将来の配当金という不労所得を増やすため、増配銘柄へ投資することを基本としています。
配当金は、「株数を増やすか」「増配するか」の2点のみ増やしていけますが、後者は当然ながらコントロールできません。
そのため、過去の増配履歴を踏まえながら、投資先を選定していきます。
配当金が増えれば、投資資金もアップしますので、さらに株数を増やすことができます。
主力はたばこ株ですが、銘柄分散先としてリース会社に注目しています。
リース会社は、増配銘柄が多く、また、株主優待のある会社も多いので魅力的な投資先。
大手リース会社7社を比較してみました。
大手リース7社の配当利回り比較
比較したのは、
- 芙蓉総合リース
- みずほリース
- 東京センチュリー
- リコーリース
- 日立キャピタル
- オリックス
- 三菱UFJリース
の7社です。
FPGや丸紅建材リースなどほかにも上場しているリース会社はありますが、今回はこの7社を比較しました。
銘柄 | 証券コード | 現在値 (¥) | 1株配当金 | 配当利回り | 配当性向 | 増配年数 |
芙蓉総合リース | 8424 | 5,770 | 220 | 3.81% | 24.5% | 19 |
みずほリース | 8425 | 2,102 | 84 | 4.00% | 22.7% | 19 |
東京 センチュリー | 8439 | 3,810 | 136 | 3.57% | 25.9% | 18でストップ |
リコーリース | 8566 | 2,903 | 95 | 3.27% | 26.0% | 26 |
日立キャピタル | 8586 | 2,075 | 150 | 7.23% | 47.4% | 0 |
オリックス | 8591 | 1,286 | 76 | 5.91% | 32.3% | 10 |
三菱UFJ リース | 8593 | 505 | 25 | 4.95% | 31.8% | 21 |
NECキャピタル ソリューション | 8793 | 1,889 | 60 | 3.18% | 19.9% | 3 |
日立キャピタルを除いて、連続増配銘柄です。
日立キャピタルも増配年数はありませんが、着実に配当金を増やしている銘柄です。
配当利回りで見ると、オリックスが際立っていますね。
いずれもPER、PBRが低く割安な水準で放置されているように思えます。
芙蓉総合リースの配当金・株主優待
芙蓉総合リースは、みずほ系のリース会社。
事務機器などのファイナンスリースの他に、不動産リースにも強みのある会社です。
また、航空機リースにも強く、配当金は19期連続で増配をしています。
株主優待も実施しています。
3月末権利確定日に株主であれば、3000円相当のカタログギフトか図書カードをもらうことができます。
2年以上継続して株主であれば、5000円相当にアップし、優待利回りも大幅にアップします。
出典)芙蓉総合リース 株主優待
本好きとしては図書カードの優待はうれしいですね。
芙蓉総合リースの増配率です。
安定して6%以上の増配率を維持しています。
業績が良いときには、大幅増配もしていますので、保有したいと思える銘柄。
みずほリースの配当金推移・株主優待
みずほリースもみずほ系です。
19期連続増配中で、不動産や航空機リースに強み。
株主優待も実施しています。
3月末権利確定日に株主であれば、3000円相当のクオカードがもらえます。
また、2年以上株主として継続保有していれば、4000円相当と優待利回りがアップします。
公式 みずほリースの株主優待
みずほリースの増配率です。興銀リースとグラフ上はなっていますが、みずほリースに名称が変更されています。
毎年、大きな増配はありませんが、安定した増配率です。
東京センチュリーの配当金推移・株主優待
東京センチュリーもみずほ系です。
みずほは、富士、興銀、第一勧銀の3社が合併なので、その系列リース会社が多いですね。
また、私も積立投資をしているひふみ投信は同社に投資しています。
ひふみの投資先では、トップクラスです。
≫ ひふみ投信
18期連続増配をしていますが、ストップしてしまいました。
東京センチュリーも株主優待を実施しています。
100株以上1000株未満は、2000円分のQUOカードがもらえます。
1000株以上3000株未満で、4000円分と優待利回りが2倍にアップします。また、2年以上継続保有で6000円分に大幅アップします。
3000株以上だと、6000円分に、2年継続保有で8000円分になります。
株価が50万円の場合、1500万円の投資が必要なのでハードルはかなり高いですが。
また、ニッポンレンタカーの親会社でもありますので、100株以上の株主に3000円相当のレンタカーが利用できる優待券をもらうことができます。
東京センチュリーの増配率です。
安定して高い増配率を誇っていますね。連続増配は止まってしまいましたが、期中に増配修正をしてもらいたいですね。
リコーリースの配当金推移・株主優待
リコーリースは、リコー系のリース会社です。
国内で初めてリースを展開した最初の会社です。
24年連続での増配を予定しており、上場以来、毎年、配当金を増やしています。
リーマンショックのときにも、減配することなく、配当金を増やしている堅実な経営に定評があります。
また、株主優待も3月末権利確定日の株主に対して、用意しています。
株数に関係なく、
リコーリースの株主優待のまとめ
- 1年未満保有 : 3000円相当のQUOカード
- 1年以上継続保有 : 4000円相当のQUOカード
- 3年以上継続保有 : 5000円相当のQUOカード
をもらうことができますね。
優待的にも魅力的です。
リコーリースの増配率は力強いですね!
日立キャピタルの配当金推移
三菱UFJグループと資本提携しています。
海外営業資産の比率が高いのも特徴でリース大手。
風力発電やオートリースに強み。
株主優待はありません。
日立キャピタルの増配率です。
増配はいったんストップしていますが、大きく減配しましたが、大幅増配していますね。
オリックスの配当金推移・株主優待
オリックスは、国内リース最大手。
我が家も家族総出でオリックス株を保有しています。
配当金は10年連続で増配を予定しています。
配当利回りが4%を超えており、魅力的な水準です。
ただし、リーマンショックのときには、減配と株価の暴落があったことは、記憶にとどめておく必要があります。
株主優待も魅力的です。
3月末と9月末の権利確定日に株主であれば、優待をもらうことができます。
オリックスグループで使える株主カードもあるので、優待は魅力的ですね。
3年未満の継続保有と3年以上継続した場合で、優待のグレードが変わってきます。
オリックスの増配率です。
毎年2ケタの増配率を維持しており、かなりの魅力的な投資先。
三菱UFJリースの配当金推移
三菱UFJグループ。日立キャピタルと資本提携をしています。
リースは首位級で、不動産や航空機に強み。太陽光発電も手掛けています。
三菱UFJリースの増配率です。
増配率には波がありますが、安定していますね。
株価が5万円台と投資しやすいのも魅力です。
配当再投資がしやすい銘柄。株主優待はありません。
大手リース会社の増配率比較
最後に、大手リース会社7社の増配率推移です。
オリックスはリーマンショックのときに、大幅な株価下落と減配をしていますが、それ以降は力強い増配率です。
オリックスはすでに投資していますが、ほかのリース会社もかなり魅力的です。
ただ、オリックスと三菱UFJリース以外は株価が高いのがネック。
配当再投資も踏まえると、三菱UFJリースが魅力的。
株主優待も考えると、オリックス、リコーリースですね。
配当金投資にリース会社はその選択肢に入ってきます。
増配銘柄を保有し、配当再投資でキャッシュフローを作っていきたい。
ではでは。
将来のお金の不安を小さくしていくためには、資産運用は欠かせません。
資産運用の代表的なツールが「株式投資」。
株式投資では、ある程度の資金が必要ですが、何事も「小さく始めること」が大事です。
少額でも投資する良い方法があります。
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