安定した配当銘柄を長く持つことで、トータルリターンを増やし、キャッシュフローも作っていきたい欲張りな投資をしています。
投資金額が10万円程度だと、毎月とは言えませんが、2,3か月に1回は投資していくこともできます。
10万円前後の株価で高配当株は、魅力的ですね。
10万円くらいで投資できる高配当株。
— ジン@配当金再投資中 (@jin_walletplus1) December 22, 2019
✅アマダHD 6113 3.76%
✅センチュリー21 8898 3.94%
✅伊藤忠エネクス 8113 4.43%
✅ラ・アトレ 8885 3.53%
✅ラサ商事 3023 3.87%
✅セブン銀行 8410 3.06%
うん、全部ほしいww
伊藤忠商事の子会社である伊藤忠エネクス(8133)(ちなみにセンチュリー21も伊藤忠傘下)をチェックしてみました。
- PER 9.1倍
- PBR 0.87倍
- 配当利回り 4.43%
指標面でも割安で高配当株です。
伊藤忠エネクスの目標配当性向は40%以上
まずは早速配当金の推移で見ていきましょう!
08年度以降、11期連続で減配なし。
リーマンショックの時も減配していません。
毎年のように増配している銘柄ではありませんが、長期的には増配が続いています。
また、2020年度までの中期経営計画において、
配当性向を30%⇒40%以上
に引き上げています。
配当性向にコミットしている銘柄は、株主還元の意識を定量的に示してくれています。
当社は株主還元策として、経営の持続的成長を維持していく中で、引き続き継続的な安定配当を方針として掲げ、連結配当性向40%以上を指針としております。
当社は、株主の皆様へ継続的に安定配当を実施することを重要方針として掲げており、その指針 を連結配当性向 40%以上としております。
なお内部留保につきましては、事業基盤の強化とさらなる収益規模拡大のための事業投資資金等に充当していくことを基本方針としております。
引用:伊藤忠エネクスHPより
利益成長とともに、配当を増やしてくれるので、増配株として期待できます。
伊藤忠エネクスの業績
伊藤忠エネクスは、伊藤忠商事グループのエネルギー商社です。
家庭・法人向けの石油製品・LPガスの販売を中心に、高圧ガス・燃料用・厨房用・冷暖房用機器・自動車用品の販売、エネルギー(太陽光発電、燃料電池、熱供給等)の製造販売を手掛けていますね。
家庭向けLPガス・ガソリンから産業向け燃料販売・電力までトータルエネルギー企業として事業展開しており、私たちの生活に欠かせない存在です。
また、ユーグレナ国産バイオジェット燃料実証プロジェクトに参画。
大株主にはあのノルウェー政府が名前を連ねます。
売上高の推移
売上高の推移で見てみると、20年3月期(予想)は、前年比19.6%のマイナスとやや低迷期に入っています。
売上構成比で見てみると、生活・産業エネルギー(自動車用エネルギー、石油製品販売、法人向け燃料販売、高圧ガス、環境リサイクル)がダントツですね。
ちなみに、伊藤忠エネクスは、
国内アスファルトの販売シェア20%
と、私たちが通っている道路は、5歩に1歩は伊藤忠エネクスが手掛けている計算ですねw
営業利益の推移
エネルギー商社でもあるので、営業利益率は高くありません。
営業利益率は上昇傾向にありますが、営業利益もややピークから減少しています。
営業利益の構成比で見てみると、「生活・産業エネルギー」が最も多く稼いでいます。
一方、営業利益率で見てみると「LPガス・都市ガス」「電力販売」などのホームライフ事業が高いですね。
2017年には大阪ガスグループと事業を再編しています。
また、日産系のカーディーラーを傘下に収め、国内に400か所のレンタカー店舗を有しています。
2020年3月期2Q時点
やや業績は下がってきています。
利益率の高いホームライフ部門が大きく影響しています。LPガス輸入価格下落に伴う在庫影響等によるものです。
ただ、家庭向け電力販売事業において、LPガスとのセット販売を中心に顧客基盤の拡大を推進し、顧客軒数は約91,000軒(+9000軒)と好調です。
電力販売増により電力部門は好調ですが、生活・産業エネルギーでは石油販売の減少や価格の下落などマイナス面も現れています。
カーライフ部門を新設し、自動車事業へ力を入れていくことがわかりますね。
ディーラーの子会社の大阪カーライフグループが好調のようです。
また、新規事業も創出しています。
軽油代替燃料のGTL燃料の販売を始めており、環境エネルギー分野で期待できますね。
石油販売をしている会社はノルウェー政府の方針(ESG投資)に反するのですが、このあたりが評価されているのかもしれません。
また、LPWAの実証実験を実施しています。
LPWAは消費電力を抑えた遠距離通信の方式で、データ利活用が期待できます。
イメージとしては、電気や水道など人の目で検針していますが、LPWAの導入により省人化もできますね。
福岡市がNTTと組んで大々的に導入しています(実証実験)。
すでに設置件数は、10000軒となっているようで、LPガスだけでなく、電力分野で導入し収益につながっていけば面白いかもしれません。
伊藤忠エネクスの株価推移
株価の推移を見ていきましょう。
業績がやや下降気味なのは、前述のとおりです。
それに呼応して、株価も下がっています。
ただ、底値を確認し反発していますね。
- 株価 949円
- PER(予) 9.1倍
- PBR 0.87倍
- ROE 9.7%
- 配当利回り 4.43%
- 10年減配なし
- 配当性向 40%
- 時価総額 1109億円
株価指標面では、割安ですね。
10万円以下で買える高配当株
伊藤忠商事傘下の伊藤忠エネクスは、10万円以下で買える高配当株ですね。
10年減配しておらず、長期的には増配傾向です。
リスク面では、業績が下降傾向である点、また、景気に左右されやすいビジネスである点です。
エネルギーを扱う企業は、今後も私たちの生活に必要な存在です。
10万円以下と少額で投資できるので、注目しておきたいです。
業績面は底入れの確認か、株価は上がってきているので、ウォッチ銘柄です。
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