KDDI(9433)が2019年度決算を発表しました。
配当金目的で保有しているので、気になる増配については、
となりました。
ドコモが新料金プラン導入により大幅な減益予想を打ち出したものの、KDDIは新料金プラン導入後も、増収増益(7期連続、過去最高)を発表しています。
力強い決算発表です。
KDDIホルダーとしては、嬉しい発表となりました。
18期連続の増配へ
19年3月期の期末配当を増額修正は予想外のサプライズとなりました。
20年3月期も5円増配により、18期連続の増配株となります。
まさに累進配当銘柄(減配せず、配当を維持するか、増配する銘柄)と言えます。
増配率はやや鈍化
19年3月期→20年3月期の増配率は、4.8%と増配率は鈍化しています。
増配率はやや落ちていますが、今後5Gの整備などにキャッシュが必要になることを考えると致し方ないのかもしれません。
増配率は過去に比較すると低いものになりましたが、
株価の上昇が期待できますね。
配当性向は40%超えへ
目標の配当性向は、19年3月期に30%から35%に引き上げていましたが、さらに引き上げて配当性向40%としています。
NTTドコモが約70%、ソフトバンクが約85%ということを踏まえると、
であると言えます。
KDDIの業績は好調!!
2019年3月期の業績、そして、2020年3月期の業績予想です。
2019年3月期の業績
連結営業利益は発足以来初の1兆円を突破しました。
また、au経済圏流通総額は2兆円超へ成長にも成長をしています。
主力の携帯電話事業のau解約率は、依然として1%以下で推移しており、安定していますね。
2020年3月期業績予想
2期連続の営業利益1兆円を予想しています。
KDDIは、低容量・中容量・大容量とそれぞれ新たな新料金プランを発表しています。
最大で4割値下げというものです。
家族で加入すれば、4GBで月3000円程度でも利用できるプランとなっていますので、キャリアで使うならauが最も魅力を感じるプランだと思います。
料金プラン発表後も、株価は上昇していますので、市場も料金プランには良い印象を受けたのではないでしょうか。
KDDIは、M&Aなどによりグループ会社を拡大しており、連結での営業利益はわずか6期で2倍にも増えています。
記憶に新しいところでは、
カカクコムへの出資、カブドットコム証券への出資などがあります。
2022年3月期には、非通信分野の売上を1.5倍に拡大させる計画です。
新中期経営計画では株主還元の強化を発表
6年後にEPSを1.5倍に成長させる計画です。
また、株主還元では、
自己株の取得や消却も発表しており、株価上昇に寄与してくれるといいですね。
KDDIの株価
携帯料金の値下げによる業績悪化が言われていたころに株価が落ちていましたが、ドコモの新料金発表以降、業績悪化懸念が和らぎ株価が登り調子です。
auの新料金プラン発表以降も株価は伸びていますね。
大きな業績悪化も見込まれず、安定配当株として人気が再燃しているように思います。
- 株価 2685円
- PER 10.18倍
- PBR 1.54倍
- PEG 1.28倍
- 配当利回り 4.1%
- 配当性向 41.7%
指標面でもPER10倍とまだまだ割安な水準であると考えられます。
KDDIは永久保有
権利確定前の下落時にKDDI株を買い増ししていました。
我が家はKDDI株は永久保有銘柄と位置づけ、毎年100株ずつ買い増ししていく方針です。
今回の決算発表で業績悪化懸念も払しょくされ、保有の安心感がありますね。
財務は強固ですし、今後の5G展開など通信会社は新たなステージに入ります。
KDDIは、株主優待のおまけもありますし、連続増配株ですので、配当金を目的とした投資として良い投資先であると判断しています。
これからも増配を続けてほしいですね。
きっと続けてくれるでしょう!
5年後、10年後が楽しみです。
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