ちょっとでもお金を増やしたいと思い始めた株式投資。
銘柄選びや財務諸表を読むのもすんごい楽しい。ただ、そこで悩むのが購入するタイミングです。
利益を出すためには、安いときに買って高いときに売るのが鉄則。
言うは易く行うは難し。
株価が下がっているときには、まだまだ下がるんじゃないかと思って、なかなか買えないことも多いんです。
そんなこんなでなかなか投資できずに、ただキャッシュだけが増えていくことにもどかしさも感じたので、投資のタイミングについては一定にして、毎月購入する積立投信をしています。
毎月積立投信のメリットとは
投資をする際には、守っておきたいことがあります。
○投資するタイミングを分散する(時間分散)
○投資する対象を分散する
100万円の資金を1回の投資をするよりも、10万円×10回というように、投資するタイミングを分散することで高値掴みを防ぐことができます。
デメリットは、右肩上がりの場合は、一度に投資をしておいたほうがリターンは高くなります。
しかし、右肩上がりかどうかは、予想ができません。
また、冒頭にも書きましたが、底値を待ちすぎて、投資できないというジレンマも出てきます。
そうしたことも考えると、毎月一定額、投資をしていくことは、時間分散をするのと同時に、投資の機会損失を防ぐことができるんです。
毎月、積立投信していくこと”ドルコスト平均法”と呼ばれますね。
万能の投資方法ではありませんが、投資を続けやすいというメリットもありますね。相場は上下するので、下がったときにも退場せずに、多く買うことができ、上昇相場で恩恵を受けることができます。
積立投信は続けやすい
積立投信をする場合には、
インデックスファンドがおすすめです。
信託報酬という継続的にかかる手数料が低いからです。また、市場の成長と同じリターンを上げることができます。
インデックスファンドに投資については、有力ブロガーが実践されていますし、検索すればすうぐにたどり着くはずです。
古い本なので、紹介されている商品を除けば、こちらの本がおすすめです。少額からでも、まずは始めてみて、自分に合った投資方法を見出すといいですね。
私も何冊か投資信託の本を読んで勉強したのを記憶しています。
毎月積立3万円を10年間続ける
毎月3万円を10年間積み立てしていくだけで、360万円になります。
投資信託に積立をしていて、毎年3%のリターンがあれば、60万円ほどの利益が出てきます。合計すると420万円にもなります。
わずか3%のリターンでも、時間を味方にすると、すごいですね。
これが複利の力です。
預貯金だけでは、こうしたことはほぼ不可能なので、すぐに使わないお金は投信を活用して積み立てるというのも選択肢として持っておきましょう。
毎月3万円を10年、20年、30年と続けていけば、2,500万円もの資産を作ることができるんです。年利5%の場合。
SBI証券 新しい積立方法
SBI証券をはじめとするネット証券では、毎月、積立投信をすることができます。
なので、ネット証券であればどこでもいいんじゃない?と思いますが、おすすめなのがネット証券最大手のSBI証券です。
毎月、積立投信をしているのが、「毎日」「毎週」「複数日」などと積立するバリエーションが格段に広がりました。
このため、時間分散がよりしやすくなりますね。
今の積み立て投信を早速さらなる時間分散の観点から、早速変更してみました。
毎月15,000円の積み立てを、5,000円×3回/月という感じで、分散しようと考えています。2月は28日までしかないので、それも考慮した積立にしようかと思います。
また、SBI証券では、非課税投資制度であるNISAについても対応しており、NISAの残り金額に応じた投資もしてくれるようですね。
ますます使い勝手のよくなったSBI証券は、やはり持っておきたいネット証券口座であることは今も変わりません。
楽天証券 楽天ポイントで購入
もう一つ、おすすめの証券会社が楽天証券です。
特に楽天ユーザーにはおすすめです。その理由は、楽天ポイントで投資信託を買うことができるからです。
楽天証券もSBI証券にライバルむき出しの会社ですので、手数料などサービス水準はSBI証券と同等です。
そのうち、SBI証券が始めた毎日積立投信なども取り入れてくるかもしれません。
インデックスファンドが王道だけど
投資信託をするならインデックスファンドを選ぶのが王道です。
市場と連動するインデックスファンドよりもリターンを上げるためのアクティブファンドと呼ばれますが、その70%はインデックスファンドに勝っていません(つまり、パフォーマンスが落ちるということ。)。
参考 「アクティブファンドはインデックスに勝てない」という資産運用業界にとって不都合な事実。個人投資家はインデックスファンドのみでOK! ダイヤモンドZai
長く積み立てていけるのが積立投信の強み。その強みを引き出すのが、インデックスファンドと言えます。
こうした積立は、投資信託を活用していますが、今年から確定拠出型年金であるiDeCo(イデコ)も利用しています。
私はこのiDeCoでは、積立金額の半分はインデックスファンドで運用しています。
えっ?半分??
私はアクティブファンドが中心です
と、インデックスファンドおすすめ!とか言いながら、iDeCo以外で私が毎月積み立てているのは、すべてアクティブファンドです。
過去5年間のパフォーマンスを良い順に上げていくと、
○SBIジェイリバイブ
○ひふみ投信
○セゾン資産形成の達人ファンド
○日経225(インデックス)
となります。
日経225(赤線)と外国株式インデックスファンド(青線)の過去5年間の推移です。順調に伸びていますね。
これにアクティブファンドを追加してみます。
もちろん、過去パフォーマンスがインデックスに勝っているからといって、この先勝り続けるかは分かりません。
それでも、私が投資をしているのは、彼らの顔が見え、どんな考えで投資をしているのかを勉強できるからです。
特に、ひふみ投信の藤野社長やセゾン投信の中野社長のコラムなどは目に通す機会が多いです。
投資をしていくにも、勉強になるし、おもしろいんですよね。
参考 「ETFだけに投資する人」は何が問題なのか/東洋経済オンライン
2012年から2017年の過去5年間で見ると、55.69%のアクティブファンドがインデックス(TOPIX)に上回っています。
積み立てを実行しよう
積み立て投信は、とても楽ちんです。毎月、1回レポートをチェックし、続けていく。
続けていける範囲で、続けていきやすい環境を作って、投資をしていく。
買う機会を見つけようとしすぎると、なかなか投資ができないので、投資資金の一部を投資信託という形で利用しています。
ちなみに、ひふみ投信は人気も高く資金流入も続いています。多くは、証券会社などからの積み立てですが(ひふみプラス)、私はひふみ投信に口座を開設しています。
投資後5年以降は信託報酬が最大0.4%下がる仕組みがあるからです。
公式 ひふみ投信
インデックスファンドの信託報酬の安さまではいきませんが、アクティブファンドとしてはかなり低い信託報酬となるんです。
インデックスファンドをはじめとする投信積立は、続けやすい投資スタイルでもありますね。
2018年1月から積立NISA(つみたてNISA)も始まりました。
少額でも始めやすいのが、投資信託の強み。
続けていく、時間を味方につけることで、資産形成の一助としたい。
ではでは。
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