しそうですね。
ディフェンシブだと、米国株も出てきました。
テーマによって、日米の銘柄を調べることができるのは便利ですね。
DMMのポイントがもらえる
取引手数料の1%分のポイントをもらうことができます。
1ポイント=1円で現金に交換して出金することもできるので、これは嬉しいサービス。
入金、出金は無料ですることができます。
口座開設の方法(スマホからも可)
口座開設を早速してみたのですが、スマホから簡単にすることができました。
わずか3分ほどで口座申込をすることができます。
マイナンバーが必要ですので、それは郵送すればあとは審査待ちです(マイナンバーカードがあれば写真のアップロードでも可能)。
スマホアプリも使いやすそうで、使うのが楽しみです。
DMM株は魅力的だ
早速口座を開設しましたが、手数料負担を抑えることができそうです。
株式投資は、同じ銘柄であれば、証券会社によって運用リターンが変わるわけではありません。
とはいえ、手数料によって買付単価が変わるので変わります。
このため、手数料負担が大きいと長期的にはパフォーマンスに影響してきます。
少しでも手数料負担を抑えようと思い、DMM株を利用しています。
投資信託の取扱いはないので、積立投資ができないというデメリットはあるものの、
DMM株のメリットは、
- 日本株の手数料負担を小さくできる
- 米国株は手数料完全無料。
- 為替手数料は売買は1ドル0.25円。配当金は1円。
米国株の完全手数料無料は、非常に大きいですね。
手数料を気にせずに、配当再投資ができます。
手数料が小さいのは、大きなメリットなのです。
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